半世紀以上にわたり、映画音楽の歴史とサウンドを形作ってきたレジェンド、ジョン・ウィリアムズ。
今作は、2023年9月に30年ぶりに来日し行った東京・サントリーホールでのコンサートを収めたアルバムです。
ジョン・ウィリアムズは小澤征爾の招きを受け、小澤征爾が総監督を務める「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」、そして合わせて開催されたクラシック音楽の名門レーベル、ドイツ・グラモフォンの創立125周年を記念した特別公演のために来日しました。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ボストン交響楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ロサンゼルス・レコーディング・アーツ管弦楽団との共演に続き、サイトウ・キネン・オーケストラとの初共演や両公演チケットが即日完売するなど話題になりました。
コンサートは「スーパーマン・マーチ」「シンドラーのリストのテーマ」「王座の間とエンドタイトル」といったジョン・ウィリアムズ自身がこれまでに作曲した楽曲のプログラムで構成され、前半はセントルイス交響楽団音楽監督、ニューワールド交響楽団芸術監督、オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者を務める世界的指揮者で、ジョン・ウィリアムズの長年の友人でもあるステファン・ドゥネーヴ、そしてジョン・ウィリアムズが後半を指揮する2部構成で開催されました。
5月4日(土)のスター・ウォーズの日に合わせ当日午前8時にアルバムから「王座の間とエンドタイトル(映画『スター・ウォーズ エピソード 4/新たなる希望』から)」の演奏映像もプレミア公開される予定です。
作品は通常盤CD、LP、Blu-ray、CDとBlu-rayのデラックス・エディションの4形態で発売されます。通常盤CDとLPはジョン・ウィリアムズが東京公演で指揮した11曲と、今回世界初リリースとなるステファン・ドゥネーヴが指揮した「Tributes! (for Seiji)」が収録されます。「Tributes! (for Seiji)」は1999年にジョン・ウィリアムズが小澤征爾のボストン交響楽団音楽監督就任25周年を記念して作曲した作品で、今回が世界初リリースとなります。Blu-rayにはステファン・ドゥネーヴが指揮した前半とジョン・ウィリアムズが指揮した後半をMCまでコンサート全編を収録し、ステレオ、サラウンド、ドルビー・アトモスの3種類の音声でお楽しみいただけます。
CDとBlu-rayのデラックス・エディションはDSDマスターを使用したSA-CD~ハイブリッド仕様で、SA-CDには前半、後半の17曲(MCのぞく)を収録。こちらのBlu-rayにはコンサート全編に加え、今作のために収録されたジョン・ウィリアムズ、ステファン・ドゥネーヴのインタビュー映像が収められています。 豪華デジパック、美麗スリーブケース仕様で、ジョン・ウィリアムズが盟友 小澤征爾に寄せたコメントも掲載。コンサートの写真が入った全28ページのオールカラー・ブックレットが封入されます。
下記サイトでは作品へ寄せられた推薦コメントも公開されています。
https://www.universal-music.co.jp/john-williams/comment2024/
John Williams & Saito Kinen Orchestra – Schindler’s List (Live at Suntory Hall, 2023)
John Williams & Saito Kinen Orchestra – “Raider’s March” from “Raiders of the Lost Ark”
John Williams & Saito Kinen Orchestra- “Throne Room &Finale” from “Star Wars a New Hope”
ジョン・ウィリアムズ、ステファン・ドゥネーヴ、サイトウ・キネン・オーケストラ
『John Williams in Tokyo』
発売日:2024年5月3日(金)
配信はこちら:https://lnk.to/JohnWilliams_in_TokyoPR
【通常盤】
品番:UCCG-45092(UHQCD仕様)
価格:税込¥3,080 (税抜¥2,800)
【2枚組LP(180g重量盤)】
