ゲームショウでのゲーム作品は、年間を通して学生自らがチーム編成、企画立案・プレゼン、制作、展示場所の選定、展示までを一貫して行う演習授業である「ゲーム制作応用」の中で制作したもの。
この授業は作品をプロデュースする過程だけでなく、成果物の学内外への展示も実践することで、客観的批評や評価に向き合い、学生がクリエイターとして自立することを目的としている。
ゲームは工学、数学、美学、文学、さらに心理学や文化人類学と、多様な要素を持つ。同大では技術と表現の集積であるゲームを学問としてとらえ、ゲームクリエイターの教員達が幅広い教育を行っている。
東京工芸大学は1923年の創立当初から、テクノロジーとアートを融合した教育・研究を推進し続けてきた。このたびのゲームショウは、今までも、そしてこれからも工芸融合を推進する同大にとって、創立100周年を記念するに相応しい企画だと言える。
当日は昨年以上に多彩なゲーム作品15点を展示。小学生から大人まで幅広い世代が楽しめる作品ばかりで、来場者は入場時に配布されるコインを使って気に入ったゲーム作品に投票し、グランプリ作品を決定する。
また、このゲームショウは地域社会との連携を強化し、特に近隣の小学校の生徒たちにメディア芸術の価値を体験してもらうことも目的としている。
「工学と芸術を掛け合わせて未来を変える」。東京工芸大学は、テクノロジー(工学)とアート(メディア芸術)を融合し、新たな価値の創造を目指す同大ならではの教育・研究をこれからも続け、100周年のその先も地域とともに歩んでいく。
ゲームショウの概要は以下の通り。
■コウゲイゲームショウ2024
【開催日時】2024年1月6日(土)13:00~17:00
【会 場】 東京工芸大学 中野キャンパス6号館(6B01)
【入場料】 無料 ※小学校低学年以下のお子様は保護者同伴でご参加ください。
【アクセス】地下鉄/東京メトロ丸ノ内線・都営地下鉄大江戸線-中野坂上駅下車 徒歩約7分
【主 催】 東京工芸大学
【URL】 https://www.t-kougei.ac.jp/activity/archives/2023/article_85708.html
【展示作品】
・アクセル・オア・デセル
・大回転シュテンガム
・フォス ~光への旅~
・WAR ROCK ウォーロック
・ララララビリンス
・マッシュランナー
・進め!♡じらじょちゃん♡
・エレクトロ・ホリデー
・バルーンリゾート
・ひっこしモンスセンター
・ぶんまわし
・文字クロス
・リフレクションアングル
・ガハッく!
・RN レッドナンバー
■東京工芸大学
東京工芸大学は1923(大正12)年に創設された「小西寫眞(写真)専門学校」を前身とし、創設当初からテクノロジーとアートを融合した無限の可能性を追究し続けてきた。2023年に創立100周年を迎える。
・URL: https://www.t-kougei.ac.jp/
■東京工芸大学芸術学部ゲーム学科
ゲームを学問としてとらえ、技術面はもちろん文化や教養など幅広い知識を身につけることができる。モーションキャプチャースタジオなど最先端の実験環境と、学生一人ひとりの志向に合わせて「企画」「デザイン」「プログラム」といった3つの専門分野を追求できるカリキュラムを設置。「未来の遊びを創造する」をテーマに、ゲームクリエイターの教員達が世界で通用する人材を送り出している。
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