【キャセイ】キャセイ、企業向けSAF(持続可能な航空燃料)プログラムで新たに3社と提携

【キャセイ】キャセイ、企業向けSAF(持続可能な航空燃料)プログラムで新たに3社と提携
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【キャセイ】キャセイ、企業向けSAF(持続可能な航空燃料)プログラムで新たに3社と提携

 キャセイは、2050年までに炭素排出量をゼロにするという目標を掲げ、提携企業との協力を強化し航空業界のサステナビリティを牽引する取り組みの一環として、2022年にアジアで初めて「法人企業むけ持続可能な航空燃料(SAF)プログラム」を導入しました。このプログラムでは、当社は参画企業より資金援助を受けSAFの導入を推進することで、航空機運用時における二酸化炭素排出量の削減を目指しています。参画企業は、アジアにおけるSAFの利用促進に貢献し、持続可能な航空業界の実現へのコミットメントを、ステークホルダーに向けて発信します。

2022年のプログラム開始時の参画企業は、AIA、香港空港管理局(AAHK)、近鉄エクスプレス(KWE)、PwC中国、スタンダード・チャータード、スワイヤー・パシフィックの合計6団体でした。

キャセイは、世界で初めて2030年までに全使用燃料の10%にSAFを使用する目標を発表した先駆けの航空会社のひとつです。2022年に香港国際空港で初めて商業便にSAFを登用し、翌年2023年にはシンガポール・チャンギ空港とロサンゼルス国際空港で海外の空港では初めて商業便でSAFを使用しました。当社が過去1年間に使用したSAFは、エクソン・モービル社とシェル社から供給された、使用済み食用油と動物性脂肪の廃棄資源から作られた燃料を採用しています。

また2023年には、国家電力投資公司(SPIC)と中国におけるSAFサプライチェーンのさらなる発展を推進するための覚書に調印しています。

SAFは、代替燃料を使用した航空機が商業運航に広く導入されるまでの今後数十年間で、航空会社の脱炭素化を実現するための最も重要な方法と考えられています。最新技術で製造されるSAFは、従来のジェット燃料(化石燃料由来)と比較するとSAF 技術と使用される原料によって異なりますが、ライフサイクルベースで最大80%の炭素排出量を削減することが可能になります。

SAFの利用拡大に加え、当社の二酸化炭素排出量削減に向けたロードマップには、保有機材の近代化、運航効率の改善、航空業界の脱炭素化に向けた新技術の活用、質の高いカーボン・オフセット・プロジェクトなどが含まれます。企業向けSAF(持続可能な航空燃料)プログラムに関する詳細は、こちらをご覧ください。

https://www.cathaypacific.com/cx/ja_JP/about-us/sustainability/climate-action/corporate-sustainable-aviation-fuel-programme.html

「キャセイは、より環境に優しい未来に向けた航空業界の移行に貢献するため、多方面からのアプローチに取り組んでいます。なかでもSAFは重要な施策であり、企業向けSAF(持続可能な燃料)プログラムの開始以来、法人や航空貨物のお客様から力強いご支援をいただいています。また、より広範なアジア地域で新たなSAFサプライチェーンともパートナーシップを確立し、確固たる需要があることを明確に発信しています。今回の新たなパートナー企業を温かく歓迎するとともに、当プログラムを継続的に支援してくださっている当初からのパートナー企業に感謝の意を表します。私たちは、航空輸送により発生する間接的な二酸化炭素排出量を削減するため、”Greener Together “のミッションに賛同くださる企業の参加をお待ちしております。」(キャセイグループ最高経営責任者(CEO)ロナルド・ラムのコメント)

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