■予約受付
受付期間:2024年2月7日(水)~2月20日(火)
発送:4月27日(土)以降順次
※オールドファッションの公式オンラインストアのみで受付。2月20日の締め切りまでに、予定枚数に達した場合は受付終了。その後2次予約に切り替え予定(2次予約分は5月末~6月上旬発送予定)。
■通常発売
発売日:2024年4月27日(土)
取扱店:H TOKYO三宿本店・丸の内店、OLD-FASHIONED STORE上野店・日本橋店、OLD-FASHIONED STORE TOKYO(JR東京駅構内)、公式オンラインストア、世田谷文学館1階ミュージアムショップ
日本のホラー漫画界を牽引し、世界中にファンを持つ伊藤潤二。2024年4月27日(土)より、初の大型原画展が世田谷文学館(所在地:東京都世田谷区南烏山)で開催される。原画展はその後全国巡回予定で、皮切りとなる世田谷文学館の展示スタートにあわせ、漫画の名場面や人気キャラクターをプリントしたハンカチが登場する。
ハンカチ全4種類を、ハンカチ専門店「H TOKYO」を展開するオールドファッション株式会社(所在地:東京都世田谷区 / 以下オールドファッション)が製作。オールドファッションは、漫画をモチーフとしたハンカチのシリーズ「マンガチ(MANGACHIEF)」を製作しており、これまでに高橋留美子、松本大洋、吉田戦車と日本が世界に誇る漫画の文化をハンカチにデザインして発表してきた(現在は3名の作家のハンカチの販売は終了)。
ハンカチ紹介・製作のこだわり
「マンガチ」の製作過程で、オールドファッションでは社内で作品に詳しいスタッフがいないかヒアリングを行う。今回は企画生産とはまったく違う部署に、伊藤潤二作品のファンだというスタッフがいたため、企画から参加してもらうことに。ファンならではの視点で抜粋するシーンの選定、レイアウト、色決めやサンプルのチェックまですべての工程に携わった。
漫画を改めて読み込み、選んだコマをパズルのように配置しては崩しを繰り返す。ようやく納得のいくデザインとなっても、細かいプリント指示など工場とのやりとりを重ね、何度もテストプリントを実施。ほかの多くのスタッフにも意見を聞きながら、製品が完成するまで実に1年の時間を費やした。
企画生産を担当したスタッフたちに、それぞれのハンカチへのこだわりを聞いた。
「Tomie」は魔性の美少女・富江を主人公とした連作シリーズから、名場面を抜き出したハンカチ。何度惨殺されても蘇り、増殖する姿は時に「異形の美」さえもたたえている。
配色は漫画雑誌をイメージ。伊藤潤二がデビューから数多くの作品を発表した『月刊ハロウィン』がホラーオカルト少女漫画雑誌だったことが由来で、コマのレイアウトにも心血を注いだ。右最上と左最下のコマは、『ある集団』という作品の見開きページ最右と左最下のコマ。雑誌や単行本が売れない昨今、漫画を紙で、見開きで読む楽しさがなくならないように、という願いを込めた。
※伊藤潤二が活躍した『月刊ハロウィン』は現在休刊。
「Characters」は『伊藤潤二傑作集』に収められた珠玉の作品より、個性的なキャラクターたちを切り取り再構成した名場面コレクション。
2022年に漫画家35周年を迎えた伊藤潤二が、2024年に初めての大型原画展を開催。ハンカチがその記念すべき原画展初日発売ということもあり、デビューから今に至るまで伊藤潤二の漫画家人生の足跡を辿れるハンカチをつくりたいと考えた。
数えきれない名作たちから何を選ぶのか。かなり迷ったものの、2023年に発売された『不気味の穴』という、自伝的な体裁をとりながら創作について掘り下げた内容の本を頼りに、『富江』『死人の恋わずらい』『首のない彫刻』『サイレンの村』『うめく排水管』『首吊り気球』『路地裏』『双一』の名場面を選んだ。
「Gallon」は、双一の呪いにより様子がおかしくなっていく猫のコロン。『双一の愛玩動物(2006)』より名場面を集め、蓄光プリントが暗闇で怪しく発光するハンカチ。
52㎝角の大判のハンカチは「呪い」をテーマにしており、双一が「呪いあれ〜」と言葉を放つコマを入れたのがポイント。色も呪いをイメージし、白黒の潔い配色だ。
「Gallon_pile」は『双一の愛玩動物(2006)』より、クライマックス場面をビビッドな配色と蓄光プリントで表現。裏地がパイル地となっておりカジュアルで使いやすいタオルハンカチ。
プリントや縫製はすべて国内工場で行い、繊細な筆致までも見える細かなプリントを施したハンカチは、いずれもファンにはたまらない仕上がりとなっている。
ハンカチ4種類は、オールドファッションの直営オンラインストアで1次予約を2024年2月20日(火)まで受け付けている。通常発売は原画展示初日の2024年4月27日(土)、オールドファッション直営店のH TOKYO、OLD-FASHIONED STORE、および直営オンラインストア、そして世田谷文学館1階ミュージアムショップにて。
マンガチ(MANGACHIEF)伊藤潤二
■予約受付
受付期間:2024年2月7日(水)~2月20日(火)
発送:4月27日(土)以降順次
※代金先払いのみ、オールドファッションの公式オンラインストアのみで受付。2月20日の締め切りまでに、予定枚数に達した場合は受付終了。その後2次予約に切り替え予定(2次予約分は5月末~6月上旬発送予定)。
■通常発売
発売日:2024年4月27日(土)
取扱店:H TOKYO三宿本店・丸の内店、OLD-FASHIONED STORE上野店・日本橋店、OLD-FASHIONED STORE TOKYO(JR東京駅構内)、公式オンラインストア、世田谷文学館1階ミュージアムショップ
伊藤潤二展 誘惑
■会期・会場(予定)
2024年4月27日(土)~9/1(日) 世田谷文学館
2024年10月~12月 兵庫・市立伊丹ミュージアム
ー以後、全国を巡回予定ー
※詳細は原画展公式サイト、および原画展公式X(旧Twitter)で発表
OLD-FASHIONED COMPANY
オールドファッション株式会社は、ハンカチを中心として、靴下やナイトシャツなど生活のなかでもっとも身近な、肌に触れるアイテムを取り扱っています。そのすべてが日本でつくられたオリジナルの製品です。当たり前にそこにあって見落としがちな身の回りの品、前はよく使っていたけれど最近目にしなくなったものなどを、新しい視点でその価値を再提案し、今まで気づかなかった、または忘れていたその品物の良さを実感できる製品づくりを目指しています。また製品や情報発信を通して、身近な誰かが真摯にものづくりに励んでいるという、親近性を感じられるような製作背景を伝えていきます。
ブランドムービー
https://drive.google.com/file/d/14Wcc9MQr43OJl13dSul5vobUfpsl5dfv/view?usp=sharing
会社名:オールドファッション株式会社
所在地:東京都世田谷区太子堂1-1-11
TEL:03-5787-5931
事業内容:服飾雑貨小売・卸売
https://old-fashioned.jp
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