教員の校務を生成AIで支援「スタディポケット for TEACHER」を発表、”校務GPT” としての活用で、教員の負担軽…

教員の校務を生成AIで支援「スタディポケット for TEACHER」を発表、"校務GPT" としての活用で、教員の負担軽...
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教員の校務を生成AIで支援「スタディポケット for TEACHER」を発表、"校務GPT" としての活用で、教員の負担軽...
校務支援に特化した生成AIクラウド「スタディポケット for TEACHER」

株式会社 CODEGYM(東京都渋谷区、代表取締役 鶴田 浩之)は、2024年3月7日(木)、教育機関および教職員を対象とした「生成AI」を用いた校務支援ソリューション「スタディポケット for TEACHER」を発表、2000人規模のパイロットプログラムの参加教員(学校)を募集開始いたします。

文部科学省が定める『初等中等教育段階における生成AIに関する暫定的なガイドライン』に準拠して開発され、GPT-4 を始めとした生成AIの先端技術を活用し、教員の業務効率化と負担軽減、創造性支援を目指します。

★ スタディポケット 公式サイト

https://studypocket.ai/

★ スタディポケット for TEACHER サービス公開コンセプトムービー

https://youtu.be/SKI46jE-Fug

「逆引きモード」利用シーンから簡単に呼び出せるインタフェース

教員の校務を生成AIで支援「スタディポケット for TEACHER」を発表、"校務GPT" としての活用で、教員の負担軽...
 プロンプトなしでも応用的な利用ができるよう、様々な校務のニーズに応じた逆引きモードを、現役の教職員の声をもとに開発。今後、100種類〜200種類まで拡充予定です。

「スタディポケット for TEACHER」は、プロンプト入力という従来の対話型AI操作の複雑さを排除し、あらかじめ用意された利用シーンごとに、マウス操作やタッチデバイスで直感的に使えるように設計されています。新しいICTサービスの使い方をキャッチアップする余裕も少ない現場の状況を考慮し、プロンプトエンジニアリングなどの前提知識を極力省いた中で、生成AIの応用的な活用ができることを設計思想としました。

★ 教務主任、教頭先生など管理職の方にご活用いただける逆引きモードの例

  • 年間計画や、指導要領などの草案の作成

  • 校務文書の雛形の提案などの作成支援

  • 職員研修の教材作成、実施の段取りの補助

  • 学校行事に関するプロジェクトマネジメント

    学校経営の様々な諸問題に対する、アイデアや課題解決

★ 担任や教科担当の方にご活用いただける逆引きモードの例

  • 単元ごとの授業展開案、評価ルーブリックなどの作成支援

  • 試験問題の作成(類似問題の作成、問題の難易度変更など)

  • 学級通信、学年通信のプリントの作成支援

  • 生徒のアンケートの集計、考察補助

  • 通知表の所見欄の記入補助

  • 採点業務の補助

上記例のほか、以下のような独自機能も提供しています。

  • 教員のメンタルヘルスのセルフチェック

  • 特定の悩みを抱えた生徒との対話ロールプレイング機能

  • 自身の授業内容に対する改善案の提案、フィードバック機能

    今朝のニュースをもとにした授業の導入に使える話題の提供

また、学校現場に限らない一般的な生成AIが得意とする業務補助機能として、「箇条書きやキーワードから、まとまった文章の生成」「長い文章の要約」「英語からの翻訳」「英語への翻訳」「マインドマップの作成」「タスクの棚卸し作業のサポート」など、プロンプトを必要とせずに、利用することができます。

教員の校務を生成AIで支援「スタディポケット for TEACHER」を発表、"校務GPT" としての活用で、教員の負担軽...
教科書的な説明文章を、会話形式のフォーマットに変更してくれる機能(逆引きモードの例/プロンプト不要)
教員の校務を生成AIで支援「スタディポケット for TEACHER」を発表、"校務GPT" としての活用で、教員の負担軽...
アンケート結果のデータだけを入れると、集計してくれる機能(逆引きモードの例/プロンプト不要)
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教職員のメンタルヘルスのセルフチェック機能(逆引きモードの例/プロンプト不要)

