現在の開発テーマの多くは温室効果ガスの削減に関するテーマであり、半導体業界においても例外ではありません。温室効果ガスの削減においては再可能エネルギーの立ち上げは重要課題であるがここではパワーデバイスの高効率化が必要となりSiCやGaNの採用、それに伴う耐熱や放熱への対応がテーマとなり、また自動車の電動化においてもパワーデバイスによる省電力化やデバイスの高速通信化に対応するための封止材の低誘電化、放熱がテーマとなります。全般的にはエネルギー消費削減のためのプロセスの低温化のための低温硬化樹脂やバイオマス原料の採用が必要となってきます。この辺りのテーマに対する封止材の設計と評価について総合的に紹介します。
1)セミナーテーマ及び開催日時
テーマ:半導体封止材の最新技術動向と設計評価技術
開催日時:2024年1月26日(金)10:30~16:30
参 加 費:55,000円(税込) ※ 資料付
* メルマガ登録者は 49,500円(税込)
* アカデミック価格は 26,400円(税込)
講 師:野村 和宏 氏 NBリサーチ 代表
【セミナーで得られる知識】
パワーデバイスの技術動向、半導体パッケージのトレンド、半導体封止材の設計技術、半導体封止材の評価法
※本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。推奨環境は当該ツールをご参照ください。後日、視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
★受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
2)申し込み方法
シーエムシー・リサーチの当該セミナーサイト
https://cmcre.com/archives/118834/
からお申し込みください。
折り返し、 視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
詳細はURLをご覧ください。
3)セミナープログラムの紹介
1. パワーデバイス用封止材
1.1 パワーデバイス封止材の市場動向
1.2 パワーデバイスの種類と役割
1.3 WBG(SiC GaN)の特長
1.4 WBG用封止材の要求特性
1.5 高耐熱エポキシ樹脂の設計
1.5.1 エポキシ樹脂の高耐熱化
1.5.2 エポキシ樹脂に変わる高耐熱材料
1.6 難燃エポキシ樹脂の設計
1.6.1 エポキシ樹脂の難燃化
1.6.2 難燃剤について
1.7 熱伝導エポキシ樹脂の設計
1.7.1 熱伝導フィラー
1.7.2 エポキシ樹脂の高熱伝導化
2. 半導体パッケージ用封止材
2.1 半導体パッケージの技術動向
2.1.1 ピン挿入型から表面実装へ
2.1.2 多ピン化(フリップチップへの移行)
2.1.3 小型化(FC-CSP,FO-WLP)
2.1.4 多次元化(TSV,2.1D,2.5D)
2.2 ワイヤータイプ向け封止材
2.2.1 ワイヤータイプパッケージの成型法
2.2.2 ワイヤータイプ向け封止材の要求特性
2.2.3 ワイヤータイプ向け封止材の設計
2.3 フリップチップ向け封止材
2.3.1 フリップチップパッケージの封止法
2.3.2 フリップチップタイプ向け封止材の要求特性
2.3.3 フリップチップタイプ向け封止材の設計
2.4 ウェハーレベルパッケージ(WLP)
2.4.1 WLPとは
2.4.2 WLP用封止材の要求特性
2.4.3 WLP用封止材の設計
2.4.4 WLP向け封止材の今後の課題
2.5 低誘電封止材
2.5.1 高周波通信の必要性
2.5.2 高周波での伝送損失
2.5.3 低誘電エポキシ樹脂の設計
2.5.4 各社の低誘電材料の開発動向
3. 半導体封止材の評価法
3.1 作業性評価
3.2 耐湿リフロー
3.3 応力シミュレーション
3.4 電気試験
3.5 環境試験
4. 低温硬化樹脂
4.1 低温硬化樹脂の設計
4.2 低温はんだ向け2次アンダーフィル
4.3 低温硬化導電ペースト
5. バイオマスエポキシ樹脂
5.1 バイオマスエポキシ樹脂の必要性
5.2 植物油由来バイオマスエポキシ樹脂
5.3 木材由来バイオマスエポキシ樹脂
5.3.1 リグニンからのフェノール抽出法
5.3.2 リグニン由来エポキシ樹脂の応用
4)講師紹介
【講師経歴】
1990年 京都工芸繊維大学 高分子学科 修士課程修了、同年 長瀬チバ(現ナガセケムテックス)に入社 在職中は半導体封止材、絶縁封止材、CFRPマトリックス、各種接着剤などの変性エポキシ樹脂製品の開発業務に従事
2018年 ナガセケムテックスを退職、2019年 NBリサーチ設立 封止材や接着剤に関する技術コンサルタント
5)セミナー対象者や特典について
