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各作品がアメリカ、フランス、オランダの映画祭に選出。
世界が注目するホラーショートフィルム作品集「NN4444」
「NN4444」は、国内外の映画祭・広告賞などで高く評価される新鋭監督4名が映画界の未来を担う俳優とともに、現代社会における不条理をそれぞれの視点から描く4作の”不条理”ホラー短編集です。
4作品全ての製作・配給を手掛けるのは、映画プロデューサーの林健太郎により2022年4月に設立され、下北沢にVHS喫茶TAN PEN TONをオープンするなど映画の新しい作り方と届け方に挑戦を続けている、気鋭の映画レーベルNOTHING NEW。今回のNN4444が初となる映画製作作品となります。
2023年12月から先行して、深夜0時に現れる映画自販機「NOTHING NEW」にてオンラインで公開。多くの方に反響をいただき、2月16日(金)より下北沢K2にて2週間の限定上映を行っていましたが、14日間連続で全席が完売。3月15日からの追加上映後も勢いは止まらず完売が続出、急遽上映館の拡大が決定いたしました。
追加上映期間中も、各作品の監督やゲストが集まるイベントを開催予定です。詳細は公式SNSアカウント(X、Instagramアカウントともに@NOTHINGNEW_FILM)より随時、お知らせいたします。
NOTHING NEW “NN4444” 公式サイト: https://nothingnew.film/nn4444
”NN4444” 劇場予告編: https://youtu.be/aXaelL73Q
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NN4444および各作品への感想コメント
「NN4444」へのコメント:
清水崇 (映画監督「呪怨」「ホムンクルス」「村シリーズ品格島」「ミンチのウタ」)
人の感じる世界の恐怖とは何たるか…?
4作どれも、ありきたりの表現を脱し、
創り手が己の内を探り、必死に抉り引き摺り出そうとしている。
混沌と、漠然と、格別な恐怖に酔いしれる至高のひととき。
4 つのセンスに恐れおののき、悔しくなった。
『VOID』へのコメント:
荘子it (Dos Monos)
とりあえず「ホラー」というジャンルで映画監督デビューしたかに見える岩崎裕介だが、その内実は「メタホラー」であり、観客を刺激する「怖い映像」がもはや映らないことこそが「怖い」のだと見事に示す。
CMディレクターとして、人目を引く「面白い映像」の空疎さと誰よりも向き合ってきた故に、むしろそのような平面の装飾性が排された時、面を越えた「厚み」が見出されることを発見したのだろう。
だが、実はその「厚み」こそ、単なる空疎さを越えたどこまでも仄暗い深淵にほかならない。「処女作にその作家の全てが詰まっている」と言われるが、この作家の処女作から充溢する「無(=”VOID”」は、この先、どれ程の深みへと私たちを連れて行ってくれるのだろうか。
『Rat Tat Tat』へのコメント:
何昕明 (脚本家 / 台湾)
『Rat Tat Tat』は、現代女性が抱く恐怖を短く力強く打ち出しています。
本来は喜びに満ちた行為である拍手が周りの男性や友人たちからの歪んだ期待の表れとなり、悪意に満ちた笑顔やパーティー会場の様子で内から生まれる恐怖を体感できます。
『犬』へのコメント:
児玉美月 (映画文筆家)
ほんとうは誰もがそれぞれに幸福のカタチをもっているはずなのに、決まり切った狭いゲージへと暴力的に押し込められてしまう。
だから彼女は、そんな世界に対して牙を向け、吠えるのだ。『彼女はひとり』の鮮烈な幕開けから、中川奈月は女たちの紐帯を奇妙に、そして異質な仕方でスクリーンに焼き付ける。
『洗浄』へのコメント:
イトウハルヒ (俳優 / モデル)
やばいものを観てしまいました。
ホラーの教科書のような冒頭から始まる、静かで、どこか美しくもやっぱり恐ろしい不条理の嵐。
観終わって快感すら感じた私も、彼らと同じ狂気に侵食されてしまったのかもしれません。
大好きです。
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各作品概要
「犬」
あらすじ:抑圧的な恋人と婚約したばかりの主人公・楓が、夜道で突然「犬」のように女に吠えられ、その女のことを忘れられなくなってしまう
監督・脚本・編集:中川奈月
出演:小川あん、磯田龍生、渡辺葵、鮎川桃果、桑原おさむ、松井彩葉、山下真実子、橋本拓地、ほか
企画・プロデュース:林健太郎、鈴木健太、浅野由香
プロデューサー:大野瑞樹、稲垣護
制作プロダクション:GEEK PICTURES
「Rat Tat Tat」
あらすじ:とあるパーティに出かけた一組の夫婦が、大勢の人々で賑わう会場で得体の知れない狂気に包まれていく
監督・脚本・編集:佐久間啓輔
出演:錫木うり、原田新平、長内映里香、大塚航二朗、早乙女ゆう、望月雅友、江守沙矢、大高健志、知念結奈、秋川翔太、原春奈、長谷川アキ、ほか
企画・プロデュース:林健太郎、鈴木健太
プロデューサー:池田了、丹治遥、寺地真一
制作プロダクション:P.I.C.S.
