2024年4月7日『夜桜さんちの大作戦』の第1話のオンエアが始まる直前、大阪・ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのピーコックシアターでアニメ放送スタートの瞬間を見届け、いっしょに第1話を視聴するイベント「第1話リアタイ視聴大作戦」が実施されました。会場では、オンエア開始の30分前に朝野太陽役の川島零士さんと夜桜六美役の本渡楓さんが登壇しトークショーを行いました。
ステージの入り口が開き、川島さんが。マイクを銃に見立てて、(スパイのように勢いよく)登場。その川島さんの後ろから、本渡さんが登場。川島さんは本渡さんを守るようにステージへ向かいました。川島さんは戦闘服のようなベストとパンツを着用。本渡さんはブルーのシャツとドレッシーなグレーのスカート。まさに六美を守る、太陽のようなコンビネーションをふたりは披露します。
この日を迎えた感想を問われると――「僕は『夜桜さんち』のボイスコミックを3~4年前ぐらいに収録しまして、いまよりももっと新人のときから関わっていた作品がアニメになってオンエアする日を迎えたのが嬉しいです」と川島さん。本渡さんも「私もボイスカレンダーで六美を演じていて。ボイスコミック、ボイスカレンダーとお互いに複数回オーディションを受けているんです。その都度、緊張しながらオーディションに挑んでいたので、アニメがオンエアされるのが感慨深いです」と感想を伝えてくれました。
今回、オンエアされる第1話は、太陽と六美の運命が描かれる最重要エピソード。川島さんは「第1話はすごく大切にしていて。太陽にとっては過去が描かれるエピソードであり、彼の持っている傷がここで明らかになっていく。そこをしっかりと伝えるからこそ、第2話以降の六美を守るために頑張る姿が見えてくるので。第1話の収録は……気合を入れてやったんだよ!」と収録のときを振り返ると、「第1話が始まってすぐに(太陽の)モノローグがあるんです。そのモノローグはテストと本番でニュアンスを変えて。現場でディレクションをいただいて、ガラッと変えて。アニメの夜桜としてのベストはこれだろうというものになっています」と見どころを教えてくれました。また、本渡さんも「第1話は見どころだらけなんですが、太陽が夜桜家の一員になることになったときの太陽の表情、SE(効果音)、絵と声のお芝居のどれも私は好きで。太陽が過去の傷を乗り越えて、家族を作る選択をするシーンは名シーンだと思います」と第1話の名シーンを教えてくれました。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのパーク内でTVアニメと連動した同時視聴イベントは、今回の「第1話リアタイ視聴大作戦」が初の試み。それを聞いた川島さんも、本渡さんも「やった!」「誇らしいです」と大喜び。おふたりは過去にユニバーサル・スタジオ・ジャパンへ訪れたことがあるそうで……「来たことはあるんです。でも私は大人になってからは一度もなくて。久々だから、今日は楽しくて楽しくて。施設内を歩くだけで興奮しちゃって、たくさん写真を撮ってもらいました」と本渡さん。川島さんも「僕も最後に来たのは専門学生のとき。調べたら10年前の3月でした。当時ラーメン屋でバイトをしていたんですけど、バイトのみんなといっしょにクルマで来たんですよ」と当時の思い出を語りました。ふたりは夜桜一家キャストのグループLINEに今日の模様を報告しているようで、キャスト陣はみんな「うらやましい!」「私も行きたい」と興味津々だったとか。ふたりは「次は夜桜一家のキャストといっしょにユニバーサル・スタジオ・ジャパンでイベントをしたい」とリクエストをしていました。
オンエア直前となり、川島さんが昂る気持ちを最後にコメントしてくれました。「アニメ『夜桜さんち』のオンエアは2クールです。その第1話をみんなでいっしょに観られるなんて。しかも、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで観るなんて一生忘れられないじゃない? アニメ『夜桜さんち』は、僕にとっても声優として新たな節目になる作品だと思っているのでぜひ2クールの放送を楽しみにしてください」。その言葉とともに、待ちに待った第1話のオンエアがスタート。川島さんと本渡さんはそのまま会場で、第1話を観客といっしょに鑑賞しました。
そしてオンエアが終わって、会場では川島さんと本渡さんを交えてアフターパーティを開催。
ふたりは観たばかりの第1話の感想を教えてくれました。「私は泣きそうでした。グッときてしまいました」と本渡さん、「六美が涙を浮かべるシーンで、六美は人のために泣ける人なんだとあらためて実感して。そりゃ太陽も六美のことを好きになるよなと感じました」と川島さん。
オンエア後にXのトレンドに「夜桜さん」が入ったことを聞くと、ふたりとも大喜び。ふたりは第2話以降の見どころを明かしてくれました。本渡さんが「第2話にはスパイに一番向いていない敵が現われます。敵が現れるということで、いままで学生だった太陽がスパイとして守らないといけなくなる。そこで太陽が奮闘する模様が描かれるんです。第2話はとくにテンポが良くて。アフレコは大変だったよね?」と言うと、「大変でしたね。実は太陽がツッコミ役なんですよね。がむしゃらで第1話はやりましたけど、そこから第2話では太陽が覚悟を見せなくてはいけない。そこはすごくがんばりました」と川島さん。あらたなふたりの一面が観られる第2話への期待が高まります。
最後におふたりからメッセージが贈られました。
「この作品とは長い時間関わっているけど、第1話がオンエアされても、まだ実感がわかないですね。これはきっと第1話の最後の太陽と同じような気持ちなのかもしれません。きっと今日寝るときか、明日起きたときに実感が湧くのかもしれないなって思います」といまの心境を明かしてくれた川島さん。
「今日の特別な時間は忘れることはないだろうなと思いますし、こちらをご覧になった方も忘れてほしくないなって思いますね。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにお邪魔して、みんなでいっしょに第1話を見れたことで、みんなとも家族感を感じます。ここから始まるということで、長いお付き合いになったらいいなと思います。まずは連続2クール、お楽しみください!」と本渡さんがまとめてくださいました。
満開の夜桜の下で始まったTVアニメ『夜桜さんちの大作戦』。いよいよ連続2クールのオンエアがスタート!
これからもぜひお楽しみください!
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