ジェラルド・チャールズが新作『Masterlink(マスターリンク)』を発表

<Masterlink メゾン初のアシンメトリーな一体型ブレスレット>

ジェラルド・チャールズは、先月4月にスイスで行われたWatches & Wonders 2024で、新作としてMasterlink(マスターリンク)を発表しました。
この時計はジェラルド・チャールズ・ジェンタ自身がデザインしたアイコニックなマエストロ・ケースの最新作で、メゾン初のアシンメトリーな一体型ブレスレットが特徴です。


Masterlinkは、薄さ7.9mmとスリムで、汎用性が高く、一目でそれとわかる、洗練されたエレガンスとスポーティな魅力を見事に融合させたモデルです。
素材はスティールで作られており、ジェラルド・チャールズ・ジェンタ氏がスティールという素材を貴重なものとしてとらえたパイオニアとしての功績を称えています。

Masterlinkの挑戦は、ブランドの従来モデルであるマエストロの象徴であるアシンメトリーなケース(6時位置の「スマイル」を際立たせる)を維持しつつ、手首に完璧な着け心地をもたらす調和のとれたデザインを実現させるような、一体型のブレスレットを作ることにありました。
インスピレーションは、ジェラルド・チャールズ・ジェンタ氏が最後にデザインしたブレスレット一体型時計からきており、複雑さが細部にあるため、アイデアから創造に至るまで4年近くかかりました。



<Masterlink 細部の特徴>

Masterlinkの外装と仕上げは実に独特です。文字盤はイタリアン・ハイファッションの時代を超越したエレガントなストライプ・スーツからもインスピレーションを得ています。ジェラルド・チャールズ・ジェンタ氏のイタリアの伝統との明らかなつながりが見受けられます。


文字盤のデザインはMasterlink独自のもので、新しいインデックス、新しい針、新しいミニッツマーカーが採用されています。このアイデアは、見やすさを担保しながら極限の薄さを維持するという、一見矛盾するように見える2つの目標を達成することにありました。それにもかかわらず、ジェラルド・チャールズは針とインデックスに夜光塗料を塗布することに成功し、特に分針の精巧さには目を見張るものがあります。

ブレスレットを開くためのプッシュボタンは、ブレスレットの中に目立たないように収まっており、一体化したケースとブレスレットに滑らかなデザインの流動性が確実に反映されています。

クラスプは目に見えず、ブレスレットの最後にシームレスに組み込まれています。


そのケースの薄さにもかかわらず、リューズはねじ込み式です。
この構造により通常であれば時計の厚みが増すものの、Masterlinkの場合はケースの厚みを増やすことなく、水深100メートル対応という安全性と防水性を実現しました。

ムーブメントを見ると、マイクロローター構造はわずか2.7mmという驚異的な薄さとなっております。


ジェラルド・チャールズのデザインチームは、小さなネジに至るまで細部へと細心の注意を払い、そのネジはすべて、スケルトナイズド・キャリバーに初めて採用されたジェラルド・チャールズ独自の星型ネジです。
これはジェラルド・チャールズのために、ジュネーブで自社設計された特別なものです。
ヴォーシェ・マニュファクチュール・フルーリエとのコラボレーションにより製造されたこのキャリバーは、ジェラルド・チャールズの品質基準に沿った卓越した品質を保証するだけでなく、信頼性、精度、機能性も保証しています。


ジェラルド・チャールズ Masterlink モデル詳細

REF: ML1.0-A-01(以下写真左、文字盤ブルー)           

REF: ML1.0-A-18(以下写真右、文字盤シルバー)   

価格:¥4,282,300 (税込)    



『ジェラルド・チャールズ』について

『Gerald Charles (ジェラルド・チャールズ)』は、2000年にジェンタ氏の2つのファーストネームを冠したブランドとして誕生しました。 “時計界のピカソ”と称されたジェンタ氏は同社で3年間トップとして勤めた後、彼と親交の深かったイタリアの時計業の名家 ジヴィアーニ家に2003年会社を売却し、逝去した2011年まで自身はチーフデザイナーとして残りました。2003年から2018年までは”フランコ・ジヴィアーニ” 元CEOが組織を統率、2019年からは息子の”フェデリコ・ジヴィアーニ”がCEOとして就任し、2019年に新たな株主を迎えます。2020年にはオンライン上でファンクラブを結成。 2022・23年に中東市場、北ヨーロッパ、米国市場へと進出し、全世界で50店舗(ヨーロッパ市場では40店舗)にまで展開を拡大し、ついに2024年にアジアへの足掛かりとして日本市場へ本格上陸を果たします。