◆ 逆引きモードの利用体験をきっかけに、生成AIの校務での活用イメージが膨らみます。

初めて生成AIを使うようなユーザーでも、まずは逆引きモードから試してみることにより、生成AIを校務・業務に活用するイメージができるようになります。このプロセスを通じて、AIの基本的な使用方法に慣れるだけでなく、将来的にはプロンプトの指示を自ら考えて応用的な使用へとステップアップする基盤を築くことができます。

逆引きモード機能は、現職の教職員の方々からの利用フィードバックをいただきながら、2024年4月末までに、100種類以上になる見通しです。

教員の校務を生成AIで支援「スタディポケット for TEACHER」を発表、"校務GPT" としての活用で、教員の負担軽...
生徒、教員がそれぞれ使えるプラットフォームが完成しました。学校や自治体の方針に合わせて、段階的に生成AIの利用をサポートします。

本サービスは、文部科学省が推進する “リーディングDXスクール事業 生成AIパイロット校” の一部などに導入支援の実績がある「スタディポケット for STUDENT(生徒版)」の姉妹サービス として位置づけられます。

「探究学習」や「総合的な学習の時間」、英語の授業での活用、家庭学習などで生徒による生成AIの利活用を目指す「for STUDENT(生徒版)」に続き、教員アカウント側の機能を追加することで、1つのプラットフォームとしての教育現場に特化した統合クラウド SaaS が完成しました。

教員が日常的に使用するシステムと同等の使い勝手で、生徒にも適切な生成AIの利活用を推進することができます。

※ それぞれのサービスは、単体・組み合わせて利用ができます。学校や自治体ごとのニーズに合わせて、教員向けのプラン「for TEACHER」だけを10名から利用することができます。


全国の教員2,000人規模での無償パイロットプログラムを実施

2024年3月より順次、教員向けアカウント「for TEACHER」の提供開始に向けて、導入にご関心のある学校、自治体、教育委員会からのお問い合わせを受け付けています。

また、令和6年度に向けて、教育現場の新たな可能性を探る、無償のパイロットプログラムとして、教員数規模で2,000人(募集校100校〜200校)の大規模な実証実験を開始いたします。

本サービスの最新デモンストレーションと、開発者からのメッセージ、パイロットプログラム実施に関する説明会(オンラインウェビナー)を開催予定です。日程は、順次ウェブサイトなどでご案内します。

教員向けパイロットプログラムの実施要項

開始時期:2024年3月から   問い合わせ順で、順次開始

締め切り:2024年3月末 (予定人数に達した場合、早期終了する場合があります)

終了時期:2024年5月末 (日程は延長される可能性があるほか、異なる日程で第二弾を開催する場合があります)

導入方法

1.個別のオンライン相談会では、その場でアカウントをセットアップできます。
2.導入意思決定者(または委任を受けた方)によるフォームからの直接お申し込みの場合、1〜3営業日でアカウントを発行いたします。

対象校: 学校教育法に基づく「学校」のうち、大学・幼稚園を除きます(小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、専修学校、各種学校)

実施人数:教職員 2,000人規模(教員、事務職、管理職の方を含みます)

学校あたりの利用人数:約10名~20名 (21名以上で利用を希望される場合、応相談)

学校数:最大200校程度

必要なもの:教員が利用する Google または Microsoft のアカウントが必要です。

費用: 無償(任意での開発フィードバック・アンケートへのご協力をお願いしております。また、無理な営業活動を学校側に対して行うことはありません。)

特徴:GPT-4 または GPT-4 Turbo の最新の LLM を利用することができます。

留意事項:パイロットプログラム期間中は、1日に使える利用回数の制限(20回など)があります。

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■ 株式会社CODEGYM 概要

社名:株式会社CODEGYM(コードジム)

代表者:代表取締役 鶴田浩之

URL:https://codegym.co.jp/

事業内容 :教育研修サービス、クラウドサービスの提供、AIソリューションの提供

(2023年より、生成AIのクラウドサービス、アプリケーション事業を開始しました。現在、プログラミング教育事業は受け入れを休止中です。)

★ スタディポケット 公式サイト

https://studypocket.ai/

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