『流浪の月』(東京創元社)で受賞した第17回に続き、第20回本屋大賞を受賞した凪良ゆう氏。受賞作『汝、星のごとく』は数々のランキングや文学賞で高い評価を受け、いまや40万部を突破。広く読者に愛される作品となっています。その続編となる中編集『星を編む』が、ついに2023年11月8日(水)に講談社より発売されることが決定いたしました!
※書影は「汝、星のごとく」のものです
『星を編む』は、『汝、星のごとく』のスピンオフ中編3本が収録されています。
本編では語りきれなかったさまざまな愛の物語を、ぜひお楽しみください。
〈内容紹介〉
第20回本屋大賞受賞作にして、40万部突破のベストセラー『汝、星のごとく』のスピンオフストーリー。
「春に翔ぶ」――瀬戸内の島で出会った櫂と暁海。二人を支える教師・北原が秘めた過去。彼が病院で話しかけられた教え子の菜々が抱えていた問題とは?
「星を編む」――才能と呼ばれる星を輝かせるために、魂を燃やす編集者たちの物語。漫画原作者・作家となった櫂を担当した編集者二人が繋いだもの。
「波を渡る」――花火のような愛を経て暁海の心に去来する感情。愛の果てにも人生は続いていく。『汝、星のごとく』の先に描かれる新しい愛の形。
〈書誌概要〉
【タイトル】星を編む
【著者名】凪良ゆう
【判型】四六判(288ページ)
【定価】1,760円(税込)
【ISBN】978-4-06-532786-5
【発売日】2023年11月8日
〈著者情報〉
凪良ゆう(なぎら・ゆう)
京都市在住。2007年に初著書が刊行され本格的にデビュー。BLジャンルでの代表作に連続TVドラマ化や映画化された「美しい彼」シリーズなど多数。17年に『神さまのビオトープ』(講談社タイガ)を刊行し高い支持を得る。19年に『流浪の月』と『わたしの美しい庭』を刊行。20年『流浪の月』で本屋大賞を受賞。同作は22年5月に実写映画が公開された。20年刊行の『滅びの前のシャングリラ』で2年連続本屋大賞ノミネート。本書は、第168回直木賞候補、第44回吉川英治文学新人賞候補、2022王様のブランチBOOK大賞、キノベス!2023第1位、第10回高校生直木賞、そして23年、2度目となる本屋大賞受賞作に選ばれた。