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。推奨環境は当該ツールをご参照ください。後日、視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
★ 受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
【セミナー対象者】
半導体封止材の設計者、半導体封止材を評価する技術者
☆詳細とお申し込みはこちらから↓
https://cmcre.com/archives/118834/
6)ウェビナー(オンライン配信セミナー)のご案内
〇リチウムイオン電池の基礎と性能・安全性評価手法
開催日時:2023年12月25日(月)13:30~16:30
https://cmcre.com/archives/118495/
○グリーン水素社会のため水電解の現状、動向及び展望
開催日時:2023年12月26日(火)13:30~16:30
https://cmcre.com/archives/117502/
〇欧州における車載樹脂のリサイクル技術の動向
開催日時:2024年1月12日(金)13:30~15:00
https://cmcre.com/archives/117936/
〇計算×情報×実験による 人間の経験則を超えた磁性材料の創製
~ 未踏物質の発見をアシスト ~
開催日時:2024年1月16日(火)13:30~16:30
https://cmcre.com/archives/113128/
〇IT/車載やAR/VR/MR向けなどの新しいディスプレイの材料・技術の動向
開催日時:2024年1月18日(木)13:30~16:30
https://cmcre.com/archives/117983/
〇材料開発のためのデータ解析入門
~ マテリアルズインフォマティクス、ケモインフォマティクス、
プロセスインフォマティクス ~
開催日時:2024年1月19日(金)10:00~17:00
https://cmcre.com/archives/118078/
〇マイクロ波加熱の基礎 ~ 電子レンジから高温加熱炉まで ~
開催日時:2024年1月23日(火)10:30~16:30
https://cmcre.com/archives/117955/
〇食品の官能評価の基礎と手順・手法の勘所
開催日時:2024年1月24日(水)10:30~16:30
https://cmcre.com/archives/118247/
〇イオン交換樹脂の動向、トレンド:劣化挙動と化学的安定性の向上
開催日時:2024年1月25日(木)13:30~15:00
https://cmcre.com/archives/118206/
〇光無線給電技術の基礎,技術動向,展望
開催日時:2024年1月25日(木)10:30~16:30
https://cmcre.com/archives/118423/
☆開催予定のウェビナー一覧はこちらから!↓
https://cmcre.com/archives/category/cmc_all/
7)関連書籍のご案内
(1)レジスト材料の基礎とプロセス最適化
https://cmcre.com/archives/89161/
■ 発 行:2021年11月12日
■ 著 者:河合 晃
■ 定 価:冊子版 80,000 円(税込 88,000 円)
セット(冊子 + CD) 90,000 円(税込 99,000 円)
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判・並製・193頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-910581-10-1
↓詳細とご購入はこちらから
https://cmcre.com/archives/89161/
(2)「酸化物半導体薄膜技術の全て」 (第1弾、第2弾 2冊セット)
https://cmcre.com/archives/59159/
■ 発刊:2019年10月10日(第1弾) 2020年4月30日(第2弾)
■ 定価 (2冊セット) 100,000 円(税込 110,000 円)
★ メルマガ登録者は定価の10%OFF
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
※第1弾、第2弾それぞれのご購入ページはこちら
第1弾
https://cmcre.com/archives/52376/
第2弾
https://cmcre.com/archives/59113/
☆発行書籍の一覧はこちらから↓
https://cmcre.com/archives/category/cmc_all/
以上
関連URL : https://cmcre.com/archives/118834/