▼背景・内容
富士通ゼネラルが開発したコモドギアは、首に装着した冷却部で頸動脈を流れる血液を冷却・加熱し、効率的に冷暖房効果を得ることができるウェアラブルエアコンです。サーモモジュールを搭載した冷却部とラジエーター・バッテリーで構成し、冷却温度の異なる3段階の運転モード(Normal / Full / Eco)で、40℃を超える過酷な環境にも対応します。
“身に着けるエアコン”の愛称で親しまれ、これまでに鉄鋼やプラント業界など過酷な猛暑下で働く職場を有する500社以上の国内企業で採用され、労働安全・衛生対策製品として好評を得ています。
「Cómodo gear i3(コモドギア アイスリー)」→
この度、共同開発した「ワークウェア」は、冷却部とラジエーター・バッテリー部をつなぐチューブまでを服の内側にしまい込むデザインとしました。これまでフルハーネス着用の作業者はチューブの露出がネックとなっていましたが、この仕様によりコモドギアのチューブの引っ掛りを解消し安全に使用できるようになります。
当社は電動ファン付きウェアを独自に開発するなど、衣服を通じた暑熱対策に取り組んでいます。今回、コモドギアの“猛暑下で働く人の安全性確保と作業性向上に貢献する”というミッションに共感し、共同開発に至りました。
さらにユーザーから試作品に対する意見を募り、現場での使いやすさを追求しました。ラジエーター・バッテリーを収納するポケットを前後に取り付けることで作業内容にあわせて装着位置を変えられるようにしたほか、胴体も同時に冷却できるように保冷材用のポケットを追加するなど、工夫しています。
当社は労働現場のニーズを追及し、「環境・安全・安心」をテーマとしたソリューション提案に取り組んでまいります。
▼コモドギアに関する詳しい情報は富士通ゼネラル公式サイトをご覧ください。
URL https://rental.comodo-gear.com/
【ワークウェア(オプション装備品)】
【商標について】
*Cómodo gearは、東京大学 板生清名誉教授が研究開発したウェアコン®技術をベースに、富士通ゼネラルが製品化しました。
*「ウェアコン」はWINヒューマン・レコーダー(株)の登録商標です。
*「Cómodo gear」は株式会社富士通ゼネラルの登録商標です。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社チクマ ユニフォーム事業部 東京販売部営業開発課 担当:渡辺 秀典
email: h-watanabe@chikuma.co.jp
TEL:03-3667-5322(直通) FAX:03-3667-5332
▪企業オリジナル制服制作対応Webサイト:https://chikuma-uniform.com/
▪チクマリサイクルシステムWebサイト:https://www.recycle-system.com/
▪服育Webサイト:https://www.fukuiku.net/
▪Youtube: https://www.youtube.com/watch?v=54jSJg16pNU&t=1s
【チクマグループ各社】
・東洋リントフリー株式会社 https://www.lintfree.co.jp/
・株式会社アバンセユニ https://www.avance-uni.co.jp/
【 補 足 】
◆株式会社チクマ◆
1903年創業の繊維商社。
本社:大阪市中央区、代表取締役社長:堀松 渉
主な取扱品目は、ビジネスユニフォーム、スクールユニフォーム、婦人服、の生地素材及び製品。
1995年 環境推進室 開設
2004年 広域認定制度 第一号認定企業
「服育」の理念を提唱
2007年 循環型社会形成推進功労者等「環境大臣表彰」を受賞
2009年 第11回グリーン購入大賞「経済産業大臣賞」を受賞
2014年 北九州市との官民一体型リサイクル事業会社「(株)NCS」設立
2018年 SDGs実現に向けて取り組みを宣言
2019年 企業別注EFウェアの企画・製造・販売を開始
2023年 創業120周年
▪チクマWebサイト:https://www.chikuma.co.jp
◆チクマの「環境推進室」◆
繊維商社であるチクマは1995年に「環境推進室」を開設し、環境対応ユニフォームの普及に取り組んでいます。使用済みのPETボトルを繊維に再生利用したユニフォームの導入をはじめ、2004年に環境大臣が認定している『広域認定制度』の 第一号認定 の企業となり、2014年には北九州市に官民一体型古着リサイクル事業で回収・リサイクルした衣服は累計1,465万点以上に達しています。「ユニフォームをゴミにしない」を合言葉に、ユニフォームのリサイクル推進に努めております。
▪チクマリサイクルシステムWebサイト:https://www.recycle-system.com/
◆衣服を通して豊かな心を育む「服育」◆
衣服を通して、コミュニケーションやマナーなどの社会性、環境問題、健康や安全、国際性や様々な文化等に対する理解を深め、「生きる力」や「豊かな心」を育もうという取り組みです。2004年にチクマが提唱し、教育関係を中心にファッション、環境関連の業界などに広がっています。
▪服育Webサイト:https://www.fukuiku.net/
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