独立行政法人国立公文書館(所在地:東京都千代田区、館長:鎌田 薫)は、令和6年3月16日(土)~5月12日(日)の間、令和6年春の特別展「夢みる光源氏-公文書館で平安文学ナナメ読み!-」を開催しております。
和歌や物語には、「夢」が神仏のお告げであったり、亡き人からの伝言であったり、不思議な力を持つものとして描かれています。それは当時の信仰・文化の一つであり、これらを読むことによって平安貴族の精神世界に迫ることができます。本展では「夢」をテーマに、『源氏物語』や国立公文書館が所蔵するその注釈書を中心とした平安文学に関する資料を展示いたします。
関連イベントについて
■記念講演会■
慶應義塾大学附属研究所斯道文庫の佐々木孝浩先生をお迎えして、記念講演会を開催します。
【概要】
演題:物語を伝えた器(うつわ)ー日本書物史における源氏物語ー
日時:4月26日(金)午後3時00分~(60分程度)
会場:国立公文書館東京本館4階会議室
参加費無料・事前申込制
参加人数:50名(先着順)
募集方法:メールにより、参加受付を行います。
受付期間・受付方法は当館HP、SNSをご覧ください。
■展示解説会■
企画担当者が見どころを紹介する展示解説会を開催します。
【概要】
日時:4月15日(月)午後2時00分~(40分程度)
5月8日(水) 午後2時00分~(40分程度)
会場:国立公文書館東京本館4階会議室
参加費無料・事前申込制
参加人数:40名(先着順)
募集方法:メールにより、参加受付を行います。
受付期間・受付方法は当館HP、SNSをご覧ください。
■「平成の書」「令和の書」の原本特別展示
平成31年4月1日、元号法の規定に基づいて元号を「令和」と改め、4月30日の天皇陛下の御退位の翌日から用いることとする政令が閣議決定されました。これにちなみ、3月23日(土)から4月7日(日)まで、「平成の書」及び「令和の書」の原本を特別に展示します。通常は複製を展示していますが、この機会にぜひ原本をご覧ください。
平成の書
昭和64年1月7日、元号法の規定に基づいて元号を「平成」と改める政令が閣議決定され
ました。
同日、内閣総理大臣官邸記者会見室において、竹下改造内閣の小渕恵三内閣官房長官が、新元号を国民に発表しました。画像は、このとき掲げられた「平成」の書です。
令和の書
平成31年4月1日、元号法の規定に基づいて元号を「令和」と改め、4月30日の天皇陛下の御退位の翌日から用いることとする政令が閣議決定されました。
同日、内閣総理大臣官邸記者会見室において、第四次安倍改造内閣の菅義偉内閣官房長官が、新元号を国民に発表しました。画像は、このとき掲げられた「令和の書」です。
【概要】
開催期間:令和6年3月23日(土)~4月7日(日)
※期間中無休
開催地:国立公文書館東京本館常設展示室
開催時間:午前9時15分~午後5時00分
入場無料・予約不要
オリジナルグッズの販売
■展示会図録 800円
展示資料を詳細に解説。A4サイズ・46頁。
■テーブルマット
紫式部日記画巻 800円
江戸時代末に編纂・刊行された「丹鶴叢書」より。「紫式部日記絵巻」の一部が木版で収められています。B4サイズ・4柄各2枚(計8枚)・OPP袋入り。
※「紫式部日記画巻」は、今回の特別展では展示しておりません。
■一筆箋
小野小町 500円
「古今和歌集一首撰」より。和紙20枚綴り。
【開催概要】
特別展タイトル:「夢みる光源氏-公文書館で平安文学ナナメ読み!-」
開催期間 :令和6年3月16日(土)~5月12日(日)
※4月8日(月)は休館
開催地 :国立公文書館 東京本館1階展示ホール
〒102-0091 東京都千代田区北の丸公園3-2
アクセス :東京メトロ東西線 竹橋駅下車 1b出口 徒歩5分
開催時間 :午前9時15分~午後5時00分
※4月26日(金)・5月10日(金)は、午後8時まで開館します!
入場無料・予約不要
国立公文書館HP:https://www.archives.go.jp/exhibition/
<報道関係の方からのお問い合わせ先>
独立行政法人国立公文書館 担当:長坂 鈴木 TEL:03-3214-0641
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