ご家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビスクリーンへの「注視」を測るREVISIO株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 郡谷康士、以下REVISIO)は、2024年1月にスタートした冬ドラマについて、初回放送での注目度ランキングTOP3を作成し、人気の傾向を分析致しました。注目度が高いとは、テレビの前の視聴者がくぎづけになっていたことを表します。
1位は大河ドラマ『光る君へ』
2024年1月クールにスタートした、冬ドラマでプライム帯(20時~22時30分に放送開始)に放送されているドラマをピックアップ*し、REVISIO独自の注目度という指標によって初回放送の「注目度ランキングTOP3」を作成いたしました。その結果、個人全体、男性の1位はNHKの『光る君へ』でした。
*全てのドラマが対象となっているわけではありません
個人全体で1~3位になったドラマ
1位:NHK『光る君へ』 出演:吉高由里子さん、柄本佑さん、黒木華さん、井浦新さん、吉田羊さん、ユースケ・サンタマリアさん、佐々木蔵之介さん、岸谷五朗さん、段田安則さん他
個人全体の注目度:70.5%
『光る君へ』は吉高由里子さんが主役の紫式部を務めるNHKの大河ドラマです。源氏物語を生み出す紫式部の秘めた情熱の行方、そして同時代を生きた藤原道長(柄本佑さん)との関係に注目です。平安時代を舞台とした大河ドラマは珍しく、他の大河では見られない衣装やセットの華麗さにも目を奪われます。源氏物語のファンも多いことから毎回楽しみにされている視聴者も多いのではないでしょうか。男性の注目度が1位、女性は2位と性別にかかわらず注目度が高いのは、初回ということで多くの視聴者が期待をふくらませたからだと思われます。権力争いとラブストーリが同時に展開され、次はどうなるのかと手に汗握るシーンも多く、今後も目が離せなくなるドラマになりそうです。
※REVISIOでは、毎放送回どのシーンに一番くぎづけになったのかを分析しております。
https://revisio.co.jp/blog/category/BQCUZUdX
2位:NHK『【ドラマ10】正直不動産2』 出演:山下智久さん 福原遥さん 市原隼人さん 泉里香さん 長谷川忍さん 松本若菜さん 板垣瑞生さん 伊藤あさひさん 財津優太郎さん 馬場徹さん 松田悟志さん ディーン・フジオカさん他
個人全体の注目度:66.5%
NHKの連続ドラマ『正直不動産』の続編がスタート。山下智久さん主演の永瀬財地は常に売り上げトップを誇る凄腕営業マンでしたが、土地の祟りが原因で嘘を一切つけなくなってしまいます。そんなハンディを負った永瀬財地が、今後どのように成長していくのかに注目が集まりそうです。また、永瀬財地のかつての上司である神木涼真(ディーン・フジオカさん)や顧客第一である月下咲良(福原遥さん)などとの人間関係も気になります。仕事も恋も波乱万丈な物語に、男性の注目度が3位、女性が4位と幅広く人気があるのもうなづけます。
3位:フジテレビ『婚活1,000本ノック』 出演:福田麻貴さん 八木勇征さん 関水渚さん 野村周平さん 白河れいさん他
個人全体の注目度:65.5%
南綾子(福田麻貴さん)は売れない小説家です。2023年の年末、年下でイケメンの山田クソ男(八木勇征さん)にぞっこんとなり有頂天になりますが、急に連絡がつかなくなります。その後、南は山田がすでに亡くなって幽霊になっていることを知り・・・。女性の注目度が1位となったのは、リアルな婚活事情がコミカルに描写され、恋愛だけでなく、仕事や友情など、女性の様々な側面も幅広い層の女性から支持を得たからだと考えられます。福田さんの演技力を絶賛する声も多く、南と山田の絶妙な掛け合いにも多くの女性がはまったようです。
参考:※2023年上半期におけるドラマジャンルの個人全体の平均注目度は58.7%
4位以下のランキングについては、こちらを参照ください。
https://revisio.co.jp/blog/j9B20kac
REVISIOでは、視聴者がテレビに目線をどれだけ向けたかという視聴データを独自に取得しております。今後も注目のテレビ番組やCMの分析を行う予定ですので、ぜひご確認ください。
■今回分析に利用した指標について
※注目度とは?
テレビの前にいる人(滞在者)のうち、テレビ画面に視線を向けていた人(注視者)の割合を表します。シーンに注目している度合いがわかります。
【REVISIO株式会社について】
REVISIO株式会社は2022/10/1より、TVISION INSIGHTS株式会社から社名を変更いたしました。
人体認識技術によってテレビ番組・CMの視聴態勢データを取得し、BtoB向け視聴分析サービスを提供しています。ご家庭のテレビに、REVISIOが独自に開発した人体認識技術を搭載した調査機器を設置し、調査参加者の視聴態勢を毎秒で自動的に取得。「誰がテレビの前にいて、ちゃんと見ているか」というREVISIO独自の注視データを広告主・広告会社・放送局など国内累計200社以上のクライアントにご活用いただいています。
現在、国内では関東エリアの2,000世帯・関西エリア600世帯、地上波/MX/BSの全番組の視聴データ、ならびにコネクテッドTVの注視データを提供しています。
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