一般社団法人シブヤフォント(共同代表:古戸勉、磯村歩、以下「当社」)は、「原宿スクエア」7階に移転し、ダイバーシティ&インクルージョン(以下、D&I)を体験できるギャラリー&イベントスペース『シブヤフォントラボ』を2024年4月17日より開業いたします。
当社は同日に開業する東急不動産株式会社の商業施設「東急プラザ原宿「ハラカド」(以下、ハラカド)」の出店テナント、クリエーター、デザイナー、加えて原宿周辺のさまざまな企業・団体とも連携する予定です。
シブヤフォントは、ソーシャルデザインの分野で国内外10のアワードを受賞いたしましたが、『シブヤフォントラボ』の運営においても、その知見とノウハウを活かし、D&Iの体現を通した新たな価値を創出してまいります。
1、「シブヤフォントラボ」について
運営概要
障がいのある人と今まで接点のなかった人々とのクリエイティブな出会いを創出してまいります。この出会いにより、D&Iの理解に加え、D&Iによって誰もがクリエイティブになれる可能性を社会に明示いたします。
出会いの事例
①障がいのあるアーティストによるライブペインティング
②障がいのある人による伝統工芸の実演
③障がいのある人とのインクルーシブワークショップ
④障がいのある人とデザイナー、学生によるアートワークの展示
⑤障がいのある人とアートディレクター、スタイリストとの協働によるファッションショー
インテリア
多彩な色、多様なデザインで、D&Iを体感できる空間といたしました。また「シブヤフォントラボ」の家具はイベント・ギャラリーの内容・規模に応じて移動することができ、天井にも任意の場所に間仕切りやバナーを備え付けることができるなど、空間構成を変えることがきます。
インテリアデザインのポイント
①シブヤフォントのアートを採用した幅22mm、高さ3mの巨大アートウォール
②見る方向によって色彩の表情が変わるオリジナル家具
*30名以上の障がいのある人、支援員と共に塗装をするなど、インクルーシブなプロセスで制作
③12色のカラーバリエーションでカラフルな色空間に没入できるイベントチェア
④シブヤフォントのファブリックを採用したオリジナルチェア
⑤任意に空間構成が変えられるよう間仕切り、バナーが吊り下げできる格子型天井
⑥寄付型のシブヤフォントオリジナルデザインの自動販売機
⑦シブヤフォントラボのデザインと統一感のあるコスチュームデザイン
クリエイティブチーム
プロデュース:磯村歩
アートディレクション:磯村歩、ライラ・カセム
デザイン:磯村歩、ライラ・カセム、十倉亜紀子、三谷万由子、水野弘子
家具デザイン:長岡勉、磯村歩、ライラ・カセム
営業時間
火曜〜金曜、第一・第三土曜日 11:00〜18:00
*予告なく休業となる場合がございます。お越しになる際には、シブヤフォント公式ウェブサイトを事前にご覧ください。
アクセスについて
150-0001 東京都渋谷区神宮前六丁目31番21号 原宿スクエア(ハラカド)7階
東京メトロ
千代田線・副都心線「明治神宮前(原宿)」駅 出口4・7 徒歩1分
千代田線・半蔵門線・銀座線「表参道」駅 出口A1 徒歩9分
JR
山手線「原宿」駅 徒歩4分
2、「シブヤフォントラボ」開業時のイベント
「シブヤフォントラボ」運営の思いを体現すべく、障がいのある人、障がい者支援事業所の支援員、ディレクター、デザイナー、アーティスト、スタイリスト、アートファシリテーター、学生など、多種多様な人々とが共創する企画・イベントを実施いたします。
4月17日(水)
「専門学校桑沢デザイン研究所」のソーシャルデザインの授業
シブヤフォントは2016年度に「専門学校桑沢デザイン研究所」の学生との共創によって生まれました。その原点に立ち戻るため、開業日(4月17日)に2024年度の新たなシブヤフォントを創出する「ソーシャルデザインプロジェクト」の第1回目の授業を実施いたします。本授業の講師は、当社のアートディレクターであるライラ・カセムが務めます。
