当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「有限会社シンセイ印刷」の夢です。
有限会社シンセイ印刷は、「伝える・つながる」を理念に掲げ、印刷事業を展開しています。SNSやDXなど伝達手段は多岐に渡りますが、紙は時代を超え、次の世代へ思いをつたえることができる重要なメディアだと信じています。
「紙」の利点を再考する
情報用紙の出荷量は、2006年のピーク時から減少傾向にあり、2024年にはピーク時の6割減と予測されています。SNSなど情報を手軽に伝える手段が一般化している今日、紙を情報伝達の主役とは思えないかもしれません。しかし、私たちは「紙」が現代の人々をつなぐ役割だけに留まらず、時を超える力を持っていると考えています。百年前の書物を今も読めるように、紙は時代を超える力を秘めています。
「紙」で何を残すのか?
紙で次の時代に何を残すべきか、ずっとこの問いを考えてきました。あるクリエイターイベントで目にした1冊の本が、この問いへの答えを見つけるきっかけになりました。コピー機とホチキスで製本されたその本を手にして、プロのマンガ家を目指すクリエイターさんとたくさんの話をしました。イラストのこだわり、ストーリーをつくる苦労、なりたい自分。夢を交えながら話す姿に、すっかり心を動かされました。
あるアンケートによると、夢を諦めた年齢の平均は24歳だったという結果があります。その理由に、「才能の限界を感じたから」「金銭的問題を感じたから」といったものがあるようです。結果がでない時間がながく続くことは辛いものです。その上、金銭的な問題が加われば、それは避けられないことかもしれません。しかし、夢を実現しようと試行錯誤を繰り返した作品にこそ価値があり、紙で次の時代に残すべきものではないでしょうか?
複雑さをシンプルに変える
創作活動に専念している人々を支援するために印刷会社としてできることは何か?
今もその答えは模索し続けています。
ただ、一つ確かなことは、印刷の注文プロセスは非常に複雑であるという点です。
表紙の紙、本文の紙、製本方法、複雑なデータ入稿方法など印刷を依頼する際には多くの選択が必要です。そのために何度もマウスをクリックする必要があり、決して簡単な作業とは言えません。
私たちが支援したいのは、あの時のクリエイターさんのように本格的な印刷には不慣れな方です。不安を抱えたまま注文するのではなく、シンプルでわかりやすい注文方法と安心して依頼できる環境を提供することです。
私たちの夢
時が過ぎ、いつの日かもう一度「紙」の本を開く時、創作時の思い出とともに笑顔があふれる。紙はそうした日常の一コマを彩ることができる。
この春、私たちは「ねこ社製造部」の名で夢を実現するために、クリエイターが簡単に印刷を利用できるサービス体制の実現を目指して、新しい活動を開始します。そして来年ここで再び大きな夢を語れるように前進します。引き続き、皆様の温かい応援を心からお願いいたします。
「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。
有限会社シンセイ印刷
代表取締役 野田直人
愛知県一宮市猿海道3丁目10番3号
サービスURL : https://nekosya2024.booth.pm
会社URL : https://ndprint.jp
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