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柴犬好きにはたまらない、萌えるポイントを表現
日本犬専門誌『Shi-Ba』で連載した作品に加え、新作も多数掲載している本書。その魅力はステッチや糸の色の使い分けにあります。
茶色1色で作られがちな体も、Chicchiさんは4色前後使用。「うちの子は背中に羽みたいな模様がある」「少し濃い部分がチャームポイント」など、個体によってさまざまな特徴があるため、作品の中から“うちの子”に似ている柴犬を見つけられる楽しさも!
さらに、柴犬の毛並みを表現するためにステッチにも工夫がされています。背中に比べれば毛の密度の高い胸元をチェーンステッチにしてボリュームを持たせたり、くるんとしたふわふわのシッポをスミルナステッチにしたり……。ポーズや仕草によっても使い分けられたステッチを眺めるだけでも楽しい1冊となっています。
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他では見られない、いろいろな柴犬が登場
一般的に柴犬といえば茶色い柴犬(赤柴)ですが、本書にはさまざまなタイプの柴犬が登場します。黒い毛の黒柴、白い毛の白柴、子犬にシニア犬。どの子も愛おしい……そう思えるほど個性あふれる柴犬が揃っています。
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地味なステッチの練習も柴犬と一緒!
作品を作るには、ひとつひとつのステッチを覚える必要があります。しかし、ただ練習するだけでは地味でなんともつまらない……。『柴ししゅう』ではひとつのステッチを覚えれば作れる柴犬図案がたくさんあるので、初心者の方も柴犬を愛でながら始めることができます。
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柴刺しゅうで四季と彩りのある暮らしを
犬と暮らしていると自然と季節を感じることができます。くんくん嗅いでいる足元から春の芽吹きに気づき、夏には一緒に水遊び、秋はおいしいものをお裾分けして、冬はあたたかくしてうとうと。本書にはそんな日々の思い出もぎゅっと詰め込みました。ただ愛でるもよし、いろいろな図案にトライするもよし! 柴犬と季節の刺しゅうをぜひ楽しんでください。
【著者】
Chicchi
〜布と糸で作る小さな動物たちの生活〜というコンセプトのもと、動物・花などのモチーフをメインに「物語が感じられるような世界観」を手刺しゅうにて表現。ほっこりした癒しをお届けできるような作品づくりを目指す。刺しゅうブローチをはじめアクセサリーの他、バッグやがま口、ポーチなどの布小物も制作。最近は主に書籍やキット、動画で作品を発表している。著書に、『ほっこりかわいいどうぶつ刺しゅうでつくるハンドメイドアクセサリー』(ソーテック社)、『物語のある動物の刺繍』(日本ヴォーグ社)、『いろいろな糸で楽しむどうぶつ刺繍レッスン』(内外出版社)、『季節と暮らしの動物刺繍』(日本ヴォーグ社)がある。※本書作品は『Shi-Ba【シーバ】』(辰巳出版)に連載したものに新作を加えています。
ウェブサイト https://www.chicchi-no-embroidery.com/
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【書籍情報】
書名:季節を感じる柴ししゅう
著者:Chicchi
発売日:2023年8月19日
判型:B5
ページ数:104頁
定価:1,650円(税込)
刊行:日東書院本社
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