「VOID」
あらすじ:不慮の事故で友人を亡くした高校生・麻木。その周りで少しおかしな現象が起こりはじめて–––。
監督・脚本:岩崎裕介
出演:野内まる、大石水月、伊藤歌歩、若杉凩、神嶋里花、安藤聡海、金子岳憲、平井まさあき(男性ブランコ)、池田良、門間航、大熊花名実、ほか
企画・プロデュース:林健太郎、鈴木健太
プロデューサー: 井上淳、長束雄介
制作プロダクション:東北新社
「洗浄」
あらすじ:湖のほとりで飲み会を楽しむ若者たち。1人が溺れかけたことをきっかけに、全員が水の呪いに飲み込まれていく。
監督・脚本:宮原拓也
出演:夏子、大下ヒロト、山脇辰哉、森田想、田中陸
企画・プロデュース:林健太郎、鈴木健太
プロデューサー:二井梓緒
制作プロダクション:Spoon.
【各作品の受賞実績】
『犬』
第49回ボストンSF映画祭 Short Film部門 入選
『洗浄』
第46回クレルモン=フェラン国際短編映画祭の国際コンペティション部門選出
第49回ボストンSF映画祭 Short Film部門 入選
『VOID』
第53回ロッテルダム国際映画祭Tiger Competition部門選出
【上映館】
WHITE CINE QUINTO(ホワイト シネクイント)
住所:東京都渋谷区宇田川町 15-1 渋谷 PARCO 8 階
最寄駅:
東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線「渋谷駅」から徒歩7分
東急田園都市線「渋谷駅」から徒歩5分
東急東横線「渋谷駅」から徒歩5分
京王電鉄井の頭線「渋谷駅」から徒歩5分
公式 HP:https://www.cinequinto.com/white/
シモキタ – エキマエ – シネマ『K2』
住所:東京都世田谷区北沢2-21-22 ( tefu ) lounge 2F
最寄駅:
小田急線 下北沢駅 南西改札口から徒歩0分
京王井の頭線 下北沢駅中央改札口から徒歩3分
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会社概要
「NOTHING NEW™」
2022年に“才能が潰されない世の中”を目指して設立された映画レーベル。世界を目指す新しい才能と共に作品を製作中。2023年10月、下北沢に発信拠点「TAN PEN TON」を立ち上げる。2023年にはショートフィルム4作品を製作し、各作品がロッテルダム国際映画祭をはじめとする国際映画祭に入選。才能が見出され、世界が熱狂する循環を目指す。
ブランドサイト:https://nothingnew.ltd/
Instagram : https://www.instagram.com/NOTHINGNEW_FILM/
X (旧Twitter) : https://x.com/NOTHINGNEW_FILM/
TikTok : https://www.tiktok.com/@NOTHINGNEW_FILM
「TAN PEN TON™」
Instagram : https://www.instagram.com/tanpenton/
X(旧Twitter) : https://twitter.com/TANPENTON
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