『Gerald Charles (ジェラルド・チャールズ)』のデザインは、バロック建築の奥深い創造美から着想を得ており、主にローマのバロック建築を代表する教会「サン・カルロ・アッレ・クワトロ・フォンターネ聖堂」からインスピレーションを受ています。教会内壁の六角形、八角形、および十字形の絶妙な組み合わせをケースへと見事に反映されており、他のどの時計にも見られない独創的なデザインとして完成されています。6時位置の丸みを帯びたケースデザインは、ジェンタ氏のスマイルラインとなっており、ジェンタ氏自身がポートレートを遺したとされています。クリエイティビティと熟練技術が絶妙なバランスで融合し、エレガントかつスポーツティーな仕上がりとなっています。

全ての現行モデルは2004年にデザインされた、ジェンタ氏のオリジナルデザインをベースに創られ、展開するコレクション名には全て彼の愛称であった“マエストロ”を冠してます。レギュラーコレクションである “マエストロ 2.0 Ultra Thin”、スポーツ中に手の甲を傷めないように左リュウズで開発された“マエストロ 2.0 Ultra Thin GC Sport”(内2モデルは世界限定200本)、重厚感のあるクロノグラフ仕様の“マエストロ 3.0 Chronograph”、世界的著名高級時計の元チーフデザイナー、現『Gerald Charles (ジェラルド・チャールズ)』のクリエイティブ・ディレクター : オクタヴィオ・ガルシア氏がムーブメントを一から開発したスケルトン仕様の “マエストロ 8.0 Squelette”、ジェンタ氏が2005年にデザインした、マエストロ・フライング トゥールビヨンをベースに開発された“マエストロ 9.0 Tourbillon”(世界限定50本)、数々の高級ジュエリーブランドの装飾を手がけるスイスのジュエリーデザイン会社: “SALANITRO”(サラニトロ)によって装飾された “マエストロ GEM SET”(各モデル世界限定10本)が並びます。

さらにムーブメントはヴォーシェ・マニュファクチュール・フルリエ社と共同開発されており、全モデルが100mの防水性能かつ5Gの衝撃にも耐える耐久性を備えた、性能面も重要視した傑作時計です。フォーマルな装いからスポーツの用途まで場面を問わず使用できることから、”究極のあがり時計”とも称されています。

その性能面の信用性が高いことから、2023年オーストリア/キッツビュールにて開催されたテニスの大会 :Generali Open (ゼネラリ・オープン) / ATP250ではオフィシャルタイムキーパーとして選ばれました。実際に数々のプロテニスプレイヤーも試合中に着用しており、ニコロズ・バシラシビリ選手(Nikoloz Basilashvili)、ホベルト・ホルカシュ選手(Hubert Hurkacz)、ティム・ファン・ライトホフェン選手(Tim Van Rijthoven)などが挙げられます。その他、プロのサッカー選手やクリケット選手、モーターバイクレーサーなどのスポーツ選手やセレブリティの愛用者が多く、その卓越したデザインと実用性は彼らを虜にします。

そんな愛用者達をもてなすべく、ミシュラン星を取得したシェフと時計師が常駐している専用サロンが2023年にジュネーブ中心地のモンブラン通りに完成しました。このサロンは生前のジェンタ氏の住居でもあり、愛用者達は『Gerald Charles (ジェラルド・チャールズ)』の世界観を心ゆくまで堪能できます。

2024年4月のWatches & Wondersでは本会場にブース出展をするなど、『Gerald Charles (ジェラルド・チャールズ)』の躍進は止まることを知りません。

『オフィス麦野』について

代表の麦野豪が数々のラグジュアリー・ブランドのリポジショニングを手掛けた後に独立・設立し、様々な業界で企業やブランドのブランド・マーケティングやリポジショニング業務を請け負うコンサルティング・ファーム。それまでのラグジュアリー・ブランドの経験から、富裕層関連ビジネスにおいては、媒体・流通・顧客・オピニオンリーダーとの人脈を豊富に有している。北米、台湾、マレーシア、グアム、スイスにそれぞれ現地法人を設立し、海外ブランドのアジア進出や日本企業の海外進出支援の足掛かりを固めている。

https://www.officemugino.com/

Contact:

ジェラルド・チャールズ・ジャパン

〒141-0021

東京都 品川区 上大崎 2-2-6

Tel : 03-5422-8087

Fax : 03-5422-8756

E-mail: 
info@geraldcharles.jp
Website:
https://geraldcharles.jp/

画像データ:
https://drive.google.com/drive/folders/1A_mH17G6BdlX1c08KVnPRODjKOJGn6qT

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