品番:UCJG-90006/7
価格:税込¥6,050 (税抜¥5,500)
【Blu-ray単体】
品番:UCXG-1008
価格:税込¥5,500 (税抜¥5,000)
【デラックス・エディション】
品番:UCGG-9233(SA-CD~ハイブリッド2枚組、Blu-ray)
価格:税込¥12,000 (税抜¥10,909)
[収録曲目](通常盤、LP、e-album共通)
1.スーパーマン・マーチ(映画『スーパーマン』から)
2.ヘドウィグのテーマ(映画『ハリー・ポッターと賢者の石』から)
3.不死鳥フォークス(映画『ハリー・ポッターと秘密の部屋』から)
4.ハリーの不思議な世界(映画『ハリー・ポッターと賢者の石』から)
5.シンドラーのリストのテーマ(映画『シンドラーのリスト』から)
6.レベリオン・イズ・リボーン(映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』から)
7.王女レイアのテーマ(映画『スター・ウォーズ エピソード 4/新たなる希望』から)
8.王座の間とエンドタイトル(映画『スター・ウォーズ エピソード 4/新たなる希望』から)
9.ヨーダのテーマ(映画『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』から)
10.レイダース・マーチ(映画『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』から)
11.帝国のマーチ(映画『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』から)
12.Tributes! (for Seiji)
ジョン・ウィリアムズ(指揮)[1-11]
ステファン・ドゥネーヴ(指揮)[12]
サイトウ・キネン・オーケストラ
録音:2023年9月5日 サントリーホール
[収録曲目](デラックス・エディションSA-CD+Blu-ray、Blu-ray単体共通)
ステファン・ドゥネーヴ指揮
•雅の鐘
•Tributes! (for Seiji)
•『遥かなる大地へ』組曲(映画『遥かなる大地へ』から)
•遥か300万光年の彼方から (映画『E.T.』から交響組曲)
•スターゲイザー (映画『E.T.』から交響組曲)
•フライング・テーマ (映画『E.T.』から交響組曲)
ジョン・ウィリアムズ指揮
•スーパーマン・マーチ(映画『スーパーマン』から) ※2/19 シングル配信スタート
•ヘドウィグのテーマ(映画『ハリー・ポッターと賢者の石』から)
•不死鳥フォークス(映画『ハリー・ポッターと秘密の部屋』から)
•ハリーの不思議な世界(映画『ハリー・ポッターと賢者の石』から)
•シンドラーのリストのテーマ(映画『シンドラーのリスト』から)
•レベリオン・イズ・リボーン(映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』から)
•王女レイアのテーマ(映画『スター・ウォーズ エピソード 4/新たなる希望』から)
•王座の間とエンドタイトル(映画『スター・ウォーズ エピソード 4/新たなる希望』から)
•ヨーダのテーマ(映画『スター・ウォーズ エピソード 5/帝国の逆襲』から)
•レイダース・マーチ(映画『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』から)
•帝国のマーチ(映画『スター・ウォーズ エピソード 5/帝国の逆襲』から)
※下記デラックス・エディションBlu-rayのみ
[ボーナス映像]ジョン・ウィリアムズ、ステファン・ドゥネ―ヴ独占インタビュー映像
ジョン・ウィリアムズ(指揮) / ステファン・ドゥネーヴ(指揮)/ サイトウ・キネン・オーケストラ
録音:2023 年 9 月 5 日 サントリーホール
■購入者特典情報
●UNIVERSAL MUSIC STORE:
限定盤:複製サイン入りポスターカレンダー(B2サイズ、6月-12月)
通常盤・ブルーレイ:ポストカード
●Amazon:ビジュアルシート
●タワーレコード:クリアファイル(A4)
●山野楽器:クリアファイル(A4)
●HMV:ポストカード
●その他CDショップ:ポストカード
※特典は数に限りがございます。
※特典のお渡しは商品お届け時または店頭でのお会計時となります。
※特典付与のない店舗がございます。
※アナログ盤は特典付与対象外です。
▽ジョン・ウィリアムズ プロフィール
