社会調査や活動の実践に取り組む“超実践型アクションラーニングプログラム”
「ソーシャルアクションアカデミー」は、非営利組織とともにリアルな社会課題解決に挑戦することで、社会に対する生きた知見を手に入れ、本業で発揮できるビジネススキルを磨くプログラムです。2021年、2022年の成果の検証を経て、第3期となる今年度、さらに充実・洗練したプログラムとして進化しました。
社会課題の現場で活動するソーシャルセクター、学術的・実践的な知見を豊富に有する講師陣、経験や知識を活かして参加するプロボノワーカーや大学生などがこの場に結集し、約7カ月をかけ、課題解決につながる具体的なアクションの実践にチャレンジします。
【プログラム紹介ページ】https://www.servicegrant.or.jp/news/12737/
今年度は2つのテーマを設定。支援や制度からこぼれ落ちる狭間の課題にフォーカスする「クローズアップ・シブヤ」。そして、シングルマザーの実情から課題の連鎖を食い止めるための方策を議論する「ひとり親家庭の実情」。参加者はいずれかのテーマを選択し、課題を可視化する調査手法やデータから考察を引き出す方法論、社会課題に働きかけるデザインの可能性などを模索していきます。
ここでしか実現しない、多彩な講師陣が集結
ソーシャルアクションアカデミーでは、13人もの社会科学の専門家・実践者である講師陣にご協力頂き、多角的視点からの講義による学びを具体的なアクションの実践に活かしていきます。
※以下、登壇順(予定)
◆田中 美帆 氏
株式会社cocoroé 代表取締役
ソーシャルデザイン・ディレクター。複雑な背景が絡み合う社会課題に対し、多彩な人々が一緒に知恵を絞り、異なる視点のアイデアを出し合いながら、 未来の社会価値向上とソーシャルグッドなイノベーションを生み出すデザイン創出に取り組む。多摩美術大学非常勤講師。
◆川北 秀人 氏
IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表
リクルート、国際青年交流NGO代表や国会議員の政策担当秘書などを経て、94年にIIHOE設立。全国各地でNPO経営や地域づくりの講演・研修活動を精力的に実施。
◆橋本 努 氏
北海道大学大学院 経済学研究科教授
新しいリベラルの可視化に向けての社会調査と分析を統括する。専門は社会哲学。著書に『社会科学の人間学』(勁草書房)、『自由原理 来るべき福祉国家の理念』(岩波書店)、『「人生の地図」のつくり方』(筑摩書房)など多数。
◆坂口 緑 氏
明治学院大学 社会学部教授
専門は市民社会論、生涯学習論。雑誌『ソトコト』コラム「ソーシャル系大学案内」を担当(2012年~2022年)。主な共著に『政治の発見つながる』(風行社)、『デンマーク式生涯学習社会の仕組み』(ミツイパブリッシング)ほか。
◆小国 士朗 氏
株式会社 小国士朗事務所 代表取締役/プロデューサー
元NHK番組ディレクター。「注文をまちがえる料理店」「deleteC」「Be supporters!」など、数々の社会性とインパクトのある企画をプロデュースしている。
◆広石 拓司 氏
株式会社 エンパブリック 代表取締役
ソーシャル・プロジェクト・プロデューサーとして、地域・企業・行政など多様な主体の協働による社会課題解決型事業の企画・立ち上げ・担い手育成・実行支援に多数携わっている。
◆岡本 佳美氏
株式会社アム 代表取締役/認定NPOフローレンス理事/NPOクロスフィールズ理事
マーケティングのノウハウを生かし、フローレンスやクロスフィールズ創業時から、コミュニケーションをリード。ブランディングや戦略的広報を得意とする。
◆石原 英樹 氏
明治学院大学 社会学部 教授
専攻は文化社会学、コミュニケーション論、地域社会論。 近年の関心はLGBTへの寛容性に関する統計分析。大学では「内なる国際化」プロジェクトに所属し難民や移民の子どもへの支援を考えている。
◆橘 ジュン 氏
NPO法人 BONDプロジェクト 代表理事
街頭の女の子の声を伝えるフリーマガジンVOICESを創刊。虐待、家出、貧困など様々な困難をひとりで抱えてしまう10代20代の女の子に寄り添い「聴く、伝える、繋ぐ」女性による支援に取り組んでいる。著書に『漂流少女〜夜の街に居場所を求めて〜』など。
◆林 恵子 氏
認定NPO法人 ブリッジフォースマイル理事長
