園児とママ・パパの情報誌「あんふぁん」「ぎゅって」を発行する株式会社こどもりびんぐ(所在地:東京都千代田区、代表取締役:藤田基予)では、「ランドセル選び」について、2024年4月に小学生になる子どもを持つ保護者にアンケートを実施。420人から集まった、リアルな気持ちを白書にまとめました。今回は、その一部を紹介します。
ランドセル以外のバッグを検討した人が1年で13ポイントアップ
近年ランドセルの代わりとして、革ではなく、ナイロンやポリエステルなどでできた通学用バッグが続々と登場している。
そのようなバッグを「知っている」と答えた人は、2022年の約73%から、2023年は約81%と、1年で8ポイント増加した。
さらに、ランドセル以外のバッグを検討した人の割合は、2022年の約22%から、約35%と13ポイント増加しており、 ランドセル以外の選択肢の存在感が増しているのが分かる。
一方で、ランドセルを持たせたい親は約7割
通学用バッグの存在感が増す一方で、「子どもにランドセルを使ってほしいと思うか」を聞いたところ、約67%の人が「はい」と回答。前年より5ポイント減ったものの、まだまだランドセルに魅力を感じている人が多数といえる結果になった。
ランドセルの魅力としては、「耐久性がある」「とても計算されて作られている」「背負って小学校に通う姿が見たい」「伝統だから」といった声があった。
ナイロンやポリエステルなどでできた通学用バッグを選ぶ人は、「今は荷物も増えており、体のためにも少しでも軽くて負担が少ないカバンを持たせてあげたい」といった、重さを心配する意見が多数。また、「周りと違うものを持って子どもが嫌な思いをしないか」「購入しやすい値段、使いやすい重さで、機能的な物が主流になればそちらを使わせてあげたい」といった、判断に迷う声も見受けられた。
いずれの選択にしても、その背景には子どもを思いやる親の心理があることが分かる。
【調査概要】 期間:2023.10.25~11.8 ⼦育て情報サイト「あんふぁんWeb」、「ぎゅってWeb」会員、こどもりびんぐアンケート会員
【回答者プロフィール】全国の2024年4月に小学生になる子どもを持つ保護者420人
詳しい調査内容をまとめた「ランドセル選びの実情とリアルな気持ち」白書は、以下からダウンロードいただけます。
https://kodomoliving.co.jp/2024/01/6565/
●目次
Part 1 軽さをとる? 伝統をとる? 揺れるママ・パパの気持ち
・ランドセル以外のバッグを検討した人が1年で13ポイントアップ
・一方で、ランドセルを持たせたい親は約7割
Part 2 キーワードは「子ども自身の選択」と「ジェンダー」
・ランドセル選びの決め手は「色」。重要なのは「子どもの好み」
・ランドセル購入でこだわったポイント
・子どもの好きな物を自由に。一方で約6割が性別を意識
Part 3 広がっていく、ランドセルの価格帯
・10万円以上のランドセル、1万円台以下のランドセルを選ぶ人が増加
Part 4 ランドセルの検討時期と比較社数にみる傾向
・子どもが年中のうちから、時間をかけて検討
Part 5 ランドセルの必要性、重さ、選び方、ジェンダー…リアルな声は
この調査内容の転載を希望される場合は、恐れ入りますが、事前に下記フォームよりお問い合わせください。
https://kodomoliving.co.jp/research_contact/
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