映画やテレビ業界での活躍に加え、演奏会用の作品も数多く作曲しており、これまでに 2曲の交響曲や、フルート、ヴァイオリオン、クラリネット、ヴィオラ、オーボエ、テューバのための協奏曲などを書いている。ボストン交響楽団の委嘱によるチェロ協奏曲は、 1994 年にタングルウッドでヨーヨー・マによって初演された。ほかにも、ニューヨーク・ フィルハーモニックのために《The Five Sacred Trees》と題するファゴット協奏曲、クリーヴランド管弦楽団のためにトランペット協奏曲、シカゴ交響楽団のためにホルン協奏曲など、世界の一流オーケストラの委嘱作品を幾つも手がけている。米国議会図書館の 桂冠詩人を務めたリタ・ダヴの詩を題材にした 7 曲で構成されるソプラノと管弦楽のための歌曲集《Seven for Luck》は、1998 年にタングルウッドでボストン交響楽団が初演。ボストン交響楽団は 2009/2010 年シーズンのオープニング・コンサートでも、ジェームズ・レヴァインの指揮で、ウィリアムズのハープと管弦楽のための新しい協奏曲《On Willows and Birches》を初演している。
2021 年、ウィリアムズはタングルウッドで、アンネ=ゾフィー・ムターのために書いた自身 2 作目となるヴァイオリン協奏曲を、ボストン交響楽団とムターの独奏で初演している。
1980 年 1 月、アーサー・フィードラーの後任として、ボストン・ポップス・オーケストラの第 19 代音楽監督に就任。実り多き 14 シーズンを務めたのち、1993 年 12 月に退任して以降、現在はボストン・ポップス桂冠指揮者。また、タングルウッドでアーティスト・イン・レジデンスも務めている。
アメリカでもっともよく知られる、もっとも発言力のある芸術家のひとりであり、数々の重要な文化・記念イヴェントの音楽を作曲してきた。《Liberty Fanfare》は 1986 年に自由の女神像の修復完成を記念して作曲。新しいミレニアムを祝い、スティーヴン・スピルバーグ監督による回顧的な映像作品『The Unfinished Journey』の付随音楽として書かれた《 American Journey 》 は 、 1999 年 の 大 晦 日 に ワ シ ン ト ン で 開 催 さ れ た 「 America’sMillennium」コンサートで初演されている。管弦楽作品《Soundings》はロサンゼルスのウォルト・ディズニー・コンサートホールのこけら落しで演奏された。スポーツ界では、1984 年、1988 年、1996 年の夏季オリンピック大会、2002 年の冬季オリンピック大会、スペシャルオリンピックスの 1987 年夏季世界大会で音楽を手がけたほか、2006 年には NBCの番組「Sunday Night Football」のテーマ音楽も作曲している。
これまでにハーバード大学、ジュリアード音楽院、ボストン・カレッジ、ノースイースタン大学、タフツ大学、ボストン大学、ニューイングランド音楽院、マサチューセッツ大学ボストン校、イーストマン音楽学校、オーバーリン音楽院、南カリフォルニア大学など、アメリカの 22 の大学から名誉学位を贈られている。
2009 年、アメリカ政府が芸術家に贈る最高位の賞である国民芸術勲章を受賞。2020 年、スペインの栄えあるアストゥリアス女公芸術賞と英国ロイヤル・フィルハーモニー協会のゴールド・メダルを受賞。2016 年、作曲家として初めてアメリカン・フィルム・インスティテュート(AFI)の第 44 回 Life Achievement Award を受賞。
2003 年、オリンピック・ムーブメント への貢献により、国際オリンピック委員会(IOC)の最高位の勲章であるオリンピック・オーダー を受章。パサディナで開催された 2004 年ローズ・パレードでグランド・マーシャルを務め、同年 12 月にケネディ・センター名誉賞を受賞。
2018 年、全米レコーディング芸術科学アカデミー のグラミー賞 特別功労理事会賞を受賞。 2009 年にアメリカ芸術科学アカデミーの会員となり、同年 1 月にバラク・オバマ大統領の最初の就任式のために《Air and Simple Gifts》を作曲/編曲。英国のエリザベス 2 世女王陛下が生前承認した最後の叙勲のひとつとして、名誉大英勲章 KBE を授与されている。
ドイツ・グラモフォン公式YouTubeチャンネル
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