知的障がいや発達障がいなど様々な特性がある子どもたちが参加する「アフタースクール Ocean’s Love 茅ヶ崎」では、子どもたちがスポーツや自然での体験を愉しみながら、協調性、チャレンジ精神、コミュニケーション力などを育むことを目指しサーフィンや様々なスポーツ体験を行ってきており、新体操は今回はじめての開催となります。
Ocean’s Loveのエグゼクティブアドバイザーを務めるスポーツドクターの辻 秀一氏も来場し子どもたちの活動の様子を見守りました。
最初に柔軟体操や音楽に合わせたウォーミングアップを行い、身体を温めてからリボンの練習をしました。
リボンはクルクルと回すところから、投げてキャッチしたり、自分で作った輪のなかをジャンプしたりと徐々に難易度を上げてチャレンジしました。子どもたちは色とりどりのリボンを夢中になって回していました。
ボールを使ったプログラムでは、体に沿って回したり、投げてキャッチなどメニューを数種類行い、最後に音楽に合わせてひとつひとつを繋げて行いました。
真剣に、そして笑顔いっぱいに、新体操を愉しみました。
イベントの最後に子どもたちへのメッセージとして、横地氏から「みんなのキラキラした笑顔がとっても素敵でした。これからもスポーツをみんなで楽しんでください。」、辻氏からは「みんなが “一生懸命”取り組んでいたことがとても素晴らしかったです。これからもいろんなスポーツにチャレンジして楽しんでください。」とお話いただきました。
スポーツ体験教室「Be A Sportsman !!」は、目標に向かって努力し、失敗にもめげずに、思いやりのある、本当の意味での“スポーツマン” を目指すことをテーマに開催しています。
子どもたちが、アスリートの方々と一緒にスポーツを愉しむことを通じてカッコいいスポーツマンになれるように、今後も様々なスポーツで行っていきます。
本プロジェクトはナイキ・コミュニティ・インパクト・ファンド（NCIF）の助成により実施しています。
＜講師プロフィール＞
横地 愛（元新体操日本代表）
8歳から新体操をはじめ、13歳からは選手として本格的に練習に取り組む。
17歳のときに新体操王国ブルガリアに留学し、1997-2007年まで新体操日本代表個人選手に選出される。現役引退後は、新体操日本代表団体コーチとしてロンドン、リオ五輪に帯同し、メダル獲得のサポートを行う。
現在は、代表コーチとしての役目も終え、子育てをしながら新体操コーチやピラティスインストラクターとして活躍中。
＜特定非営利活動法人Ocean’s Love＞
2005年より知的障がい児・発達障がい児のサーフィンスクールを開催し、これまで全国13ヶ所で延べ約2,000名の児童、約8,000名のボランティアが参加。そのほか放課後等デイサービス運営、就労支援プロジェクト、チャリティグッズ販売などを行っている。
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