2024年2月20日、パリ発レザーグッズブランドPolène(ポレーヌ)が、フランス人デザイナーWendy Andreu(ウェンディ・アンドリュー)とのコラボしミラー「Oco (オーコ)」を発売した。200点限定の販売となる。
今回の取り組みは、アーティストや職人たちの現代のビジョンにスポットライトを当て、 斬新な作品を創り出すために革の端切れの再利用をリクエストする、Polène(ポレーヌ)のコラボレーションシリーズ「Les Mains(レ・マン)」の第二弾。Polène(ポレーヌ)の代表的なアイテムであるバッグを作る際に出るレザーの端切れを使用することで、サステナブルな運動としても注目を集めています。
この第二弾では、ポレーヌはフランス人デザイナーWendy Andreu(ウェンディ・アンドリュー)を招き、 彼女のユニークな職人手仕事の技術によって、2色のミラーをデザイン。この作品は、シリアルナンバーとアーティストのサイン入りの200点限定生産で、すべてデザイナーのパリのアトリエで製作されています。
パリの美術工芸・応用美術の学校Ecole Boulle(エコール・ブール)とDesign Academy d’Eindhoven(アイントホーフェン・デザイン専門学校)を卒業したWendy Andreu(ウェンディ・アンドリュー)は、独自の革新的な手法でデザイン、アート、そしてモードの世界を魅了しています。世界で最も影響力のあるインテリアデザイナーや建築家を表彰する『AD100』リストに数年にわたって選ばれているデザイナーであり、素材を組み合わせ、意外性のある家具をデザインするのが特徴です。2014年には布でオブジェを作りたいと考え、コードとシリコンを組み合わせた独自のテクニックを開発。オランダ語で雨という意味の「Regen(レーヘン)」という名前で知られるこの防水「テキスタイル」の新しい技法によって一躍有名になりました。この独自の方法はパターンや縫い合わせが必要ないため、素材のロスがありません。彼女のすべての作品に採用されるこのエコデザインのアプローチが、ポレーヌのミラープロジェクトにも活かされています。
コットンと革の端切れを組み合わせた限定版ミラーのシリーズは、デザイナーWendy Andreu(ウェンディ・アンドリュー) とポレーヌが分かち合う職人手仕事の技、イノベーションの探求、サヴォア・フェール(匠の技)の独創性を反映しています。
素材とイノベーション素材への創意工夫に富んだ探求者Wendy Andreu (ウェンディ・アンドリュー)は10年ほど前に、素材を組み合わせるために縫ったり編んだりする代わりに、シリコンコーティングを用いる方法を開発しました。彼女が革にシリコンを使うのは今回が初めてです。デザイナーは木製サポートの上にコットンコードと革の端切れを渦巻き状に置いていきます。シリコンで全体をコーティングして、 シリコンが乾いてからそれぞれのミラーを型から外します。
Wendy Andreu(ウェンディ・アンドリュー)は、ポレーヌにとって大切なテーマとなっている流麗なラインと自然な色合いを組 み合わせながら、ミラーのデザインを考案しています。こうして360度の山並みの景色が現れます。最初のモデルに選ばれ たのはエクリュのコットンコードとテクスチャードトープレザ ーの組み合わせ。2つ目のモデルには、ナチュラルカラーのコットンコードとベージュとキャメルのテクスチャードレザーの端切れを選んでいます。使用されるシリコンは、モデルの色調に応じた同系色で一体化しています。2つのメタルフックに よって、ミラーはお好みの向きに取り付けることができます。
ミラーOco (オーコ)
ミラーOco トープ
¥84,000(税込み)
ミラーOco キャメル
¥84,000(税込み)
■「Polène(ポレーヌ)」について
2016年に三兄妹によってフランスで立ち上げられたメゾン「ポレーヌ」。卓越した職人のサヴォア・フェール(匠の技) によって表現される、独創的なフォルムが特徴的なレザーグッズとジュエリーコレクションを展開。それぞれのアイテムのデザインからは、ミニマリズムとクリエイティビティの融合が感じられる。スペインの皮革産業で有名な街、ウブリケの職人が手作業でバッグを一つずつ製作。
日本公式オンラインストア: https://jp.polene-paris.com/
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