特設ページ:https://tinyurl.com/2962bq2g
■「ARC’TERYX MUSEUM(アークテリクスミュージアム」イベント概要
開催期間:2024年4月20日(土)~ 5月5日(日)
開催時間:11:00~19:00
入場料金:無料
開催場所:6142HARAJUKU(原宿キャットストリート
入場方法:予約不要。
BIRD CLUBアプリ会員さま:
入場チケット提示(アプリに19日配信済み)
BIRD CLUBアプリ未会員さま:
入場時、お手持ちのデバイスよりお名前とメールアドレスをご入力後、入場チケット画面を発行。
ARC’TERYX BIRD CLUBについてはこちら https://arcteryx.jp/pages/birdclub
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展示概要
展示会場は3フロアに分かれており、様々な角度から「LEAVE IT BETTER」を体験いただけます。
【3F】Who We Are
カナダ・バンクーバーで生まれたアークテリクス。「なぜここで、どのように製品を生み出しているのか」デザインそして生産の拠点を映像インスタレーションにて、アークテリクスの世界観をお伝えします。
【2F】Product Innovation
山々からのインスピレーションから生まれ、過酷で多様な自然環境の中で試行錯誤を繰り返し、常に進化を続ける数々のプロダクト。その中から、エポックメイキングな3つのプロダクトをセレクト。
開発から現在に至るそのイノベーションの変遷をご覧いただきます。
Harness
アークテリクスの原点であるハーネス
1989年初期のシリーズから、熱成形フォームを使用する原点となったVAPOR、そして最新のSKAHAハーネスまでのテクノロジーの進化を辿ります。
Backpack
1994年に誕生した「BORA BACKPACK」
VAPOR HARNESSで高い評価を受けた、熱成形型3Dフォームを採用し、これまでにない背負い心地を実現。今も進化を続けるBORAシリーズの変選を辿ります。
Hard Shell Jacket
1998年に誕生した「ALPHA SV JACKET」
クライマーの原点で4年近い取月をかけて作り上げられたこのジャケットは、止水ジッパー、防水シームテープ、生地素材、フード形状など様々なテクノロジーを採用。その進化の過程を辿ります。
【1F】One hundred ARC’HIVES
今回の展示では、90年代から現在に至るまでの希少なプロダクトを100点以上展示しています。これらは、日本全国のアークテリクスにゆかりのある多様なユーザーと、ご応募いただきました方々からお借りいたしました。アーカイブだからこその風合いは、製品とオーナーが積み重ねてきたストーリーを感じさせ、世界中のアークテリクスフリークにとっても興味深いものが揃いました。
一部のストーリーはこちらでも公開しています。https://tinyurl.com/2962bq2g
ReBIRD™
東京 丸の内ブランドストア、大阪 心斎橋ブランドストアにて展開中のReBIRD™︎カウンターをイメージしたスペースでは、デザインの力で循環を促す仕組み ReBIRD™プログラムを紹介。廃棄せざるを得ない製品を使用した小物作りを体験いただくワークショップも開催します。
▽ReCUT™ ワークショップ
「NewMake」とコラボレーション
サステナビリティをテーマに企業と個人が共創するクリエイティブコミュニティ「NewMake」とコラボレーション。「素材に触れて、感じて、自分を表すアイテムへと生まれ変わらせ、”記憶”を持ち帰る」ワークショップで「NewMake」とコラボレーションです。ジャケットを中心に、廃棄(店頭に並べることができなかった)プロダクトが、新たなアイテムに生まれ変わります。
ARC’TERYX MUSEUMの会期中のみ、特別ラッピングを施したNewMakeのリアルな拠点「NewMake Labo」にて実施
もう着用・使用することができないアークテリクスのプロダクトをお持ちいただき、新たな製品に生まれ変わらせる、アップサイクルワークショップです。ティッシュケースもしくはトートバッグを制作いただけます。
「NewMake Labo」住所 :東京都渋谷区神宮前6丁目6−2 原宿べルピア 104
※事前受付制となります。詳細:https://arcteryx.jp/pages/museum-event-top
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ARC’TERYX Brand Head(Japan)高木 賢、開催にむけての想い
メディア向けに開催されたレセプション冒頭にて、アメアスポーツジャパン アークテリクス ブランドヘッドを務める高木より挨拶。「ご来場のメディア、顧客の皆様に支えられてアメアスポーツジャパンとしてアークテリクスを展開して今年で10年の節目の年を迎えることができました。原宿に最初のブランドストアを構えて10周年の年に原宿の地で開催することができ嬉しく思います。現在ブランドストアを15店舗ほど構えていますが、私たちの世界観やフィロソフィーをお客様に伝えきれていない。このイベントを通じて”LEAVE IT BETTER“を様々なゲストの皆様に感じていただきたいです」と開催に込めた想いを語りました。
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ARC’TERYX MUSEUM OPENING TALK
オープニングトークには、アークテリクス本社のアーカイビストDarren Ritten、山形県の月山を中心に活動する山岳ガイドの石沢孝浩氏、帯広市で農家とテレマークスキーヤーとして活動する石橋仁氏のブランドアンバサダー2人が登壇。今回初めての来日というDarrenは、自身の役割であるアーカイビストについて、「様々なものをコレクションしブランドの歴史として皆様に共有する仕事。現在3000点ほどのアイテムをコレクションしている」と説明しました。
カナダでのスキーの際着ていたウエアがボロボロで剥離してしまい、訪れた現地のショップで袖を通したのがアークテリクスとの出会いだったという石橋氏は、アークテリクスのブランドパーパスである“LEAVE IT BETTER”について、「まずは自分自身がいつも自然体でいれるような状況であること、その次は家族。自分さえいいのかと思われそうだが、最低限自分が満足できる状況にないとより良い環境は望めないのではないか」ブランドが信じる“MOUNTAIN MAKES US BETTER”については、「自然は厳しいもので自分の力ではどうにもならない、諦めのようなものを感じ、驕らずにいさせてくれる」と話しました。
2005年にアルパイン用のウエアを着用したのがアークテリクスとの出会いだったという石沢氏は、“LEAVE IT BETTER”について、「ガイドでツアーに参加してくれた人が、そこで何かを感じて、職場に戻って活力になればそれが“LEAVE IT BETTER”の意味につながる。人それぞれ感じ方は違って、ブナ林に入って涙を流す人がいる、それをみて僕も元気をもらう、家族に話すことで力になる、それも“LEAVE IT BETTER”につながっていると思う」と語ってくれました。
最後にDarrenは、何がアークテリクスをスペシャルなブランドにしていると思うかという問いに、「創始者のDaveは自身がクライマーでよりよいものを作ろうとテストを重ねた。厳しい環境で何度もトライアンドエラーを行い、その上でデザインを妥協なく追求しつづける精神は、今もブランドに息づいている」とアークテリクスのモノづくりの信念であるクラフトマンシップに触れ、オープニングトークを締め括りました。
関連URL : https://museum.arcteryx.jp/