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「イルセ・サンは、真の自己肯定は、自分の恥と向き合い、あなたを肯定してくれる人に恥を開示することで得られると教えている」――長沼睦雄(精神科医・十勝むつみのクリニック院長)
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「仕事でミスすると、他の人たちから見下されないかと怖くなる」
「何と言えばよいかわからなくて黙りこんでしまった時、他の人にどう思われるか不安になる」
「手が震えたら、何とかして必死で隠そうとする」
こんな経験はありませんか?
元牧師で心理セラピストの著者は、恥を打ち明ける人たちの話を聞き、その痛みや、その孤独の激しさと悲痛さに驚かされてきました。ですが、恥を共有した瞬間、彼らに驚くような変化が起きました。深く呼吸ができるようになり、引きつっていた表情が柔らかくなり、体に入っていた力が抜けたのです。
この本では、「恥」がどのように生まれるのか、「恥」を必要以上に感じてしまう人がいるのはなぜか、自分の問題の背景に「恥」があるのかを知るにはどうしたらよいのか、そして「恥」に働きかけ、より自由な心を手に入れるにはどうすればいいのかを、わかりやすい言葉で説明します。
各章の終わりには、恥について理解を深め、場合によっては、恥から自由になる助けとなるようなエクササイズを提案しています。
さらに巻末には、あなたがどれぐらい恥の感情という重荷を背負っているのか測ることができる自己診断テストが用意されています。
この本が、あなたが恥と向き合い、翼を広げ、花開き、自分らしくいる勇気を得る助けとなるよう願っています。
【目次】
【著者・翻訳者プロフィール】
イルセ・サン
1962年生まれ。神学を学ぶ。キルケゴールとC.G.ユングについて研究。デンマーク心理セラピスト協会会員。教区牧師、個人開業の心理セラピストとして働く。セミナーや講演も行ってきた。これまで著した8冊の作品は、24カ国語に翻訳された。邦訳に『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』『心がつながるのが怖い 愛と自己防衛』『敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント』『思い出すと心がざわつく こわれた関係のなおし方』『身勝手な世界に生きるまじめすぎる人たち 罪悪感を手放して毎日をラクにする方法』『「親しい関係からなぜか離れたい」がなくなる本 喪失や悲しみから心を守る「自己防衛の戦略」の功罪』(すべてディスカヴァー・トゥエンティワン)がある。
枇谷 玲子(ひだに・れいこ)
1980年生まれ。大阪外国語大学でデンマーク語を学ぶ。デンマークに留学。主な訳書にイルセ・サンの著作の他に、『北欧式パートナーシップのすすめ 愛すること愛されること』(ビョルク・マテアスダッテル著、原書房)『「人間とは何か」はすべて脳が教えてくれる:思考、記憶、知能、パーソナリティの謎に迫る最新の脳科学』(カーヤ・ノーデンゲン著、誠文堂新光社)『MUNCH』(ステフン・クヴェーネラン作・画、誠文堂新光社)など。
【書籍概要】
書 名:「恥をかくのが怖い」から解放される本
著 者:イルセ・サン
訳 者:枇谷 玲子
仕 様:四六判、192ページ
定 価:1,760円(税込)
発売日:2024年4月3日(水)
ISBN:978-4-416-52301-8
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