ポジティフ・オルガン”は1段鍵盤の、小型のパイプオルガン。彩の国さいたま芸術劇場では、この楽器の魅力をアンサンブルやオルガン・ソロでお届けする「光の庭プロムナード・コンサート」を継続して開催してきました。約1年半の大規模改修休館を終え、3月より、このシリーズも再開いたします。リニューアルオープン後初となる今回は、大木麻理(オルガン)と佐藤友紀(トランペット)を迎え、リニューアルを彩る華やかな作品を交えてお贈りいたします。40分間のショートプログラムで入場無料、事前申込みも不要。また、入場に年齢制限はありませんので、小さなお子さまからお楽しみいただけます。光が降り注ぐオープンスペースで至福のひとときをお過ごしください。
-
公演概要
◎公演名=光の庭プロムナード・コンサート第134回
◎日時 =2024年3月23日(土)14:00~14:40
◎会場 =彩の国さいたま芸術劇場 光の庭(旧情報プラザ)
◎出演 =大木麻理(オルガン)、佐藤友紀(トランペット)
◎曲目 =J. P. スウェーリンク:緑の菩提樹の下で SwWV325 *
C.フランク:天使の糧
A.マルチェッロ:協奏曲 ニ短調 ほか
*オルガン・ソロ
◎入場無料(自由席・事前申込み不要)
※年齢制限はございません。どなたにもご入場いただけます。
◎問合せ=彩の国さいたま芸術劇場 0570-064-939
(月曜日を除く10:00~18:00)
◎ホームページ=https://www.saf.or.jp/stages/detail/98675/
◎主催 =公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団(彩の国さいたま芸術劇場)
-
出演者プロフィール
大木麻理(おおき・まり)/オルガン
東京藝術大学、同大学院修了。DAAD、ポセール財団の奨学金を得て、リューベックおよびデトモルト国立音楽大学を満場一致の最優秀の成績で卒業。第3回ブクステフーデ国際オルガンコンクール邦人初優勝、第65回「プラハの春」国際音楽コンクール・オルガン部門第3位ほか国内外で多数受賞。CDアルバム『エリンネルング』『51鍵のラビリンス』がレコード芸術特選盤に選出されたほか、オルガンで参加した「Live from MUZA」は、第58回レコード・アカデミー賞の録音部門を受賞した。ソロのみならず国内外のオーケストラ、アンサンブルと多数共演、ラジオやTV出演などオルガン音楽の普及に努める。豊かな音楽性と高度なテクニック、個々のオルガンの可能性を活かした音色作りは各所で高い評価を受けている。神戸女学院大学および東洋英和女学院大学非常勤講師、ミューザ川崎シンフォニーホールオルガニスト。
佐藤友紀(さとう・とものり)/トランペット
東京藝術大学卒業。アカンサス音楽賞受賞。第16回日本管打楽器コンクール第1位。第69回、第72回日本音楽コンクール第2位。第2回リエクサ国際トランペットコンクール入選。第6回フィリップ・ジョーンズ国際コンクール第3位。東京藝術大学管弦楽研究部非常勤講師(現:芸大フィルハーモニア)を経て渡独、ドイツ国立ハンブルク音楽演劇大学にてマティアス・ヘフス氏に師事。06年より17年間首席奏者を務めた東京交響楽団を2023年7月に退団し、現在はソロや室内楽を中心に幅広い活動を行っている。シエナ・ウインド・オーケストラ客員契約団員。ARK BRASS、Bach Artists Japan匠、各メンバー。東京藝術大学、洗足学園音楽大学、尚美ミュージックカレッジ専門学校ディプロマ科各非常勤講師。日本トランペット協会常任理事。
関連URL : https://www.saf.or.jp/stages/detail/98675/