フィリピン・カレッジ・オブ・テクノロジーにて、スズキフィリピンによる教材の寄贈式典を開催しました

フィリピン・カレッジ・オブ・テクノロジーにて、スズキフィリピンによる教材の寄贈式典を開催しました
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2月13日(火)、晴天に恵まれたダバオ市では、フィリピンカレッジオブテクノロジー(以下、PCT)のカリナンキャンパスにて寄贈式典が開催され、大きな盛り上がりとなりました。

フィリピン・カレッジ・オブ・テクノロジーにて、スズキフィリピンによる教材の寄贈式典を開催しました

PCTは、看護・介護、自動車整備、観光ホスピタリティ、ITエンジニアなどがある専科大学で、現在、自動車整備学科には約70名が在籍しています。しかしながら、大学にある部品はいずれも年季の入った旧式のエンジンがサンプルとしてあっただけでした。学生たちはとても古い部品を使って学ぶも、なかなか最新型のエンジンに触れることは難しく、実際に自動車整備工場でのOJTにて学びを得るしか方法がありませんでした。

一方、ダバオ市は農業も漁業も盛んであることから、スズキの自動車並びに船外機は大変人気があり、近年流行りの5ドアジプニーを求める人も多いと言います。こうしたことから、当法人の代表理事が浜松市にあるご縁でスズキ本社アジア部門にご相談し、今回の自動車と自動車部品、船外機の寄贈をいただくこととなりました。

式典には、スズキフィリピンからはスズキ自動車フィールドサービス代表のカール・アルビン氏らが出席し、「新たなスズキの自動車教材を使って、みなさんの技術と知識をより一層高めてください」と力強いメッセージをいただきました。また、PCTのバリリ校長からは、6年に及ぶ当法人との関係と信頼についてお話しいただき、フィリピン・ミンダナオ島での人材教育への重要性を感じました。

テープカット
テープカット

代表理事の堀は、学生たちに「これからの夢に向かう道のりにどんな困難があろうとも、あなたの夢をサポートしてくれる日本の企業があることを、そしてその企業が浜松市の代表的企業であることを決して忘れずに、その企業と、学校の先生方、仲間を信じて進んでいこう」と熱く語りました。

代表理事スピーチ
代表理事スピーチ

当法人の名前には「浜松」がついています。浜松市民として、浜松で外国人支援をしている団体として、浜松市を代表する大手企業のこうした取り組みに深く感謝するとともに、式典に出席できたことは大変誇らしく、素晴らしい機会を得ることができました。

日本に憧れ、日本を目指し、日本語を学び、日本文化に触れることを喜んでくれる若者たちは、まさに日本の未来の創造主でもあります。そんな次世代に対して、私たちは「浜松」を意識づけ、浜松を目標値にしていただくことを狙いに活動を続けています。

PCTで学ぶ今季70人の学生たちが、スズキのエンジンに実際に触れて、浜松に思いを馳せ、夢に向かって挑戦できるよう、当法人が彼らにできることを全力で支援していきます。

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