株式会社ビームス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:設楽洋)は、ソーシャルVRプラットフォーム「VRChat」で2023年12月23日に開催されたファッションショー「Virtual Fashion Collection “Voyage” 2023 Winter」(バーチャル・ファッション・コレクション・ボヤージュ、以下Voyage)に協賛参加し、VR専用として企画した2つの衣装を発表しました。ソーシャルVRユーザーに絶大な人気を誇る8つのバーチャルファッションブランドと共に新作衣装を発表したイベントの映像を、YouTubeで公開しています。また、ランウェイで発表した衣装は、創作物の総合マーケットプレイス「BOOTH」で好評販売中です(3Dデータのオンライン販売)。
最先端のVR技術を駆使して作り上げられたスペクタクルを、是非YouTubeでご覧ください。
・YouTubeアーカイブ配信:https://www.youtube.com/live/dQUpnPTsX_8?si=KUi9eREbv8gS9YUL&t=1533 (BEAMSの衣装発表は49:39〜52:56)
・BEAMS公式BOOTHショップ: https://beams.booth.pm/
▲Virtual Fashion Collection “Voyage” 2023 Winterアーカイブ映像 https://www.youtube.com/live/dQUpnPTsX_8?si=KUi9eREbv8gS9YUL&t=1533 (BEAMSの衣装発表は49:39〜52:56)
■ 総勢33名がそれぞれ遠隔でVR機器を操作して作り上げる、情熱と最先端技術の結晶
バーチャルファッションのトップブランドによる新シーズンコレクションを披露するイベントとして開催される「Virtual Fashion Collection “Voyage”」は、バーチャルブランド「Melty Lily」(メルティーリリー)のオーナーであり、自身も3D衣装を制作するクリエイターであるゆいぴさんが企画・主催し、2022年12月に第1回目が開催され、2023年5月に第2回、そして今回12月23日に第3回が開催されました。
モデル・舞台演出・映像・音楽・カメラなど、バーチャル空間のステージを作り上げる全てが、VR機器を駆使してそれぞれの自宅などから遠隔で参加する有志の個人33名によって、リアルタイムで行われました。特にモデルは、身体の動きをアバターに反映するフルトラッキングデバイスを装着し、それぞれの自宅などで実際に歩き、ポーズを取りながら、バーチャル会場のランウェイでアバターのウォーキングとポージングを披露しています。
会場は、ソーシャルVRプラットフォームVRChatの中に制作された特設ワールドで、招待客を含めた参加者全員がそれぞれ遠隔でバーチャル参加しています。この様子は、会場に設置された47台のカメラを通して撮影されると同時にYouTubeでライブ配信され、現在はアーカイブ映像が公開されています。
・YouTubeアーカイブ配信:https://www.youtube.com/live/dQUpnPTsX_8?si=KUi9eREbv8gS9YUL&t=1533
■ バーチャルネイティブブランドとBEAMSの共作で2つの衣装を発表
ランウェイに登場したのは、ソーシャルVRユーザーに特に高い人気を誇る、日本と韓国の個人クリエイターによる8つのバーチャルファッションブランドです。いずれも新しい作品を初披露する中、ビームスは2つのバーチャルファッションブランド「Melty Lily」と「Natelier -ナトリエ-」と共作したVR専用の3D衣装を2スタイル発表しました。
BEAMS COUTUREのデザイナーとして数々のヒットを生み出してきたBEAMS DIRECTORS BANKの水上路美がデザインディレクションで参加し、Melty Lilyオーナーのゆいぴさん、そしてNatelier -ナトリエ- オーナーのなとりさんと幾度もセッションを重ね、リアルとバーチャルで活躍するデザイナー同士のクリエイティブワークを経て、バーチャルネイティブの感性を織り交ぜ3D表現の強みをいかした衣装デザインが完成しました。
1着目は「レースと手刺繍のセーラー服」。デジタルな世界の中で纏う服であるからこそ、レースや刺繍、ピンタックやリボンなど、ハンドワークによる繊細なディテールを多用し、セーラー服の伝統やヴィンテージ感を感じられるデザインに仕上げました。フェミニンなリアルクローズ(現実寄りのスタイル)を得意とする「Natelier -ナトリエ-」との共作です。
