株式会社メディプラス製薬(代表取締役:伊藤賢司、本社:東京都渋谷区)は2024年1月1日(月)、自社独自成分オゾン化グリセリンのR&Dおよび専門製造工場(2022年設立・敷地面積209.95㎡)である埼玉工場を「オゾネーション・ラボ」と命名、所長として河上快士が就任したことをお知らせ致します。
■背景
メディプラス製薬は、創業以来50年にわたり、オゾンを医療現場で活かすべく研究を重ねて参りました。その中で、オゾンをグリセリンと反応させることにより安定化させるオゾン活用のコア技術「オゾネーション」を応用し、化粧品原料や皮膚外用剤の開発を強化。2004年よりこれまで、100報を超える論文や、抗菌、抗炎症を始めとした様々な領域の学会にて、このオゾネーション技術により誕生した「オゾン化グリセリン(※)」に関する発表を行いました。グループ内では2023年、主力製品である「メディプラスゲル」に「オゾン化グリセリン」を初配合。2021年に発売したスキンケアブランド「フィボナッチ」に次ぎ、独自成分を配合した製品を発売するに至りました。
「オゾン化グリセリン」は、多機能性を有する環境負荷の少ないサステナブルな成分という特徴と共に、生体への適合性の高いバイオマテリアル(生体材料)として、皮膚以外の領域でも活用が期待されています。2023年11月にイタリア・ローマで開催された「4th International Conference on ADVANCED FUNCTIONAL MATERIALS&BIOMATERIALS&BIODEVICES」にて、同成分の創傷治癒機能を活かした歯科領域におけるバイオマテリアルとしての使用を発表致しました。今後、この分野においても積極的な活用が検討されています。
弊社は、オゾネーション・ラボの設立を機に「オゾネーション」事業をより活性化させて参ります。具体的には、これまでの研究開発によって解明されているエビデンスを基に、「オゾン化グリセリン プラットフォーム&アプリケーション」事業モデルへ進化させ、外部の専門家の知見も活用しながら、人と動物の健康に役立つ事業を展開していく所存です。
(※)オゾン化グリセリン=オゾンと天然由来のグリセリンを出発点とし、オゾネーション技術により誕生した、生物や環境にも配慮したサステナブルな多機能性新規独自成分
■メディプラス製薬オゾネーション・ラボ新所長略歴
河上快士(カワカミハヤト)
㈱アルソアに13年、㈱ディーエイチシーに16年勤務。化粧品開発4年、製造及び生産技術5年、品質管理21年の経験を有する。衛生検査技師、有機溶剤作業責任者、特別管理産業廃棄物管理責任者、防火管理者の資格保有者。
■オゾネーション・ラボ命名の経緯と役割
「オゾネーション」とは、創業当初より継承されている、医療現場におけるオゾン活用の応用技術です。不安定な気体であるオゾンを安定化するというコア技術のパイオニアとして、オゾンの可能性をこれからも追求し、研究を続けていくという決意を新たに、社内公募31案の中から「オゾネーション・ラボ」という名称が選ばれました。生産力、安全性、安定性の向上と、新たに処方開発と学術面における情報開発の強化で、今後のプラットフォーム戦略の基盤として、重要な役割を担います。
■メディプラス製薬の今後の事業展開について
メディプラス製薬は、これまでの皮膚疾患治療薬の開発過程で見いだされた、オゾン化グリセリンの抗菌、抗炎症、バリア再生機能をベースとし、人間・動物の健康に貢献するクリニックでのスキンケアや口腔ケア、ペットケアなどの新事業を独自流通にて計画しております。オゾン化グリセリンは、オゾンと天然由来のグリセリンを出発点とした、生物にも環境にも配慮したサステナブルな多機能性独自成分。オゾネーションの進化と共に、地球の未来のために良質な製品を最善の形でお届けしてまいります。
■メディプラス製薬とは
メディプラス製薬は、「オゾン化グリセリン」の抗菌、抗炎症、バリア再生機能をベースとした、人間・動物の健康に貢献するクリニックでのスキンケアや口腔ケア、ペットケアなどの新事業を、独自流通にて計画しております。オゾネーション技術の進化と共に、地球の未来のために良質な製品を最善の形でお届けして参ります。
【会社概要】
会社名:株式会社メディプラス製薬
代表:代表取締役 伊藤賢司
本社: 東京都渋谷区恵比寿 1-20-4 Sreed EBISU 5F
ホームページ:https://www.mediplus-pharma.co.jp/
設立: 1973年(昭和48年)3月
資本金: 93,000,000 円
事業内容: 医薬品、医薬部外品、化粧品の開発・製造・販売
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