現在、日本の建設業での人手不足は深刻化しており、2000年約64万人いたが、2020年には半分以下の30万人弱に減少し、高齢化も進んでおり「家が建たない・直すことが出来ない時代が来る」と言われている状況です。
弊社は125年に渡り住宅に携わり、現在千葉茨城県で9店舗を運営、住宅リフォームを主軸とし事業をしております。職人の高齢化による今後への危機感、そしてマナーやコミュニケーション等、技術だけではない職人『愛される職人』の育成を目指し、2018年より職人の正社員雇用を本格始動し、現在新卒入社21歳~50代ベテラン職人まで、30名が正社員として在籍しています。
この正社員採用・育成の実績をもとに、生活に欠かすことのできない「住まい」を守るため、【職人を育成する学校】設立に向けたプロジェクトは始まりました。
全国から職人志望の人財を募集し、30日間で大工・電気・水道・内装といった複数の工種を一人で担うことができる『多能工職人』の基礎を伝承します。
2024年2月26日、第一期生4名がが入校し、開校を迎えました。
座学や校内での実技講習、職人としての技術を習得するためだけの学校運営ではなく、実際の住宅リフォームの現場を実際に体験することが出来、技術はもちろんとし、お客様や仕事に対する姿勢といったマインドを重視することで、ロボットには変わることが出来ない『愛される職人』を目指し30日間のカリキュラムを終え、3月26日、卒業を迎えます。
■開催概要
【 日 時 】 2024年3月26日(月) 11:30~
【 内 容 】 多能工職人育成学校JMCA
第一期 卒業式
【 会 場 】 旧香取市立府馬小学校
(千葉県香取市府馬3429−4)
【当日のスケジュール】
8:30~ 講義
11:30~ 卒業式
校長・理事長 挨拶
第一期 受講生 所信表明発表 等
これがロールモデルとなり、職人を正社員雇用する企業が世の中に増えること、また、廃校の活用により地域の方々との交流なども通し、子ども達からも「職人さんになりたい」という声が生まれることは、職人不足という社会問題の解決に繋がる道だと考えています。
▼多能工職人育成学校JMCA (Japan Multi-Crafter Academy)
開校プロジェクトのストーリーを紹介しています。
https://prtimes.jp/story/preview/B5woPACwvwr/ODYf1M_gtq3mi2qXscEPHw
関連URL : https://japan-multi-crafter-academy.com/