2着目は、ショーピースとして企画した「オートクチュールのバーレスクドレス」です。バーレスクダンサーにインスパイアされた主役級の煌びやかな衣装は、ビジューが敷き詰められたボディースーツにオーバースカートを重ねた2-wayデザインで、仮面舞踏会を彷彿とさせるマスクやボディージュエリーが豪華絢爛。華やかでアイコニックなドレス衣装に定評のある「Melty Lily」との共作です。
いずれもランウェイでの発表直後に、創作物の総合マーケットプレイス「BOOTH」のBEAMS公式ショップで公開し、現在販売中です。
・BEAMS公式BOOTHショップ: https://beams.booth.pm/
ゆいぴ
現実世界の海外にてトータルビューティーサロンを経営後、2021年1月に独学で3DCGを学びメタバース世界で女性らしさをコンセプトとしたバーチャルアパレルブランド”Melty Lily”をオープン。現実世界で体験してきたラグジュアリーな雰囲気をバーチャルの世界に持ち込もうと2022年12月にグローバルなコミュニケーション能力を活かして国内外の第一線で活躍しているクリエイターやパフォーマーを集め、 群を抜いて豪華でクオリティの高いファッションショーを開催。バーチャルアパレルの様々な分野に関わった能力を駆使し、2023年に行われた横須賀市のメタバースを活用した都市魅力の発信や、観光PRを目的としたプロジェクト「メタバースヨコスカ」ではファッションディレクターに就任。
・Melty Lily公式BOOTHショップ:https://meltylily.booth.pm/
なとり
2021年に立ち上げたバーチャルアパレルブランド『Natelier-ナトリエ-』のオーナー。独学で3DCGをはじめ、綺麗で落ち着いたテイストを中心にリアルクローズ衣装やアクセサリーを制作。シンプルな衣装をベースにデザイン性のあるアクセサリーを飾り、全体的に洗練された雰囲気にまとめるコーディネートが好評。アパレルのみならず3DCGで背景モデルやインテリアの制作なども幅広く手掛ける。Virtual Fashion Collection “Voyage” には第2回目の出展ブランドとして参加。
・Natorie -ナトリエ- 公式BOOTHショップ:https://natorie.booth.pm/
水上路美
BEAMS DIRECTORS BANKディレクター、BEAMS COUTUREデザイナー
2005年「Ray BEAMS」のデザイナーとして入社。2017年、手仕事とアップサイクルをコンセプトとした「BEAMS COUTURE」を自ら立ち上げ、デザイナーに就任。BEAMSのデッドストックを再利用したハンドメイドアイテムをリリースするほか、創意あふれるクリエイティビティを活かし、Ziploc®、DEAN & DELUCA、ORCIVAL、サンリオ、RURU MARY’Sなど多数の企業とコラボレーションを手掛ける。
■ 開催概要
名称:Virtual Fashion Collection “Voyage” 2023 Winter
開催日時:2023年12月23日(土)22:15〜23:20
会場:VRChat内特設ワールド
配信:YouTubeアーカイブ配信 https://www.youtube.com/live/dQUpnPTsX_8?si=KUi9eREbv8gS9YUL&t=1533
主催・プロデューサー:Melty Lily ゆいぴ
ディレクター:PONYO
ワールド制作:坪倉輝明
参加バーチャルブランド:fille dé finir.・HB_Shop・cherry neru・Add+Re:collection・LAYON・EXTENSION CLOTHING・MAISON DARC.・Melty Lily(ランウェイ登場順)
協賛社:BEAMS・POLYGON TAILOR・往来
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/VFC_Voyage
公式YouTube:https://www.youtube.com/@Voyage2022
BEAMSについて
1976年、東京・原宿で創業。1号店「American Life Shop BEAMS」に続き、世界の様々なライフスタイルをコンセプトにした店舗を展開し、ファッション・雑貨・インテリア・音楽・アート・食品などにいたるまで、国内外のブランドや作品を多角的に紹介するセレクトショップの先駆けとして時代をリードしてきました。特にコラボレーションを通じて新たな価値を生み出す仕掛け役として豊富な実績を持ち、企業との協業や官民連携においてもクリエイティブなソリューションを提供しています。日本とアジア地域に約160店舗を擁し、モノ・コト・ヒトを軸にしたコミュニティが織り成すカルチャーは、各地で幅広い世代に支持されています。
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