あらすじ
前からも後ろからも読める、ホラーでユニークな回文絵本が誕生!
つるが、舞踏会の招待状を書きました。さて、夜がきて……。
あやしげなトマトの城に招待されたお客さんたち。
みんな楽しそうにワルツを踊っているけれど、あれあれ? なにか変じゃない?
よく見たら、いろんな場面でうろついている赤い影。これは一体?
と思っていたら、驚愕のトマトが現れた! そして、だんだんと減っていくお客さん。
最後に残ったのはつるだけ。もしかして……!?
編集者より
回文の世界を思いきり楽しんでほしいと、言葉遊びの奇才がつくった「ザ・回文絵本」!
表1からも表4からも読める、回文の魅力あふれる絵本です。想像力を広げて、遊ぶように、回文の世界に入り込めます。
著者
林 木林(はやし・きりん)・作家
山口県に生まれる。詩人、絵本作家、作詞家。詩情あふれる独自の視点で多彩な作品を手がける。創作言葉あそび作家としても活躍中。第4回詩のボクシング全国大会で優勝。『ひだまり』(光村教育図書)で第66回産経児童出版文化賞産経新聞社賞、『みどりのほし』(童心社)で第6回児童ペン賞絵本賞、『二番目の悪者』(小さい書房)で図書館員がえらぶ 選書センター大賞2022大賞を受賞。詩集、絵本、翻訳など作品多数。
岡本よしろう(おかもと・よしろう)・画家
山口県に生まれる。武蔵野美術大学油絵科卒業。絵画のほかに、立体やインスタレーションなど、幅広く創作活動を行う。絵本の作品に『パンダのパンやさん』(金の星社)、『にんじゃじゃ!』(文溪堂)、『生きる』(谷川俊太郎・詩/福音館書店)、『ゆきだるまとかがみもち』(林木林・作/鈴木出版)、『100 円たんけん』(中川ひろたか・文/くもん出版)など、挿画の作品に『雷のあとに』(中山聖子・作/文研出版)、『おにのしょうがっこう』(山田マチ・作/あかね書房)などがある。
商品情報
『つるわるつ』
シリーズ:えほんのもり
対象:幼児~小学校低学年
判型:A4変型判
本体価格:1,500円(税別)
ISBN:978-4-580-82419-5
関連URL :