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令和6年能登半島地震による県内繊維企業の被害について
令和6年1月1日に発生した能登半島地震によって石川県内の繊維企業においても多くの企業が被害を受けました。
当協会のブースに出展する企業の中では、(株)中村編織工業、デザインオフィスYT、(株)吉田司 の3社が大きな被害を受けており、現在まだ復旧には至っていない状況となりますが、ギフトショーへの出展参加を決断して頂きました。以下にて、3社の能登半島地震の被害の状況と企業のご紹介をさせて頂きます。
【(株)中村編織工業】
<地震の被害について>
自社工場(かほく市)に被害あり。地震により周辺の地盤が隆起、亀裂が入り、工場が傾いている状況。
<(株)中村編織工業のご紹介>
(株)中村編織工業は、能登半島の玄関口、かほく市で昭和23年より織ゴム、編ゴム、テープ等の細幅繊維製品を製造しています。定番品はもちろん、オリジナル品も承ります。カットや縫製などの加工も行っています。小ロット、短納期にも誠意をもって対応いたします。
【デザインオフィスYT】
<地震の被害について>
協力工場(中能登町)に被害あり。建物が傾き、天井が崩れてしまい工場内が散乱している状況。工場の天井が崩落したため、天井のごみと雨漏りによって機械に損害。
<デザインオフィスYTのご紹介>
ファブリックメーカー(株)羽田とファッションデザイナー高瀬由紀が設立したDESIGN OFFICE YT。サステナビリティを意識し、生地から縫製まで一貫したこだわりのモノづくりを提案いたします。『どこにでもありそうでどこにもない』をテーマとし、ファッション都市金沢の伝統・文化を根底に現在のライフスタイルに合わせた企画提案を行っております。
【吉田司(株)】
※写真はなし
<地震の被害について>
協力工場(穴水市、珠洲市)に被害あり。従業員の自宅損壊により避難生活中。工場再稼働の目処はたっていない状況。
<吉田司(株)のご紹介>
吉田司(株)は、スポーツ・メディカル用サポーターとプロテクターの製造・販売を行っています。企画から出荷まで一貫体制をとっています。編立品から縫製品の企画まで幅広く展開しています。
今回出展している以外にも様々な種類と部位のサポーターを製造展開しています。別注のサポーターも製造可能です。
●石川県繊維協会ブース出展企業 (12社)
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株式会社ヒロ
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西川産業株式会社
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吉田司株式会社
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ウーブンナック株式会社
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株式会社クロダレース
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デザインオフィスYT
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小倉織物株式会社
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中村編織工業株式会社
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株式会社AMOT
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オリジナ―クロスジャカード
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有限会社ワイ・アール・ティ
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株式会社二口製紐
<昨年の展示会場の様子>
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出展企業及び出展商品情報 サイトURL
以下のURLから今回出展する12社の企業情報や出展する商品の詳細情報をご覧いただけます。是非ご覧ください。
<株式会社ヒロ>
https://ita-sys.com/exhibition-detail/7/15
<西川産業株式会社>
https://ita-sys.com/exhibition-detail/7/22
<吉田 司株式会社>
https://ita-sys.com/exhibition-detail/7/27
<ウーブンナック株式会社>
https://ita-sys.com/exhibition-detail/7/30
<株式会社クロダレース>
https://ita-sys.com/exhibition-detail/7/41
<デザインオフィスYT>
https://ita-sys.com/exhibition-detail/7/23
<小倉織物株式会社>
https://ita-sys.com/exhibition-detail/7/46
<中村編織工業株式会社>
https://ita-sys.com/exhibition-detail/7/50
<株式会社AMOT>
https://ita-sys.com/exhibition-detail/7/39
<(株)オリジナ―クロスジャカード>
https://ita-sys.com/exhibition-detail/7/40
<有限会社ワイ・アール・ティ>
https://ita-sys.com/exhibition-detail/7/28
<株式会社二口製紐>
https://ita-sys.com/exhibition-detail/7/51
< 「東京インターナショナルギフトショー」出展企業情報 特設ページTOP画面>
https://ita-sys.com/exhibition
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第97回東京インターナショナルギフトショーLIFE×DESIGN の概要
●日時
2024年2月 6日(火)~2月8日(木)3日間開催
10:00~18:00 (最終日17:00)
●会場
東京ビッグサイト西展示棟
〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1
●(一社)石川県繊維協会ブースNo.
西4-T19-03
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石川県の繊維産業・歴史について
石川県の産業は、「機械金属工業」「食料品製造業」「繊維工業」で8割以上を占めています。その中で、石川県の「繊維工業」は、サプライチェーンの「川中」に位置付けられ、「川上」である大手繊維メーカーからの受託で「糸加工(撚糸・仮撚り)、織物・編物、染色」の製造(加工)工程を担っています。今も、受託製造(加工)は残っておりますが、各社自販、そして販路拡大に向けて注力をしております。
石川県は約400年前から加賀百万石の城下町として発展し、現在も日本国内に独特の光を放っています。伝統文化が日常的に佇んでいる土地柄として名声を馳せ、現在は合繊織物編物中心の産地となっています。ナイロン、ポリエステルなどの合繊長繊維織物では、石川県は全国の約40%を生産しており、隣県福井県と合わせると約67%となり、一大産地となっています。
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(一社)石川県繊維協会の取り組みについて
(一社)石川県繊維協会は、平成2年に国及び県の支援を受けて設立した「(株)繊維リソースいしかわ」と一体となって、業界への支援事業を行っています。
主に三つの事業を行っており、
(1)「人材育成」事業として、新入社員研修の他、いしかわ繊維大学を開講しています。
(2)「販路開拓」事業として、従来の下請け加工形態中心から脱却し、自らがマーケティングを行い、自主企画・自主提案を進め、市場(川下業界)にアプローチして主体性のある企業活動を展開するための支援をしております。
(3)「新技術・新商品の開発」事業として、商品構成多様性・転換を推進して”自立化”に繋げるための商品開発を支援しています。
近年は、石川で作られた炭素繊維が飛行機の胴体等に活用されたり、炭素繊維から新たな製品展開が図られています。炭素繊維とは、アクリル繊維またはピッチ(石油、石炭、コールタールなどの副生成物)を原料に高温で炭化して作った繊維となります。炭素繊維の特徴は、鉄と比較すると比重で1/4、比強度で10倍、比弾性率が7倍あること。その他にも、耐摩耗性、耐熱性、熱伸縮性、耐酸性、電気伝導性に優れています。
石川産地として衣料関連では、スポーツ・アウトドア・カジュアル・裏地・中東民族衣装など。非衣料関連では、カーシート・カーテンなどの他、繊維資材(織ゴム・紐など)や土木資材など。高い技術に裏打ちされた幅広い分野での商品展開を行っております。
関連URL : https://ita-sys.com/exhibition