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友達以上恋人未満の彼に「あと十分一緒にいたい」とどうしても言えない甘酸っぱい瞬間、「分かってる女」として振舞ってしまい同僚を貶める発言をたしなめられなかったもどかしさ、既婚者である彼の妻との会話に覚える苛立ち……。ヒコロヒーさんの視点の広さと卓越した表現力が遺憾なく発揮された掌編18本を収録した短編恋愛小説集!
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内容紹介
感情がほとばしって言い過ぎた言葉、平気をよそおって言えなかった言葉。
「もう黙って」「もっと喋って」と思わずにはいられない、もどかしくて愛おしい掌編18本。
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作家の吉本ばななさん、西加奈子さん推薦コメント
・吉本ばななさん
自分自身も未来も何も定まらなかった頃。見上げた曇り空のあの哀しさ、色っぽさを強く思い出しました。
・西加奈子さん
それでも彼女たちは、届かないものに手を伸ばすのだろう
そして生きてゆくのだろう
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ヒコロヒーさんコメント
朝日新聞Webマガジンで連載してきた惚れた腫れたにまつわる短い話が一冊の本になることとなりました。
登場してくる喋りすぎ、あるいは喋らなさすぎな人々に、しゃんとせいやと低めの蹴り入れたくなってくれたらよいです。
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著者プロフィール
ヒコロヒー
1989年愛媛県生まれ。ピン芸人。他の著書にエッセイ集『きれはし』がある。本書は初の小説集となる。
『黙って喋って』
著者:ヒコロヒー
発売予定:2024年1月31日(水曜日)
予価:1760円(本体1600円+税10%)
ISBN 978-4-02-251957-3
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