祝!特命職員として採用決定!
「笑いの力で地域を元気に!」を標榜し、全国で「住みますプロジェクト」を展開して各地域と協業しながら地域活性化に注力している吉本興業が、地域の中小企業経営を応援・支援し、経営に関する相談受付やアドバイスを行っている横須賀商工会議所とタッグを組んだことで、神奈川県在住芸人である石橋が特命職員として採用されることになりました。
とは言っても、14日の時点では石橋はまだ平松廣司横須賀商工会議所会頭の最終面接を突破していないため、この日の公開最終面接において無事合格できた場合のみ、辞令が交付されることになっていました。
「売れっ子の先輩にも…」
公開最終面接の司会を務めるのは相方であるイシバシハザマ・ハザマ陽平。ハザマは、石橋が神奈川県茅ヶ崎市在住であり、かねてより地域に密着してお笑いの力で盛り上げたいとの思いがあったことから、このたび縁あって特命職員として働くことを提案されたという経緯を明かします。
そして、いよいよ公開最終面接へ。「僕、芸人になって今年で22年目なんですけど、これまで日々芸人としてネタを考え続けてきているので、そこで培ったお笑い力を活かして、事業者のみなさまの力になるようなアイデア出しをしていきたいです」と意気込みを語ります。
さらに、「どんな規模のイベントでも、企画段階からご相談いただければ、僕ら(イシバシハザマ)はもちろん、僕らだけでは心もとないなぁと思われたら売れっ子の先輩にも声をかけます。それに僕、トンネルフェチなところがあるので、トンネルのイベントもやれたらなと思ってます。横須賀って、日本一トンネルが多い街なんですよね」と話す石橋に、会頭も思わず「その通り。それを調べてくれたなんてすごいね!」と笑顔に。
「面白楽しい横須賀にする!」
そんなにヒヤヒヤしていた最終審査の結果は……見事合格!
無事に辞令交付式が執り行われ、名刺も受け取った石橋は、「芸人の“お笑い力”を使って面白楽しい横須賀にするべく頑張っていきますので、みなさま応援のほどよろしくお願いいたします!」と意気込みを語り、それに対し平松会頭からは、「まずはみなさんに知っていただくために、現場に出て、漫才をしたりしながら芸人さんらしくアピールしてもらいたい。そして、新しい横須賀の魅力を発見してもらって、それを横須賀経済の発展につなげていければ」とさっそく期待を寄せました。
今後の活動内容としては、10月21日(土)よこすか産業フェス2023への出演、横須賀の事業者向けセミナーでの講演に登壇することが決まっています。
■石橋尊久(イシバシハザマ)プロフィール
1975.10.19生まれ(47歳)大阪府阪南市出身/茅ヶ崎市在住。NSC24期生。
2002年にハザマ陽平と漫才コンビ「イシバシハザマ」を結成、ボケを担当。
2017年に内閣府大臣に「おとう飯」大使に任命され、現在も活動中。親子参加型の料理教室の開催、簡単時短レシピの開発、地産地消を目的とした料理イベント等に出演。料理本のレシピ制作、作家業も行う。
鎌倉FM「イシバシハザマのチャーチャーラジオ」出演中。