「ユーモア」とは、「上品な洒落やおかしみ」「諧 謔 」のこと。本展では、所蔵作品を中心にユーモア あふれる作品をご紹介します。とはいえ、単に作品の見た目の面白おかしさに着目する訳ではありませ ん。この展覧会では、既成概念を飛び越えようとする試みや社会問題に対する批判的な視点、一人の作家 の深い思考など、“不真面目”な見た目の皮をかぶった作品に潜む“大真面目”な一面を見ようとします。 作品の見た目の面白さに終始するのではなく、その奥にある私たちを「どきっ」とさせる部分に触れていただけたらと思います。これらの作品は、「当たり前」に揺さぶりをかけ、想像の枠を押し広げてくれるはずです。
菊畑茂久馬〈林檎と三角錐〉1970 -80 年頃 徳島県立近代美術館蔵
石田徹也〈燃料補給のような食事〉1996年 静岡県立美術館蔵
【展覧会概要】
特別展「ユーモア－おかしみの表現に潜むもの－」
Humor-Behind yhe expression-
会期：令和 6 年４月 27 日（土）～６月 30 日（日）
会場：徳島県立近代美術館 展示室 3 (2F)
開館時間：9 時 30 分～17 時
休館日：毎週月曜日 (4 月 29 日、5 月 6 日を除く)、4 月 30 日、5 月 7 日
観覧料：一般 600［480］円｜高･大学生 450［360］円｜小･中学生 300［240］円
［ ］内は 20 名以上の団体料金。
＊身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳等をご提示いただいた方とその介助をされる方１名は観覧料が無料になります。
＊ 65 歳以上の方で証明できるものをご提示いただいた方は半額になります。
＊ 小・中・高生は、土・日・祝日・振替休日の観覧料が無料になります。 特別展の観覧券で所蔵作品展もご覧いただけます。
主催：徳島県立近代美術館
後援：徳島新聞社、四国放送株式会社、NHK 徳島放送局、エフエム徳島、（公財）徳島県文化振興財団
助成：一般財団法人 地域創造
元永定正〈あいんしゅたいん〉1986 年 徳島県立近代美術館蔵
山下菊二〈父はは〉1972 年徳島県立近代美術館蔵
【関連行事】
・学芸員による展示解説
5 月 6 日（月・振休）、6 月 16 日（日）いずれも 14 時～15 時
・手話通訳付き展示解説
6 月 16 日（日） 10 時～11 時 30 分
・おはなし美術館～絵本の読み聞かせと作品鑑賞～
5 月 19 日（日）14 時～15 時
・こども鑑賞クラブ「おかしくてドキ！」
6 月 1 日（土）14 時～14 時 45 分
・パントマイムワークショップ！身体×美術×ユーモア
6 月 8 日（土）10 時～11 時 30 分
※対象、講師、申込必要の有無など、詳しくはホームページを参照してください。
https://art.bunmori.tokushima.jp/humor
【広報用画像】
展覧会の広報用として次の作品の画像データを提供できます。必要な場合は、ご連絡ください。
使用にあたっては、「作家名」、「作品名」、「所蔵先」を明示してください。
※本展は、一部の作品および資料を除いて展示室内の写真撮影が可能です。SNS への投稿もしていただけます。
関連URL : https://art.bunmori.tokushima.jp/humor/