全心連、2月16日、「ウクライナ避難民心のケアシンポジウム2024 ~日本での生活とウェルネスを考える~」を開催

全心連、2月16日、「ウクライナ避難民心のケアシンポジウム2024 ~日本での生活とウェルネスを考える~」を開催
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全心連、2月16日、「ウクライナ避難民心のケアシンポジウム2024 ~日本での生活とウェルネスを考える~」を開催

■背景・目的

 ウクライナへの侵攻からまもなく2年。日本に避難されているウクライナの方は、2024年1月31日現在で2,590人となりました。ウクライナでの戦争は終わりが見えず、ウクライナ避難民の方々の心の痛みも続いています。

 全心連では、2022年5月にウクライナ心のケア交流センター(通称:渋谷ひまわり)を開設しました。大きな家族のように、ウクライナ避難民の方々の声を聴きながら、その時々に必要なサポートを行うことで、心の居場所となるようにつとめて参りました。設立から1年8ヶ月を経た今、約1,500名のウクライナの方々とつながりを持ち、約120回の心のケアの催しを行い、のべ5,300人の方々が参加されるまでになりました。

 日本が共同議長国となった2023年、国連で開催された「グローバル難民フォーラム」に向けてPledgeを提出し、12月にスイス・ジュネーブ国連本部での会議に参加しました。ウクライナ心のケア交流センター渋谷ひまわりが提供するウクライナ避難民への心のケアは日本独自のものであり、これらの知見を共有することは戦争トラウマを持つ方の心のケアや、避難民・外国人の心のケアなどにも役立ちます。本シンポジウムでは、ウクライナ避難民への心のケアの実例と、日本で成長を遂げたウクライナ避難民の方々とその支援者を紹介し、ウクライナ避難民の方々のウェルネスを考える機会になることをめざします。

■「ウクライナ避難民心のケアシンポジウム2024 ~日本での生活とウェルネスを考える~」実施要綱

 ウクライナ心のケア交流センターでの心のケアは、ウクライナ本国の情勢、ウクライナ避難民の心理状態やニーズ、日本の社会の状況などにあわせて行って参りました。避難が長期化する中で、新しい心のケアの形が求められており、アートセラピーを用いた心のケアと技術習得、AIを用いたSNSカウンセリング対応などの取り組みも始まっています。ウクライナ避難民に対する心のケアについて、様々な角度からお伝えしていきます。シンポジウム全体を、ウクライナ避難民の心のケアに携わる「話を聴くプロ*(プロフェッショナル心理カウンセラー)」がナビゲートしていきます。

主催 一般社団法人全国心理業連合会(全心連ウクライナ「心のケア」交流センター)

後援 外務省、在日ウクライナ大使館、一般社団法人プロフェッショナル心理カウンセラー協会

協力 株式会社アイディアヒューマンサポートサービス

日時 2024年2月16日(金)12:30-15:30

場所 参議院議員会館 講堂(東京都千代田区永田町2丁目1-1)

対象 ウクライナ避難民の方々、ウクライナ支援に携わる方や関心のある方、心理カウンセラー等

人数 120名

入場料・参加費 無料

スケジュール(予定、内容等の変更の可能性があります)

