●イベント出展のわけ
当NPO法人は、チャリティ&ロイヤリティのスタンスを持っています。
チャリティとは、イベント等を通じたリアルな啓発活動。ロイヤリティは、アートライセンスビジネスを通じた「継続性」のある収益活動としています。どちらが優先などではなく、どちらともバランスよく回していくことが、NPOというコミュニティ性を通じた、「継続性」のある社会課題解決に繋がると考えています。
今回は、チャリティイベントとして、視覚障害、全盲者の世界観の疑似体験と、当事者が持つ可能性と選択肢を肌身で感じていただくコンテンツを実施しました。
●イベント概要
2024年5月5日、6日 10:00-16:30 千葉県我孫子市手賀沼
地域貢献とこれからの明るい未来を目指し、市民のみなさまが集い繋がりが創れるイベントとして、『SDGsの未来』を体験しながら楽しく学べるイベントを目指しました。
詳細はこちらから:https://actcoin.jp/yuruoff-abiko/index.html(主催:ユルオフ実行委員会 後援:千葉県我孫子市、千葉県我孫子市教育委員会ほか)
●当NPOコンテンツ概要
1.全盲アート「体験会」
晴眼者が、アイマスクをつけ死角情報が一切遮断された状態になり、手探りをたよりにミニキャンバスに思い思いの絵を描く体験会です。合計15名が体験。ほとんどの方が、はじめは恐る恐る筆を触り、絵具に触れぎこちないところから始まります。周りの方と声を掛け合いながら、一つの作品が完成します。
2.全盲アーティスト、「あなたの似顔絵描きます」
当NPOに登録してる全盲アーティスト吉田氏(本業:ワタミ株式会社勤務)をゲストにお招きし、参加者との対話から顔の輪郭や、ご本人が持つ声色を彩りに表現して一気に書き上げます。
参加者からは「本当に見えていないの!?」などの声が上がり、感嘆のため息や真剣なまなざしが、吉田氏の手元に注がれていました。
合計10名の方の似顔絵を仕上げ、中には握手を求められる方もいらっしゃいました。
●これからについて
当NPOでは、次のイベントを視覚障害ならびに全盲アートに興味関心のある企業様と、コラボレーションのイベント等の企画を検討しております。企業様の経済的力と、NPOのもつ社会課題解決の力を合わせて、ほんの少しだ優しい社会に寄与していけることを目指しています。
●団体概要
NPO法人ソーシャルアート市場(いちば)
所在地:神奈川県横浜市南区
理事長:島田皇
事業内容:
・自己表現のプラットフォーム構築
・全盲アート「Art In The DARK」
・ソーシャルOne
設立:2023年8月
関連URL : https://socialart.my.canva.site/