英語だけを学んでいても意味がない。伝えたいことを「英語で」伝えられる人を増やしたい。
代表の山川は、アメリカ・ロサンゼルスで映画製作を学び、帰国後は日本のテレビ業界に、番組制作スタッフとして長年携わりました。その中で、日本のコンテンツは面白いのに、英語で発信ができる日本人が少なく機会損失していることを、ずっと気にかけていました。そして近年、子どもたちの間でのYouTuberへの憧れの高まりを感じて考案した、子どもに英語で動画制作を教えるスクールというビジネスプランで臨みます。
このスクールでは、オンラインを使いながら、山川がハリウッドで身につけた映画製作のエッセンスや、日本のテレビ制作現場で培ったプロの知識をベースに、子ども向けながらも本格的な内容を目指します。「企画構成を行い、撮影し、視聴者に伝わりやすく編集する」というアイデアを形にする力は、将来ビジネスパーソンになったときにも、業種に関係なく役に立つ能力でもあります。
また、映像の作り方は国によっても違いがあります。英語を身につけ、海外の作品や制作チュートリアル動画を見られるようになることは、制作者としての引き出しを増やすことにつながります。そしてその増えた引き出しを使い、英語で海外に向けて発信できるようになることを目指します。
山川が開いた動画制作講座の様子。ここで、子どもたちの動画制作能力の高さに気づき、この事業のヒントを得ました。
上:小学3年生が撮影し、辞書を使いながら英語のテロップをつけたショート動画。 下:実写に加え、ゆくゆくはロゴアニメーション制作のスキルも教える予定です。
将来の展望は、世界へ発信できるクリエイターを増やすこと。
山川は、2人の子を持つ母親として、一人ひとりの子どもの持つクリエイティビティを伸ばし、それをしっかりと価値に変えてほしいとの願いから、この事業を習い事スクールで終わらせるのではなく、将来的にスケールアップする展開を考えています。
成人し、このスクールを卒業した若者を対象に、コミュニティをつくります。そこでは、プロとして映像制作プロジェクトを受注したり、自分たちで立ち上げたりすることができます。みんな英語を使えるようになっているので、世界とやり取りをしながら仕事を作ることが可能です。自分のスキルをお金に換えることは、生きていく上でとても大切な能力です。
さかのした合同会社について
東京都品川区を拠点とする、映像制作会社です。品川区の海岸線、地理的に坂の下にあるので、自分たちの足元から住みやすい世界を作っていきたいという想いを社名に込めました。テレビ・ウェブ番組、企業のPR動画、インバウンド/アウトバウンド向けの英語を使った映像制作を行っています。スモールカンパニーの強みを生かし、完成までワンストップで行います。動画を使った営業支援・販路拡大のサポートも行っています。
【会社概要】
社名:さかのした合同会社
本社所在地:東京都品川
代表社員:山川樹里
事業内容: 映像制作
設立: 2019年6月7日
■第13回ウーマンズビジネスグランプリ 2024in品川
ウーマンズビジネスグランプリ2024in品川 ファイナルは2024年2月18日(日)に品川産業支援交流施設SHIPの3階大崎ブライトコアホールで開催され、オンライン配信と会場来場のハイブリッド形式での一般観覧が予定されています。是非ご観覧ください。
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