IFA Leadingが専任ストラテジストによる   2023年/2024年国内外の経済・金融市場の振り返りと見通しを公開

IFA Leadingが専任ストラテジストによる   2023年/2024年国内外の経済・金融市場の振り返りと見通しを公開
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IFA Leadingが専任ストラテジストによる   2023年/2024年国内外の経済・金融市場の振り返りと見通しを公開

独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)として日本の金融サービスの変革を目指す株式会社 IFA Leading (本社:東京都渋谷区、代表取締役:長谷川 学)は、お客様に最新の良質な金融情報を提供し適切な投資判断をサポートすることを目的として、当社専任のストラテジストが国内外の金融経済情勢や金融政策を解説、独自に分析し公式な投資見解をまとめた「ハウスビュー」を毎月定期的にお客様への配信および、一部内容の一般公開を行ってまいりました。この度、当社ストラテジストで執行役員の穗積拓哉による、2023年の振り返りと、2024年国内外の経済・金融市場の見通しをお届けいたします。

2023年/2024年国内外の経済・金融市場の振り返りと見通し

2023年の金融市場を敢えて一文字で表現するなら「高」という文字が当てはまるのではないでしょうか。主要国の国債利回りは、インフレ沈静化を意図した主要中銀による金融引き締めの影響で歴史的な高水準となり、日本銀行が大規模な金融緩和を継続したことで大幅なドル高・円安が進みました。また、グローバル株式市場は、経済活動の正常化やAI(人工知能)などの次世代分野に対する成長期待を追い風に大幅に上昇することとなりました。このように、2023年は金融市場を取り巻く多くのものが高くなった年といえるでしょう。

2024年は引き続き、低成長とインフレという課題に直面する世界経済が、底堅さを保てるかどうかが重要になるとみています。そのカギとなるのは、やはり米国の物価情勢と金融政策の行方でしょう。直近に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)では、政策金利が引き締めサイクルのピークに達しているか、あるいはそれに近い水準にあるとの見解が示されました。金融市場が織り込むように、2024年の前半に米国が金融緩和に転じるかに注目されます。

また、米国の個人消費の行方も注目に値します。2023年の世界経済が、過去2年間の金融引き締めにもかかわらず堅調に推移したのは、世界のGDPの約6分の1を占める米国の個人消費が強かったからだと考えています。ただ、 足元では、クレジットカードの延滞率が伸びるなど今後の懸念材料も出始めており先行きの動向を注視する必要がありそうです。

このようなことに加えて、2024年は世界的に選挙の年であることも特徴です。特に米大統領選は、今後の米中対立を左右する最重要イベントと位置づけられます。また、米中対立の最前線で、最先端半導体の供給源である台湾においても総統選が控えています。グローバルに地政学リスクが顕在化するなか、今後の世界の勢力図がどのような方向へ進んでいくかを占う上で注目されます。

主要国・地域の経済成長率推移と見通し

IFA Leadingが専任ストラテジストによる   2023年/2024年国内外の経済・金融市場の振り返りと見通しを公開
出典: 経済協力開発機構(OECD)2023年11月発表データをもとに当社作成

IFA Leadingでは、「新たな”お金の循環”から生まれる豊かな世界の実現」をビジョンに掲げ、日本の金融サービスの変革を目指して2022年6月に金融商品仲介業をスタートし、2023年12月時点で仲介する総預かり資産は260億円を突破しています。当社では資産運用における「透明性」を最も重要視しており、日本ではまだ発展途上である「残高連動型のフィーモデル」を採用しているほか、資産形成を長期的に支援するため、資産運用のプロフェッショナルがお客様の潜在的なゴールを共に導き出す「ゴール・ベース・アプローチ」を実践しています。

今後も当社では、確かな金融知識と倫理観を持ち「より良い金融の在り方」を考え行動し続ける金融機関として、時代とともに変わりゆくお客様のニーズに対応するため最適なソリューションを日々追求し、今後もサービス拡充に努めてまいります。

IFALeading CIO 穂積拓哉のコメント

2023年、IFALeadingではお客様により深い洞察と具体的な投資提案をご提供できるように、リサーチ機能の充実に力を入れ、毎月、当社の投資見解である「ハウスビュー」の作成においては、外部の著名アナリストやデータサイエンティストとの意見交換を行うことで内容の深化を図りました。また、社内においては、債券投資の専門家をはじめ積極的な人材採用をするなど、組織のサポート体制強化にも努めてまいりました。

来年も引き続きハウスビューやスポットレポートの配信など、タイムリーな情報提供で投資家の皆様のお役に立っていただけるよう、コンテンツを拡充してまいります。


CIO・チーフポートフォリオストラテジスト 

穗積拓哉

(経歴)

2008年日興コーディアル証券(現:SMBC日興証券)に入社、その後、2013年に東京スター銀行に入行、ともに個人富裕層を中心に資産運用コンサルティング業務に従事。2014年に三菱UFJモルガンスタンレー証券に入社。ウェルスマネジメント・リサーチ部でグローバル投資ストラテジストとして、ポートフォリオ構築、資産クラスの期待リターンやグローバル株式の投資戦略などを立案する。2022年12月より現職。


◆「ハウスビュー」について

IFA Leadingでは、お客様への良質な情報提供のため、投資判断をサポートするツールとして投資見解をまとめた「ハウスビュー」をお客様に向けて個別にお届けしているほか、国内の投資家や投資をご検討されている方に向けて良質な金融情報を広く届けていくことを目指し、2023年1月より当社のWebサイトにて「ハウスビュー」の中から一部を抜粋し「投資環境」に関するレポートを毎月一般公開しています。IFA業界において、独自の「ハウスビュー」提供を行う企業はまだ少なく稀な取り組みと自負しておりますが、当社では、専任のストラテジストが専門的な見地から、国内外の金融経済情勢や金融政策を解説したり、足元の投資環境、及び資産クラスそれぞれの見通し、弊社が考える投資戦略をご紹介するなど、多岐にわたる情報を掲載しています。

ハウスビューはこちら (https://ifa-leading.com/houseview/)

【会社概要】

会社名:株式会社 IFA Leading

所在地:東京都渋谷区恵比寿南2-8-9

代表者名:代表取締役 長谷川 学

設立:2021年5月11日

事業内容:金融商品仲介業

登録番号:金融商品仲介業者 関東財務局長(金仲)第959号

http://ifa-leading.com

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