株式会社文藝春秋(東京都千代田区 社長:飯窪成幸)は、総フォロワー数15万人を超えるSNSで独自の視点が注目を集める塩谷舞さんの新著『小さな声の向こうに』を4月9日に発売します。
本書は、現代社会のなかでかき消されがちな小さな声――暮らしの中に宿るささやかな美から、身体の声、他者とのはざまで生まれる摩擦にまで、静かに耳を傾けた珠玉のエッセイ集です。アート、音楽、生活……美しいものをひたすら探求した言葉は、さながら読む“セラピー”本ともいえます。
その透明感のある静謐な文章に根強いファンが多く、3年ぶりに刊行される待望の第2エッセイ集となります。
・「子ども、つくらないの?」という問いへの長めの答え
・ポカリスエットの少女たちが、大人になる頃
・スープストックで休ませて
など、noteで大反響を呼んだエッセイに大幅加筆をし、書き下ろしを加えた24篇は、自身の不妊治療から、社会で見過ごされがちな問題、様々なアーティストとの出会いまで、みずみずしい視点で貫かれています。
刊行を記念して、特別ゲストとして、繊細かつ優美な演奏で世界的に活躍するピアニストの務川慧悟さんをお招きして、青山ブックセンターにて特別トークイベントを開催します。本書にも登場する小さな音を愛するピアニストの務川さんと、盟友の塩谷さんが芸術のもつ力から「耳を澄ませる」豊かさまで語り合います。
■イベント概要
『小さな声の向こうに』刊行記念イベント
塩谷舞×務川慧悟(特別ゲスト)
「誰もが静寂の奏者となるこの世界で」
日 時 4月20日(土曜)14時~15時30分
場 所 青山ブックセンター(定員100名)リアル&オンライン方式
申込先:https://aoyamabc.jp/products/2024-4-20
主 催:青山ブックセンター
■著者プロフィール
塩谷 舞(しおたに・まい)
1988年大阪・千里生まれ。京都市立芸術大学卒業。大学時代にアートマガジン『SHAKE ART!』を創刊。会社員を経て、2015年より独立。2018年に渡米し、ニューヨークでの生活を経て2021年に帰国。文芸誌をはじめ各誌に寄稿、note定期購読マガジン『視点』にてエッセイを更新中。総フォロワー数15万人を超えるSNSでは、ライフスタイルから社会に対する問題提起まで、独自の視点が人気を博す。著書に『ここじゃない世界に行きたかった』(文藝春秋)。
■書誌情報
出版社:株式会社 文藝春秋
書 名:『小さな声の向こうに』
著 者:塩谷舞
判 型:四六判仮フランス装 248ページ
発売日:2024年4月9日
定 価:1,870円(税込)
ISBN: 978-4-16-391829-7
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