●武尊 著『ユメノチカラ』 https://www.amazon.co.jp/dp/4198657602
本書は、K-1 WORLD GP3階級制覇、10年間無敗、日本人初となるABEMAとのワンマッチ1億円保証のPPVファイター契約――世界の格闘技界にその名を轟かせる武尊選手が、これまでの半生で抱えた挫折や惑い、道を逸れそうになったとき、どうそれらを乗り越えてきたのか、寄る辺としてきた幼いころからの「夢」の力について記したものです。
幼いころに誓った「K-1のチャンピオンになる」「格闘技で成功する」それらの夢を持ち続けたから、今があると武尊選手は言います。
決して体格と才能にめぐまれなかった幼少期、「うつ」の発症、自殺未遂、那須川天心戦前の様々な誹謗中傷との対峙、敗北後の痛烈な挫折……様々な惑いの過程を記していただいています。
直面した出来事に、全身で本気で向き合ってきた武尊選手の真っすぐな、そして真摯な生き方を思わせるエピソードの数々。そんな武尊選手だからこそ、あたたかく支えてくれた卜部弘嵩さん・功也さん兄弟、トレーナーの渡辺雅和さん、ダウンタウン・浜田雅功さん、ワンオクTakaさんとのエピソードも読みどころとなっています。
7代目タイガーマスク就任、格闘技版ワールドカップ開催の夢など、これからの自身と格闘技をめぐるビジョンも提案。
「格闘技には、人の心を動かし、人生まで変えてしまう。とてつもないパワーがあると僕は信じている」
武尊選手の格闘技に向けた強い思いにぜひ触れてみてください。
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本書の目次
プロローグ 優しさ
<第1章> 「絶対不可能」を覆す
「K-1休止」で断たれた夢を取り戻す
『SASUKE』出場で知名度を上げる
水抜き減量中の温泉ロケで危険症状
練習と営業活動で一日2往復、約5時間の移動
「天心とやれ!」の大合唱と誹謗中傷
試合をしながら交渉を繰り返す
試合直前まで難航した条件交渉
<第2章> ユメノチカラに導かれて
才能と体にめぐまれなくてもできること
憧れの人の真似から始まった夢への道
屈辱をバネにして自信を取り戻す
「自分は強い」と思えないことの強さ
「こうしたら勝てる」と徹底的に考え抜く
「自分の感覚」を信じれば気持ちは強くなる
心折れても「夢」が引き戻してくれる
<第3章> 逆風だらけの世界で
歯車が狂い始めた高校時代のこと
空手もボクシングも友人も奪われて
夢の喪失と「うつ」発症、自殺未遂
現状を変える方法なんていくらでもある
悪いことを悪いことのままで終わらせない
SNSの誹謗中傷と向き合って
天心vs.メイウェザー戦以後、アンチが急増
頭の中を空っぽにする習慣
<第4章> 「ファイターとお金」を考える
お金を稼ぐことを第一の目的にしない
チャンピオンがバイト生活者でいいのか
試合を控えた選手がチケットの手売りをする是非
ドタキャンされたチケット代は数百万円規模
「お金を追いかけるな」という教え
「あぶく銭」が入った時はみんなでパッと使う
戦いながら会場の熱気を見て試合を考える
ダウンから倒し返す自分、盛り上がる会場
相手のパンチをあえてまともに食らってみる
<第5章> アフター「THE MATCH」
絶望と、すべて崩れていった夢の世界
泣き崩れるとはこういうことだったのか
あえて敗北の記念写真を撮った理由
「心配したんだよ。武尊、死ぬんじゃないかって」
ワンオクTakaさんから受け取った言葉
天心戦の敗北を取り返すために
細美武士さんの言葉「格闘技と人生は似ている」
誰かがアクションを起こすきっかけになる試合を
<第6章> 勝つためのルーティン
K-1最強を証明しなければ終われない
安心できる場所があると危険な戦いができない
独りぼっちでは戦えない
すべてをわかってくれている渡辺雅和トレーナー
僕の兄貴たち、卜部弘嵩・功也兄弟
細かいルーティンをあえて捨てるアウェーでの戦い
<第7章> 「格闘技W杯」開催のために
児童養護施設の子供たちを訪ねて
7代目タイガーマスクを襲名する
マスクマン姿でリングに上がる可能性
格闘技のイメージを変えたい
格闘技界に提案したい新たな仕組み
格闘技版ワールドカップを開催したい
2024年1月28日、世界最高峰の戦い
緊急追記:それでも、戦うことを選んだ
エピローグ ユメノチカラ、未来へ
特別編 武尊の心身を整える4テーマ
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書誌情報
[書名] ユメノチカラ
[著者] 武尊
[発売日] 2024年1月29日(月)
[定価] 1760円(10%税込)
[判型/仕様] 四六判ソフトカバー
[ページ数] 224ページ
[発売] 株式会社徳間書店
[ISBN] 9784198657604
[商品URL]
https://www.tokuma.jp/book/b640632.html
https://www.amazon.co.jp/dp/4198657602
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著者プロフィール
武尊
格闘家。1991年7月29日生まれ。鳥取県米子市出身。team VASILEUS 所属。
闘争本能むき出しのファイトスタイルでKO 勝利を連発する姿から“ナチュラル・ボーン・クラッシャー”と呼ばれる。
2015年4月に初代K-1スーパー・バンタム級王座決定トーナメント、2016年11月に初代K-1フェザー級王座決定トーナメントを制して2階級制覇を達成。
2018年3月の「K’FESTA.1」では第4代K-1スーパー・フェザー級王座決定トーナメントで優勝し、前人未到・K-1史上初の3階級制覇を成し遂げる。
2019年3月の「K’FESTA.2」では当時ムエタイの現役王者だったヨーキッサダーを2RKOし、K-1最強を証明した。この一戦で右拳を負傷し、試合から遠ざかっていたが、11月の横浜大会で村越優汰との一戦を制して復活。
2020年3月22日の「K’FESTA.3」では“ムエタイの壊し屋” ペッダムにKO 勝利し、K-1のエースとしての強さを見せつけた。同年夏、かねてから対戦をアピールしていたレオナ・ペタスの挑戦を承諾。一度は11月3日のK-1福岡大会でレオナとのタイトルマッチが決定していたものの、自身の怪我により欠場。
2021年3月28日「K’FESTA.4 Day.2」の大舞台でレオナと拳を交え、劇的なKO 勝利で王座防衛を果たした。
2022年6月19日、東京ドームで行われた「THE MATCH 2022」で那須川天心と対戦。判定で敗れたものの、格闘技史に残る名勝負を繰り広げた。
2023年6月24日、自身初の海外進出戦となるフランス・パリで行われた「Impact in Paris」で豪快なKO 勝利。ISKA 世界ライト級王者となった。
2024年1月28日、ONEフライ級キックボクシング世界王者スーパーレックと対戦(ONE 165、東京・有明アリーナ)。
戦績43戦41勝(25KO) 2敗0分(2023年8月15日時点)。168センチ、60キロ。
Instagram https://www.instagram.com/k1takeru/
X(旧Twitter) https://twitter.com/takerusegawa
YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/@takeru7424
オフィシャルサイト https://takeru-official.net/profiles
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