■社会背景
少子高齢化の進行に伴い、働く現役世代の活力向上や健康寿命の延伸に向けた取り組みが重要となっています。企業が従業員とその家族の健康増進に取り組む「健康経営」への動きが高まりを見せており、健康経営優良法人認定数は、2016年度の認定当初に比べ2021年度には大規模法人部門で約10倍の2,299社、中小規模法人部門で約38.5倍の12,255社まで増加しています(※1)。
健康経営の推進により、組織の活性化や優秀な人材の獲得・定着等が進み、結果的に業績や企業価値の向上につながると期待されています。そのため企業には、従業員のヘルスリテラシーの向上、ワークライフバランスの推進、保健指導やメンタルヘルス対策など従業員の心と身体の健康づくりに向けたさまざまな対応が求められており、健康経営を推進する経営者や人事労務担当者の業務負担も増大しています。中には、「健康経営を進めたいけれど何から始めればいいのかわからない」「健康経営のPDCAを回すためにはどのようなことをすればいいのかわからない」といった課題を抱え、思うように進められていない企業も散見されます。
■エス・エム・エスの健康経営に関する取り組みとセミナー内容について
当社は、健康保険組合向けにICTを活用したリモートチャット指導「特定保健指導サービス」や「重症化予防サービス」、企業人事・労務向けに産業保健業務サポート「リモート産業保健」(URL:https://sanchie.net/)や従業員の潜在的な不調を可視化する「コンディションサーベイ」(URL:https://sanchie.net/conditioning-survey/)といった多彩な「健康経営ソリューション」を提供しています。
この度、中堅・大手企業の経営者・人事労務担当者に向けた健康経営対策の無料オンラインセミナーを開催することになりました。本セミナーは、健康経営の進め方と産業看護職の活用ポイントについて、より実践的な情報を提供することが特長です。健康経営を進める企業にとって、産業看護職の採用は、従業員へのきめ細やかなメンタルケアや経営者・人事労務担当者の産業保健にまつわる業務負荷軽減が可能になるなど、さまざまなメリットがあります。当社は、自社で運営する累計会員数約125万人(※2)の看護師プラットフォーム「ナース専科」のコミュニティを活用し、これまで多様な企業規模で幅広い業種・業態の法人に向けた、産業看護職によるサポートを実施してきました。本セミナーではこれらの実例を踏まえ、産業看護職の活用方法や産業医との役割の違い、健康経営優良法人の認定に向けて、産業看護職の支援により調査票の加点に繋がる項目などを具体的に解説します。
本セミナーの開催により、健康経営を推進する経営者・人事労務担当者の業務負担軽減や従業員の心身の健康、職場環境の改善を実現し、業務生産性や人材定着率の向上、企業の健康経営推進に貢献します。
【セミナー概要】
・タイトル:【現場で使えるヒント満載!】 無理なく取り組める「健康経営」とは?【産業看護職の支援公開】
・日程:2月28日(水)16:00~(60分)
・参加方法:オンラインセミナー(ZOOM)
・内容:健康経営の重要な役割を担う「産業看護職の活用」をテーマに、実例を交えながら解説。産業看護職の活用方法や産業医との役割の違い、健康経営優良法人の認定に向けて、産業看護職の支援により調査票の加点に繋がる項目など、現場ですぐに使える知識を取得可能。
・費用:無償
・定員:300名
・申し込み方法:下記URLよりお申し込みください
【エス・エム・エスの健康経営ソリューション】
健康保険組合と企業が協力しコラボヘルスで推進する「健康経営」をトータルでサポート。フィジカル面を中心とした保健事業をサポートする「保険者・健康保険組合向けソリューション」と、メンタル面のサポートや職場の健康管理の整備をサポートする「人事・労務向けソリューション」を提供しています。当社が保有する医療従事者ネットワークを活用した質の高いサービスをICT/IoTを活用して提供、併せてデータなどの効果検証をワンストップで行うことで、企業・健保が抱える課題に対応しています。
■保険者・健康保険組合向けソリューション
(1)リモートチャット指導特定保健指導サービスおよびリモートチャット指導重症化予防サービス
生活習慣病予備軍や軽度および中度の糖尿病対象者に向けたリモートチャット指導サービス。スマートフォンでのWeb面談後、チャットを通じ、担当の管理栄養士から定期的に指導を受けることができます。専門医監修のもと行うため、通院中や服薬中(※3)の方へのサービス提供も可能です。
(2)行動療法に特化した禁煙サポート「One to One禁煙指導サービス」
医師監修の禁煙情報の提供と個々の喫煙心理に働きかけるアドバイザー支援で、3か月で卒煙を目指すプログラム。健康経営に役立つ分析レポートの提供も可能です。
■人事・労務向けソリューション
(1)企業の健康管理業務サポート「リモート産業保健」(URL:https://sanchie.net/)
企業の人事・労務担当者に向けた産業保健業務サポートのトータルパッケージサービス。訪問とリモートを組み合わせ、産業医と産業看護職による2名体制で産業保健業務の支援や、従業員の面談サポートを提供しています。産業看護職にオンラインで気軽な内容の相談ができるため、カラダとココロの不調への早期介入が可能です。
(2)従業員の潜在的な不調を可視化する「コンディションサーベイ」(URL:https://sanchie.net/conditioning-survey/)
メンタル・フィジカルだけでなくエンゲージメントの把握まで網羅した独自の調査で、従業員の心身の状態把握が可能。実施後は、産業看護職によるアドバイスや従業員への面談サポートも提供しています(※4)。課題の可視化から対応策までワンストップで提供し、離職防止や人材定着につなげます。
※1:経済産業省「健康経営の推進について」(https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/downloadfiles/kenkokeiei_gaiyo.pdf)より
※2:2023年12月1日時点
※3:症状や服薬数によるサービス制限あり
※4:産業看護職による各種サポートを利用する場合は、リモート産業保健のご契約が必要です
【株式会社エス・エム・エスについて】
2003年創業、2011年東証一部上場、2022年4月より東証の市場区分変更によりプライム市場へ移行。「高齢社会に適した情報インフラを構築することで人々の生活の質を向上し、社会に貢献し続ける」ことをミッションに掲げ、「高齢社会×情報」を切り口にした40以上のサービスを開発・運営しています。
また、当社は、優良な健康経営を実践している企業として、経済産業省と日本健康会議が共同で顕彰する「健康経営優良法人2023(大規模法人部門、ホワイト500)」に認定されています。
健康経営に関する取り組み詳細:https://www.bm-sms.co.jp/sustainability/employee-health/
名称:株式会社エス・エム・エス
所在地:東京都港区芝公園2-11-1住友不動産芝公園タワー
代表者:代表取締役社長 後藤夏樹
会社設立:2003年4月
資本金:23億1,518万円(2023年3月31日現在)
従業員数:連結3,703人、単体2,343人(2023年3月31日現在)
事業内容:高齢社会に求められる領域を、医療・介護・ヘルスケア・シニアライフと捉え、価値提供先であるエンドユーザ・従事者・事業者をつなぐプラットフォームとしての情報インフラを構築し、40以上のサービスを展開
関連URL : https://sanchie.net/seminar/list/how-to-kenkoukeiei-sangyou-nurse_id11/?utm_source=bm-sms.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=news-press_20240221