同校の学生と障がいのあるアーティストとの交流は、NHK「ハートネットTV」でも特集されるなど、大きな話題となりました。
*本授業の一般公開はしておりません。
シブヤフォントストーリー展示
シブヤフォントの今までの取り組みや商品採用事例を展示いたします。また渋谷区内の障がいのある人によるライブペインティング、機織り、デジタルファブリケーションを活用した伝統工芸品(下記*)などの実演を行います。
(*)伝統工芸品「のぞみ叶う招きハチ公」紹介ウェブサイト https://shibuyafontec.stores.jp/news/617a11a90c98465bb925283d
4月28日(日)
第2回全国ご当地フォント発表会
2022年度より、当社が運営する「ご当地フォント」プロジェクトに参画した第二期のチームが原宿に集まり、各地の新作「ご当地フォント」を発表します。また、トヨタ自動車による「ご当地フォント」を採用した特別展示、伊藤園と連携した「ご当地フォント」自動販売機プロジェクトなどについてもご紹介いたします。
ご当地フォント公式ウェブサイト https://www.gotouchifont.jp/
4月29日(月・祝)
シブヤフォントの新体験!対話型アート思考
シブヤフォント認定のアートファシリテーター(15名)が、シブヤフォントのグラフィックを、目が見えない人、耳の聞こえない人、そして対話型アート思考の書籍「脳が脱皮する美術館」(*)の著者と共に鑑賞する新体験プログラムをご提供します。創造的思考力、心理的安全性、多様性理解、論理的思考力などに効果があるとされるプログラムで、“脳が脱皮する“感覚をお楽しみいただけます。
アートファシリ!シブヤ公式ウェブサイト https://artfacili.shibuyafont.jp/
*書籍「脳が脱皮する美術館」にはシブヤフォントの対話型アート思考の取り組みが紹介されています。
5月5日(日)
シブヤフォントで活動する障がいのある人々がデザイナー、スタイリスト、映像クリエーターなど、様々な分野で活躍するプロのクリエーターとコラボレーションして創り上げるインクルーシブファッションショーを開催します。本企画は、クラウドファンディングに挑戦しています。
ファッションショーのご参加は、クラウドファンディングのリターン『インクルーシブファッションショー~ショウガイはヘンシンできる~へご招待(記念品付き)』より、お申し込みください。
渋谷区長の応援メッセージ:https://youtu.be/0vMfFRJnAgE?si=x65LINYQFrH3FSYC
3、「ハラカド」におけるシブヤフォント採用
東急不動産株式会社と連携し、「ハラカド」のさまざまなエリアにシブヤフォントを採用したアートインスタレーションを施工いたしました。「シブヤフォントラボ」と共に、D&Iの理念と可能性を体験いただけます。
採用フロア | 採用箇所 |
7F | サイン、フロアマップのリーフレットケース |
6F | フロアマップのリーフレットケース |
5F | 通路、フロアマップのリーフレットケース |
4F | フロアマップのリーフレットケース |
3F | フロアマップのリーフレットケース |
2F | フロアマップのリーフレットケース |
1F | フロアマップのリーフレットケース |
GF | フロアマップのリーフレットケース |
貫通通路 | 地面、壁、柱、サイン |
クリエイティブチーム
プロデュース:磯村歩
アートディレクション:磯村歩、ライラ・カセム
デザイン:磯村歩、ライラ・カセム、水野弘子
企業・団体の方々へ
「シブヤフォントラボ」を活用したD&Iの可能性を発信するイベント・ワークショップ・ギャラリー展示をご一緒しましょう。ご関心のある方は、下記の「お問い合わせフォーム」よりご連絡ください。
メディアの方々へ
「シブヤフォントラボ」、各種イベントなどのご取材をお待ちしております。ご取材を希望される方は、下記の「お問い合わせフォーム」よりご連絡ください。
関連URL : https://www.shibuyafont.jp/