「自身の想いを紙に書いて表現し伝える文化を、次の世代へと繋げていく」そして「自身の想いをカタチにする喜びを体験する」ことを目的に、地域の学生を対象に開催しました「第1回Horizon夏休み作文コンクール」の授賞式を12月26日に執り行いました。
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世界にひとつの、オリジナル作品集を受賞者自身が制作
印刷における後加工機を手掛ける株式会社ホリゾン(本社:滋賀県高島市、代表取締役社長:堀 英二郎)ならではの企画として、授賞式後の第二部では、受賞作品を受賞者自身の手で本にする、ホリゾンの製本機、断裁機を使用した製本体験を実施。撮影されたばかりの各受賞者の記念写真を盛り込んだ、オンデマンド製本による世界で唯一のオリジナル作品集が完成しました。思いをつづった作品が本となり、手にした受賞者からは「書いた作文が本になって感動した」「自分の作文を自分で本にするのが楽しかった。大切にしたい」との声が上がるなど喜びもひとしおの体験となりました。
(左)直感的に操作可能なタッチパネルを使ってのセッティングや目の前で工程を見られる製本を体験
(中・右) 普段操作する機会がない業務用の製本機を前に、授賞式に参列のご家族も興味深い様子
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受賞について
50を超える応募の中から厳選なる審査の結果、各部門ごとに最優秀賞、優秀賞、ホリゾン賞が決定しました。
小学生の部 最優秀賞 青木 陽真 さん
テーマ “伝えたい、高島”より「ぼくの遊び場、高島市」
講評(株式会社ホリゾン 常務取締役 堀 英陽):
文章は簡潔で無駄がないながらも、情景豊かなストーリーが綴られています。子どもと大人の視点、田舎と都会の対比に帰結させている点は読む者にも自身の周りの生活について思いを巡らせます。
作品を読んだホリゾン社員からの感想:
メインに書かれている生き物との触れ合いの部分を最初に伝えたいことが書かれている導入部分と、最後の段落のまとめ方が見事に拾い上げていて、構成が良かった。このテーマだと、伝えたい相手は高島以外の人々になりそうなところを、そうではなく高島の人々に伝えたいんだというところに胸を打たれました。身近にあって見えない良さを気付かせてくれました。
中学生の部 最優秀賞 西沢 香穂 さん
テーマ “本と私”より「チェンジ・ライフ」
講評(株式会社ホリゾン 常務取締役 堀 英陽):
「本が好き」という感情を、その出会いの際の感動をそのままにダイレクトに表現されていました。また結びだけでなく、タイトルそのものからも自身の将来に対する力強い意志も感じ取れました。自身の思いを、経験や作家の言葉を使いながら表現するなどの構成も際立っています。本が好きなだけでなく、本の魅力を広く伝えていきたい思いやそれらを訴求する表現は、自身の夢を十分に叶えられるものだと感じ取れます。
作品を読んだホリゾン社員からの感想:
特に巧みな表現があるわけでもないのに、なぜか胸が熱くなる。なぜだろうと、読み返しては更に胸が熱くなっていく。思いがストレートに響いてくる作品でした。本が好きな自分と本との時間が思い出され、作品に浸れました。作者の強い思いに心打たれる作品でした。
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どこにもない作品集を
当コンクールの開催にあたり、企画チームでは、学生の皆さんが成長過程の中で得たリアルで純粋な思いを文字に綴る機会と、それらをカタチにすることで生まれる感動体験、ものづくりへの思いを育みたいと、特別な作品集づくりを企画しました。電子書籍などのデジタル化が進む中、紙は単なる媒体ではなく、手触りや質感、匂い、ページをめくる音などが五感に響き、触れることで生まれる感動や思い出によって情緒や心が育つと言われています。そのような紙ならではの魅力が伝わるよう、1冊の中で紙質の変化を感じられる素材選定、巻末には、本ができるまでの工程紹介、テーマに沿った高島の紹介を付録として掲載しています。1冊から必要なものを必要な分だけ本にするオンデマンド製本を得意とする当社ならではの強みを活かし、撮影したばかりの各受賞者の写真を作品集に盛り込むことで、受賞者にとって唯一となる作品集が完成しました。(受賞者以外の配布用には集合写真を掲載)
(左)表紙は、装丁と帯をイメージしてリアルな本を表現したデザインと、作品集らしいデザイン2種類を制作
(中)作品を通して子どもたちと大人が繋がる、地域の学生と社員が繋がる企画として社員からの感想を掲載
(右)ツルツル・ザラザラ・手に馴染む・クール・温か・優しいといった紙質・色合いを楽しめる仕上がりに
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授賞式に際して~主催の思い~
今回のコンクールの数々の作品には、真っ直ぐな思いと豊かな感性で読み手を惹き込むパワーを感じました。そのパワーを紙を介して綴ることで、言葉が持つ温かさと深みを読み手に感じてもらえると思います。これらは、当社が目指すビジョンにあります「世界中の文化を今よりちょっとリッチにしたい。」にも繋がる、私たちが大切にしている文化の一つです。未来に向け、紙の本が持つ素晴らしさを伝え続けるためには、次の時代を担う学生の皆さんが紙と触れ合い、その魅力を体験することが欠かせません。私たちはその一翼を担いたい思いで、受賞者の皆さんには製本体験を通して、ご自身の思いが形になる経験をしていただきました。
(株式会社ホリゾン 代表取締役社長 堀 英二郎:作品集内 主催挨拶より抜粋)
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株式会社ホリゾン 会社概要
株式会社ホリゾンは、印刷(プレス)の後(ポスト)にさまざまな紙加工を行う産業用機器(=ポストプレス機器)事業を主力とし、業界に先駆けて「印刷製本工場の自動化」を掲げ、高度な自動制御による開発を進めています。印刷の後工程である紙加工において、その主流となる「紙折り」「丁合(ページ揃え)」「糊綴じ」「針金綴じ」「断裁」の5カテゴリーを産業機器で持つ、世界で唯一のポストプレス機器メーカーです。世界トップクラスのシェアを誇り、マーケティングからR&D、製造、販売、アフターサービスまでをグループで手掛け、自社の一貫体制の強みを活かしながら時代に応じた変化を遂げてきました。
株式会社ホリゾンは、世界120ヵ国以上に展開し、業界内で唯一無二の地位を確立、グローバルニッチトップ企業100選にも選定されている製本機器メーカーです。近年では印刷製本業界の枠を超えた分野で新たな事業を展開しています。
詳しくはhttps://www.horizon.co.jpをご覧ください。
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会 社 概 要
社 名:株式会社ホリゾン
創 業:1946 年1月
代 表 者:代表取締役社長 堀 英二郎
総従業員数:グループ国内585 名 (2023年3月時点)
事 業 内 容:製本機器関連事業 (商業印刷用・オフィス用・複合システム・ソフトウェア)
スマートファクトリー関連事業 (ハードウェア・システム構築)
ウェアプリント関連事業 (機器、サービス)
アウトドア関連事業 (オリジナル・OEM)
各事業の機器、提案、開発・製造・販売・アフターサービス
関連URL : https://prtimes.jp/main/action.php?run=html&page=releasedetail&company_id=120254&release_id=4&owner=1