12:00 開場

12:30 開会の挨拶、ご来賓挨拶

12:45 渋谷ひまわりこれまでの活動報告

 ①ウクライナへの必要物資支援

 ②能登半島地震のウクライナ避難民の一時避難サポート

 ③子どもの教育

13:10 ウクライナ避難民心のケア実例

 ①アートセラピーを用いた心のケアと技術習得

 ②AIを用いたSNSカウンセリング対応

 ③メンタルヘルスアンケート結果報告

13:40日本でのウクライナ避難民の成長と活躍

14:30パネルディスカッション ~ウクライナ避難民のウェルネスについて~

15:20 まとめと閉会の挨拶

15:30 終了

全心連、2月16日、「ウクライナ避難民心のケアシンポジウム2024 ~日本での生活とウェルネスを考える~」を開催

■全心連ウクライナ「心のケア」交流センターについて

全心連ウクライナ「心のケア」交流センター
全心連ウクライナ「心のケア」交流センター

 一般社団法人全国心理業連合会が運営する、日本の親子とウクライナの親子が気軽に交流でき、「話を聴くプロ」が心のケアも行える場所として、2022年5月2日に東京・渋谷、2022年5月13日に大阪・梅田にウクライナ交流センターが開設されました。ウクライナ避難民の方々が心の安らぎを得られる、安心できる場を設けることを目的とし、日本での困りごと相談・情報提供、日本の子どもたちとウクライナの子どもたちの交流、「話を聴くプロ」による心のケア・リラクセーションサポートを、一般社団法人プロフェッショナル心理カウンセラー協会後援、株式会社アイディアヒューマンサポートサービス協力のもと行っています。2022年8月1日より、名称を「ウクライナ「心のケア」交流センター」に変更し、心のケアメニューを拡充しています。

全心連ウクライナ「心のケア」交流センター ひまわり

URL:https://www.mhea.or.jp/ukraine-himawaricenter/

<東京・渋谷>

 開設日時:365日オープン

 場所:アイディアヒューマンサポートサービス ココロゴトSalon内

 https://www.idear.co.jp/school/school-info/?id=486#access

 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-9-10 KDC渋谷ビル1階

 050-3612-7559

 ukraine@mhea.or.jp

<大阪・梅田>

 開設日時:不定期

 場所:アイディアヒューマンサポートサービス 大阪梅田サロン内

 https://www.idear.co.jp/school/school-info/?id=490#access

 〒530-0057 大阪府大阪市北区曽根崎1-4-5 エステムプラザ梅田202号

■「話を聴くプロ*」とは?

話を聴くプロ(プロフェッショナル心理カウンセラー)
話を聴くプロ(プロフェッショナル心理カウンセラー)

 「話を聴くプロ」とは、全心連が公認する心理カウンセラーの全国統一認定資格「プロフェッショナル心理カウンセラー」の有資格者のことです。現場で役立つプロの心理カウンセラーは、相談者の心の声を丁寧にお聴きし、寄り添い、受け止め、対話を通して心のサポートを行っていきます。相談者を知識で判断することではなく、相談者を受容し、まず、すべてを聴くことが大切であることから、プロフェッショナル心理カウンセラーの愛称として、「話を聴くプロ」という名前をつけました。

 プロフェッショナル心理カウンセラーは各団体で認定を出す心理カウンセラー資格とは違い、プロの心理カウンセラーとして必要な要素を検討し、社会人が心の専門家をめざすことを応援する資格として構築されました。心理学の知識や各種スキル、現場実習実績に加え、社会経験や倫理観、カウンセラー自身の自己成長といったものが総合的に判断されて取得することができます。

■団体概要

一般社団法人全国心理業連合会
一般社団法人全国心理業連合会

一般社団法人全国心理業連合会(全心連)

 心理業の健全な発展と誰もが安心して心のケアサービスを受けられる文化の創造をめざして2010年12月16日に発足した心理カウンセラーの業界団体です。産業・災害対策・福祉等幅広い分野の第一線で活躍している心理カウンセラーや、心理カウンセリング、メンタルトレーニングサービスを提供する企業・団体によって運営され、統一認定資格の制度構築、不適切な基準や表現を行っていると思われる企業への是正勧告等を行っています。

 また、2011年からは、東日本大震災の震災ケアのために「TeamJapan300」というボランティアプロジェクトを立ち上げ、2022年3月まで、被災地において自治体への協力のもと、被災者に対する心のケアボランティア活動を継続して行いました。

<活動内容>

◇全国統一認定資格「プロフェッショナル心理カウンセラー上級・一般」、「ストレスチェックコンサルタント」の制度構築と運営

◇不適切な基準や表現を行っている企業/団体への是正勧告

◇被災地支援等ボランティアプロジェクト

団体名:一般社団法人全国心理業連合会

代表理事:浮世 満理子

所在地:東京都渋谷区渋谷1丁目11番3号3階

URL:https://www.mhea.or.jp/

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