日本を代表する写真家、ハービー・山口氏が日本写真芸術専門学校の校長に就任したことを記念し、渋谷ヒカリエ8/CUBEにて記念展を開催いたします。
【日本写真芸術専門学校校長就任記念展「ささやかな希望を祈り続けた50年 -カメラとともに- 」】と題した本展では、活動初期の写真集『1970年、二十歳の憧憬』からはじまり、ロンドン在住時代、2000年代以降~故・坂本龍一氏との最後のショットを含む最新作まで、全キャリアを網羅した作品群を3つのスペースにわたって展示。じつに50年を超える山口氏のキャリアを振り返りながら、不安定な時代を生きる若者たちへ、写真を通じたエールを送ります。
また同時開催として、日本写真芸術専門学校(渋谷区桜丘町)の8階 Wall Galleryにて、写真集『代官山17番地』の再構成作品も展示予定です。
この世界の優しさや温もりを写し出し、「ささやかな希望」を思い出させてくれる山口氏の写真たち。静かな感動とインスピレーションに満ちた作品世界をご堪能ください。
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作家略歴
ハービー・山口(はーびー・やまぐち)
1950年東京都出身。23歳でロンドンに渡り10年間在住、劇団の役者を経ながら写真活動に励む。折からのパンクロックのムーブメントの中、ミュージシャンのポートレートが高く評価された。幼年期に患った病歴の末、写真のテーマを「生きる希望」とし人物を撮り続けている。エッセイの執筆、ラジオのパーソナリティー、ギタリスト布袋寅泰には歌詞を提供している。テレビ番組「徹子の部屋」にも出演するなど幅広い年代層から支持されている。2011年度日本写真協会賞作家賞受賞。個展・著作多数。作家名の「ハービー」は、敬愛するジャズフルート奏者ハービーマンより。
公式HP
http://www.herbie-yamaguchi.com/
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本展に寄せて:山口氏のメッセージ
二十歳の頃から最近の作品までを展示しました。「人間の生きる希望を撮りたい」という想いが全ての写真に通底しています。
私にはカリエスという病を生後間も無くから10数年患った経験があり、その病気から立ち直った10代の終わりのある日、「生きる希望を撮りたい」と強く思ったからでした。
「相手の明日の幸せを祈ってシャッターを切る」それがカメラを構える時の心境です。
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展示概要
展示名:ハービー・山口 日本写真芸術専門学校校長就任記念展「ささやかな希望を祈り続けた50年 -カメラとともに- 」
主催:日本写真芸術専門学校
会期:2024年6月25日(火)~7月2日(火)
会場:渋谷ヒカリエ8階 8/CUBE 1,2,3(〒150-8510 東京都渋谷区渋谷 2-21-1 8階)
※同時開催
展示名:ハービー・山口 日本写真芸術専門学校校長就任記念展「ささやかな希望を祈り続けた50年 -カメラとともに- 」in Wall Gallery
主催:日本写真芸術専門学校
会期:2024年6月25日(火)~7月2日(火)
会場:日本写真芸術専門学校 8階Wall Gallery
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【新学科】2024年春「フォトコミュニケーション科」新設!
日本写真芸術専門学校は、2024年4月より新学科「フォトコミュニケーション科」を開設します。
本学科は、社会経験を経た学習者を主な対象に “学びなおし” の場を提供。写真を通じて「人・社会との繋がりを作る力」を育むとともに、人生を豊かに彩るさまざまな経験を創出します。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000105.000028311.html
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学校法人呉学園について
東京都渋谷区において、デザイン、イラストレーション、マンガ、写真などの分野のクリエイターを育成する「専門学校日本デザイナー学院」と「日本写真芸術専門学校」の2校を運営。「Real Education -超実践教育-」を教育理念として実体験を中心とした本格的なクリエイター育成に取り組み、数多くの著名なデザイナーやイラストレーター、マンガ家、写真家を輩出してきた。新時代における実践教育の手段として、対面教育とオンライン教育の効果の最大化を目指した取り組みを行っている。海外事業にも積極的で、マレーシアにおける事業展開を進めている。
日本のクリエイティブを「世界」に広げ、また、そのような活動を通じて世界のクリエイティブを「日本」で学ぶことができる教育環境の構築を目指している。
日本写真芸術専門学校(https://npi.ac.jp/)
専門学校日本デザイナー学院(https://ndg.ac.jp/)
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