今回の課題は「みやぎサーモン」をメイン素材に使用することと、SDGsの要素を調理工程に一つ以上含むこと。審査項目は、味・見た目・提供時の演出・コストパフォーマンス・料理のテーマ性・ネーミングで、選手である調理スタッフと同じホテルのサービススタッフが2名1組で審査に挑みました。選手が調理し仕込んだ食材を会場に持ち込み、制限時間内に仕上げ、その後、サービススタッフと共に料理提供を行う場面では、料理の香りを漂わせる、料理に合わせた音楽を流すなど、「食べてみたい」と思わせる演出で会場を魅了しました。
厳正な審査の結果、グランプリは「セルリアンタワー東急ホテル」、準グランプリは「新大阪江坂東急REIホテル」、審査員特別賞(本来1ホテルだが同評価のため2ホテルが受賞)は「渋谷エクセルホテル東急」と「THE HOTEL HIGASHIYAMA」に決定。受賞店舗の選手に表彰状とトロフィー、そして副賞として料理研修とレストラン視察のための支援金をそれぞれ授与しました。グランプリを受賞したセルリアンタワー東急ホテルの池田は作品について、「海外ゲストをターゲットとし、春の桜を想起させる一品です。この時期、日本に来てよかったと思っていただきたいという思いで作りました。」と、また「今日まで支えてくれた先輩や仲間たちのお陰で優勝することが出来ました。早くホテルに戻って皆に良い報告をしたいです。」とチームへの想いを語りました。
当社社長の村井は「同じテーマの中から個性あふれるさまざまな料理が生まれたことと、選手全員が同じ職場のスタッフへの感謝の言葉を口にしていたことを嬉しく思います。今年で22回目となる本コンテストは、料理の腕はもちろんのこと、年々大会のレベルが進化していることを感じます。」と述べました。
当社は「食の東急ホテルズ」を標榜し、調理技術やサービスの追求だけでなく、若手料理人の育成も重要項目の一つに掲げ、さまざまな料理コンクールへのチャレンジを奨励・サポートしております。その一環として、本大会も「調理技術・サービス技能の継承とレベルアップを図る機会を創出すること」、「短時間で手際よく調理・サービスを行うスキル、及び商品プレゼン力のレベルアップ」、「東急ホテルズの食に従事することへの誇りの醸成」を行うことを目的に開催しております。今大会で、当社が運営する複数のブランドから上位入賞店舗が選出されたことは、ブランドを問わず食のボトムアップに努めてきた結果と言えるかもしれません。
東急ホテルズ&リゾーツは、今後も人財育成に一層注力し、社員個人のキャリア開発やスキルアップを顧客満足の向上につなげてまいります。
-
東急ホテルズ&リゾーツ株式会社 概要
所在地:東京都渋谷区道玄坂1-10-7 五島育英会ビル3階
代表者:代表取締役社長 村井 淳
事業内容:ホテル・レストラン・会員制リゾートの運営
■全国に広がる「東急ホテルズ」のネットワーク (https://www.tokyuhotels.co.jp)
ザ・キャピトルホテル 東急と、東急ホテル・東急リゾートホテル・エクセルホテル東急・東急REIホテルの各ブランドが属する「東急ブランドホテル」に加え、BELLUSTAR TOKYO、HOTEL GROOVE SHINJUKU、STREAM HOTEL等、独自の個性を有するホテルで構成する「DISTINCTIVE SELECTION」、「会員制滞在型リゾート」の東急バケーションズを全国に展開(国内62店舗/ほか国内4店舗、海外3店舗の「パートナーホテル」)
※今後の開業予定 2024年4月11日 STORYLINE 瀬長島
関連URL :