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●『魚ビジネス』の次は、「肉バカ」による牛肉の教養書
2024年4月に当社から発売した『魚ビジネス』(ながさき一生[著])は、リアル書店・ウェブ書店ともに多くの反響を頂戴し、2024年2月現在で9刷、紙と電子を合わせて2万5000部突破のロングセラーとなりました。
特に全国の書店の店頭で、本書のデザインやテーマに合わせた個性的な展開をしていただき、都内近郊だけでなく地方でも、幅広い読者の皆様に手にとっていただきました。こうした想像以上の反響を受けて、当社でも「店頭ディスプレイコンクール」を開催したりと、書店の皆様と一緒に、店頭をさらに盛り上げていく活動を行っています。同コンクール入賞店舗の華麗な飾り付けを少しご覧ください。
ジュンク堂書店名古屋店
成田本店みなと高台店
らくだ書店本店
TSUTAYA城西店
こうした書店の皆様の声、読者の方々からの反響を受け、同書をシリーズ化することにし、このたび第2弾として『肉ビジネス』を刊行することになりました。
年間300日和牛を食べる「肉の求道者」が執筆
著者は、普段は会社員として働きながら、InstagramやYouTubeを中心に和牛の魅力を発信している小池克臣さんです。
小池さんは学生時代からの肉好きが高じて、ブログ全盛だった2008年から焼肉ブログをスタート。そこを舞台に肉の知識を着実に身につけ、最近では、海外のお金持ちが来日した際に、おいしい神戸ビーフを提供するお店を紹介し、そのお礼に高級時計をプレゼントしてもらう(!)という、誰にも真似できない経験をされています。
しかも、小池さんの実家はお肉屋さん……ではなく、横浜にある魚屋さん。肉をこよなく愛する小池氏の熱の込められた文章は、一読の価値ありです。巻末に載せてある「おすすめの焼肉・ステーキ店15選」もぜひチェックしてみてください。
本書の内容(一部抜粋)
・肉産業の歴史
・肉産業で行われる検査
・肉の格付けは味に関係があるのか
・性別による味の違いはあるのか
・国内最大の肉の取引所「芝浦市場」
・枝肉のセリでは何が起こっているのか
・和牛が高くなる理由
・カルビとロースはどこの部位か
・焼肉ブームの流れ
・化学調味料の存在
・本当の希少部位はタンとハラミ
・黒タンは黒毛和牛のタンだけではない
・温度が肉の美味しさを決める
・薄切りの難しさ
・世界に広がるWagyu
・和牛とWagyuは何が違うのか など
本書の構成
第1章 和牛から学ぶ肉ビジネスの世界
第2章 キーワードに学ぶ美味しさの世界
第3章 東京食肉市場に学ぶ枝肉流通の世界
第4章 美味しさの観点から学ぶ鮮度の世界
第5章 カルビとロースに学ぶ焼肉の世界
第6章 焼肉に学ぶ内臓流通の世界
第7章 生肉と火入れから学ぶ温度の世界
第8章 海外から学ぶWagyuの世界
第9章 これからの肉ビジネスの世界
著者紹介
小池克臣(こいけ・かつおみ)
普通の会社員で肉の求道者
1976年、神奈川県横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がずに肉を焼く日々。焼肉を中心にステーキやすき焼きといった牛肉料理全般を愛し、さらには和牛そのものの生産過程、加工、熟成まで踏み込んだ研究を続ける。著書に『No Meat, No Life.を実践する男が語る和牛の至福 肉バカ。』(集英社)がある。2024年現在、Instagramフォロワー4.2万人、YouTube「肉バカ 小池克臣の和牛大学」の登録者は2.7万人。和牛への愛に満ちたコンテンツには海外のファンも多い。座右の銘は「見て聞いて満足するな! 肉は食べなきゃ何も分からない!」
書籍情報
『肉ビジネス』
著者:小池克臣
定価:1,738円(本体1,580円+税)
体裁:四六判 / 240ページ
ISBN:978-4-295-40919-9
発行:株式会社クロスメディア・パブリッシング(クロスメディアグループ株式会社)
発売日:2024年2月26日
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