児童養護施設を18歳で退所する人などを中心に社会的養護をめぐる支援活動を長年にわたって展開。関東圏を中心に全国で約200の児童養護施設、150社ほどの協力企業、500名ほどのボランティアなど、幅広いネットワークを持つ。ソーシャルアクションアカデミー共同創設者。
◆米山 廣明 氏
一般社団法人 全国フードバンク推進協議会 代表理事
各地で活動する50以上のフードバンク団体をネットワークする全国組織の代表として、活動実態調査や団体に向けた研修・伴走支援、国や自治体への政策提言活動、企業への食糧寄付の呼びかけなど、多岐にわたる活動を精力的に展開。
◆松本 亜樹子 氏
NPO法人 Fine ファウンダー
2004年から不妊当事者のサポートをする活動を進め、当事者の自助活動に加え、調査・政策提言等幅広い活動を展開。政府や企業の不妊治療への支援制度づくりにも大きく寄与。
◆嵯峨生馬
認定NPO法人サービスグラント 代表理事
シンクタンク研究員を経て、2001年、地域通貨「アースデイマネー」を共同で設立。2005 年、「サービスグラント」の活動を開始。著書に『プロボノ~新しい社会貢献、新しい働き方』(勁草書房 2011 年)ほか。
【ソーシャルアクションアカデミー 2024 開催概要】
期間:2024年5月22日(水)~12月中旬(主に水曜夜と土曜日に実施)
開催方法:
オンライン・および対面(選択可)
主に平日はオンライン、土曜はハイブリット開催。スタディーツアーは現地訪問推奨。
土曜の会場は「渋谷区地域共生サポートセンター 結・しぶや」(渋谷駅徒歩9分)を予定。
参加費:
特別講座 全5回受講料 14,000円(税込)
※NPO職員・大学生・サービスグラントのプロボノ経験者は、特別講座を半額で受講できます。
※交通費や参加にあたっての環境構築、プロジェクトに係る実費経費は自己負担をお願いします。
※プログラム協力団体、運営団体(サービスグラント)への寄付は随時受付けています。
参加資格:
・7カ月間を通じて参加することができ、平均して週5時間程度またはそれ以上のコミットメントが可能なこと
・アカデミーの趣旨、及び、参加団体の取り組みや考えを尊重し、チームメンバーと協働しながら積極的且つ前向きに活動に貢献できること
・オンラインツールを活用したコミュニケーションについて積極的に取り組むことができること(オンラインコミュニケーションツール、Googleドライブ、Officeソフト等)
・18歳以上であること
※その他、詳しくはお申込ページをご確認下さい。
【説明会について】
ソーシャルアクションアカデミーの詳しいご説明や質疑応答を行う他、これまでどのようなアウトプットが生まれたのかも共有します。
いずれも、オンライン(Zoom)での開催となります。アクセス先は、お申込みをいただいた方にお送りします。動画視聴を希望される方も、フォームよりお申込みをお願い致します。
4月24日(水) 20:00-21:00
5月8日(水) 20:00-21:00
▼説明会のお申込みはこちら
https://form.servicegrant.or.jp/SAA2024-orientation
参加方法
まずは、上記説明会にご参加のうえ、Peatixよりお申込み下さい。
▼参加のお申込みはこちら
※申込締め切り 2024年 5月 15日(水)
※定員:50名程度。定員に達した場合、予告なく申込を締め切らせていただく場合があります。
▼プログラムの詳細と最新情報はこちら
https://www.servicegrant.or.jp/news/12737/
認定NPO法人サービスグラント について
認定NPO法人サービスグラントは、日本における「プロボノ」のフロンティアとして2005年より活動を開始。”社会課題を前に、誰もが行動を起こし、違いや可能性を活かしあいながら協働できる社会”を目指し、主に、社会人の経験やスキルを活かした「プロボノ」によって非営利組織が抱える課題の解決を目指す、プロジェクト型支援のコーディネート等に取り組んできました。2023年10月現在、サービスグラントの登録者は延べ9,500人を超え、実施プロジェクト数は約1,800件となりました*。また、30カ国・60の組織が所属する「グローバル・プロボノネットワーク」の事務局を担い、世界におけるプロボノ活動を推進しています。
(*チーム型支援・オンラインプラットフォーム「GRANT」の累計)
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