自動車のエンジン用パーツおよび、オーディオ機器・楽器用の音質改善シートを製造・販売する、アドパワー・ソリューションズ株式会社（東京都千代田区二番町1番2-216号、代表取締役 冨澤 直子、以下：アドパワー社）は、2024年1月より、オーボエ奏者・鹿児島国際大学教授 及川寛繁氏との研究交流を開始したことをお知らせいたします。及川氏は30年にわたるドイツでの首席オーボエ奏者、ソリスト、指揮者としての活動を経て、2019年4月より鹿児島国際大学音楽学科教授に就任。
■及川教授のプロフィール
及川寛繁氏は、吉成行蔵氏に師事し、武蔵野音楽大学を卒業後、ミュンヘン音楽大学でG.パッシン氏に師事。世界オーケストラランキングで上位に位置するドイツ・ライプツィヒ交響楽団の首席オーボエ奏者に就任し、30年にわたりドイツで首席オーボエ奏者、ソリスト、指揮者として活動されました。現在は鹿児島国際大学音楽学科教授として後進の指導にあたるとともに、ソリスト・指揮者としての活動に精力的に取り組まれています。
■アドパワー・ソニックシリーズの開発過程と成果
アドパワー・ソニックシリーズは、誰でも手軽に、今使っているオーディオ機器や楽器の音質を改善できるアイテムを目指し、レコーディングエンジニアの森元 浩二氏監修のもとに開発したオーディオ専用の製品です。
国立研究開発法人産業技術総合研究所（細胞・生体医工学研究グループ）での、見えない音を見える化する可視化技術による性能評価において、アドパワー・ソニックを取り付けることで、両耳間相関係数（IACC）が増大し、音像・定位感が明確になることが実証されました。私たちの耳に届く音が変化します。
※IACCとは
Inter Aural Correlation Coefficient の略で、音の広がり（拡散度）を現す指標。
2023年11月1日より、立命館大学情報理工学部音情報処理研究室（西浦 敬信教授）との研究交流を開始。音響情報処理とデジタル信号処理の観点から、アドパワー・ソニックの効果の科学的な検証を行っています。
この度2024年1月からは、オーボエ奏者・鹿児島国際大学教授 及川寛繁氏との研究交流も開始し、実際の演奏環境での使用に基づいた、より感覚的な効果の満足度向上を目指して研究を行っていきます。
■本研究交流の目的
これまでに産業技術総合研究所や立命館大学西浦研究室での音環境の解析等を通した、アドパワー・ソニックの性能・効果に科学的・数値的にアプローチする研究から一歩進み、今回の研究では、より芸術的な表現や感覚的な満足度に焦点を当ててアプローチしていきます。実際の演奏現場でのアドパワー・ソニックの使用による演奏者の直接的なフィードバックを通して、数値上の音の改善だけではなく、演奏者の感覚的な音楽体験を高めるための技術向上を目指しております。
■アドパワー社代表取締役冨澤のコメント
楽器演奏は、単に技術的なスキルだけでなく、深い感情表現の場でもあります。私たちは、演奏者がその感情をより自由に表現できるような製品を開発することに注力しております。
今回の及川氏との研究アプローチは、弊社製品の技術的な進化だけでなく、演奏者の芸術的な表現を豊かにすることにも貢献し、演奏者と聴衆の両方にとって新たな音楽体験をご提供できるものと期待しております。
■アドパワー・ソニックシリーズの用途
アドパワー・ソニックシリーズは、スピーカーやアンプ、カーステレオなどのオーディオ機器、またギターやドラム、管楽器などの楽器に貼り付けて使用する音質改善シートです。
スピーカーや大型の音響機器への使用に適した長方形タイプと、クラッシック楽器のつば抜き部分や電源ケーブルなど、より細かい音の調整が必要な機器への使用に適した六角形タイプの2種類の形状で、六角形タイプは黒、ゴールド、シルバーの３色で展開しています。
アドパワー・ソリューションズ株式会社
車輌用、音響機器・楽器用の静電気抑制パーツを開発・製造するソリューションカンパニーです。アジア諸国の排気ガスで淀んだ灰色の空に衝撃を受け、『世界中の自動車に対し、排ガスを削減させる打開策はないのか？』との思いから「アドパワー」が誕生するに至りました。全く新しい技術や製品に対する正当な評価や認知に至るまでには長い時間を要すると痛感致します。複数の大学や研究機関などでの日々重なる研究やプロの方々の協力のもと、静電気抑制放電効果のメカニズムを解明、その研究は現在も続けております。「今よりも一歩、その先の未来へ」AdPower（アドパワー）が世界に貢献できるよう邁進して参ります。
アドパワー・ソリューションズ株式会社：https://corp.adpower.jp/
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