八ヶ岳の麓に誕生【古民家宿コロク】建築家・彦根アンドレアがデザインした宿が4月26日よりグランドオープン

八ヶ岳の麓に誕生【古民家宿コロク】建築家・彦根アンドレアがデザインした宿が4月26日よりグランドオープン
ホテル・旅館
記事の購読時間: 2

 長野県富士見町、八ヶ岳の美しい自然に囲まれた小六(ころく)という集落に、環境建築家・彦根アンドレア監修のもと、宿泊施設【古民家宿コロク】が4月26日にオープンいたします。

 古いものと新しいものが調和したこの場所は、古民家の温かみと現代建築の快適さを融合させ、それを通じて創り上げる体験を提供します。

八ヶ岳の麓に誕生【古民家宿コロク】建築家・彦根アンドレアがデザインした宿が4月26日よりグランドオープン
玄関前、土間のダイニングとリビング

■古民家宿コロクのご紹介

約築100年の伝統ある古民家を、数多くの受賞歴を持つ環境建築家の彦根アンドレアさんが改装のデザインをし、生まれ変わった古民家宿コロク。寒冷地であるこの場所で、冬もあたたかく快適に過ごせるよう、エクセルギーの概念を活用し、温熱環境が整うような断熱改修も行いました。

アンドレアさんの独特な感性が、伝統的な日本の古民家と現代的快適さ、デザインを調和させる空間を生み出しています。

八ヶ岳の麓に誕生【古民家宿コロク】建築家・彦根アンドレアがデザインした宿が4月26日よりグランドオープン
照明はイサモノグチのAKARI。
八ヶ岳の麓に誕生【古民家宿コロク】建築家・彦根アンドレアがデザインした宿が4月26日よりグランドオープン
昔の囲炉裏を、当土地内にある石を組み合わせ、団らんの場所を再生した。
八ヶ岳の麓に誕生【古民家宿コロク】建築家・彦根アンドレアがデザインした宿が4月26日よりグランドオープン
間取り図

近年、古民家を再生した宿泊施設や古民家に自ら改装する移住者が増えていますが、特に冬の寒さが懸念され、住み続けることが難しいと判断されてしまうことが多くあります。

そのため、この古民家宿コロクでは冬の寒さを凌ぐ工夫がほどこしています。

リノベーションをすることで、古民家に限らず、古い建物でも快適に暮らせることを、宿泊を通じて体験できるようにデザインしました。

八ヶ岳の麓に誕生【古民家宿コロク】建築家・彦根アンドレアがデザインした宿が4月26日よりグランドオープン
畳スペースでは、大きな窓から庭を望む事ができます。西日が差し込むので、お昼寝には最適の場所です…。

西側の寝室(写真左下)には、和紙職人の千田崇統さんに作成頂いた、和紙の壁に囲まれ、落ち着いて眠りにつけます。和紙の中には、改装時、新たに加えたヒノキの柱のおが屑を入れて柔らかい質感にしています。

八ヶ岳の麓に誕生【古民家宿コロク】建築家・彦根アンドレアがデザインした宿が4月26日よりグランドオープン
西側の寝室。寝室にはペレットストーブがあり、冬場も温かい室内で眠りにつける。
八ヶ岳の麓に誕生【古民家宿コロク】建築家・彦根アンドレアがデザインした宿が4月26日よりグランドオープン
地窓とヒノキの床の部屋。

■併設の貸切サウナ、古民家サウナコロクでととのう

サステナブルな観点から、お湯を作るエネルギーをできるだけ減らすことにし、代わりにサウナで身体をあたためてもらえるよう、貸切サウナも併設しました。

心身ともにリフレッシュできます。

八ヶ岳の麓に誕生【古民家宿コロク】建築家・彦根アンドレアがデザインした宿が4月26日よりグランドオープン
左手、屋外のととのう場。五右衛門風呂で水風呂に入る。右手はサウナ室内。

外の庭に面したサウナは、四季折々の気色を楽しめます。

八ヶ岳の麓に誕生【古民家宿コロク】建築家・彦根アンドレアがデザインした宿が4月26日よりグランドオープン
八ヶ岳の麓に誕生【古民家宿コロク】建築家・彦根アンドレアがデザインした宿が4月26日よりグランドオープン
八ヶ岳の麓に誕生【古民家宿コロク】建築家・彦根アンドレアがデザインした宿が4月26日よりグランドオープン

■お庭で土いじり

宿前の庭に生えた野菜や果物は採って宿で調理したりその場で食べていただくことも可能です。直ぐ側に土をさわれる場がある宿泊生活を通じて、「自分もこの町の一員になる」という新たな可能性を想像できるかもしれません。

八ヶ岳の麓に誕生【古民家宿コロク】建築家・彦根アンドレアがデザインした宿が4月26日よりグランドオープン
家庭菜園畑からは甲斐駒ヶ岳をのぞむ事ができる。

■古民家宿コロクが制作されるまでのストーリー

冬も夏も、寒いも暑いも”がまん”があたりまえになっている日本の住宅。本当に必要な”がまん”なのでしょうか。普段私たちが感じている室内の暑さや寒さといった”不快”は解決出来きることを知り、この素晴らしい温熱環境の知識や技術は、ほとんどの人が知らないことを実感しました。そこで「”心地よい暮らしの体験”を増やしたい」と考えはじめたことがきっかけです。

「心地よい暮らしの体験」をカタチにし、「再生」の象徴となる”古民家”それががこの古民家宿コロクです。

■さいごに

サステナブルな生活と地域の自然や文化との深いつながりを重視し、都会生活から離れた穏やかな時間を過ごしたいと考える皆様を心からお待ちしております。古民家宿コロクでしか味わえない、贅沢な時間をご体験ください。

詳細やご予約につきましては、

古民家コロクの公式ウェブサイト(https://nennen-koroku.com/)をご覧いただくか、
メール(info@nennen-koroku.com)にてお問い合わせください。

■古民家コロク概要■

【住所】〒399-0101 長野県諏訪郡富士見町境11184

【交通】

・公共交通機関をご利用の場合

JR中央線特急で新宿駅から小淵沢駅まで約120分
小淵沢駅からタクシーで約15分

・お車をご利用の場合

中央自動車道で八王子ICから小淵沢ICまで約90分
小淵沢ICから約15分

【客室】 3 部屋、リビング、ダイニング

【面積】 約170㎡

【料金】 1 泊朝食付き 64,000 円(大人 2 名利用時、 税込み)〜

【対象年齢】3歳以下添い寝無料、4歳〜12歳は5000円/人

【SNS】lnstagram:https://www.instagram.com/kominka_koroku/

【公式サイト】https://nennen-koroku.com/

【運営】株式会社atelier nennen

■会社概要■

【社名】株式会社atelier nennen(アトリエネネン)

【代表取締役】彦根藍矢

【所在地】 399-0101

【創業】 2022年6月

関連URL : https://nennen-koroku.com/

関連記事一覧

記事一覧

カテゴリー