現在の新卒採用における問題
日本では戦前から新卒一括採用が主流ですが、近年その限界が露呈しつつあります。2023年卒の企業における採用充足率は81.3%と過去最低水準となり(※1)、半数を超える53.6%の企業が質か量かのいずれかに不満を持っています。特に39.5%の企業で「内定辞退の増加」が挙げられており、企業と学生間のミスマッチは深刻化しています。
インターネットが普及し学生が取れる選択肢が増加するに伴い、学生がもつスキルや価値観も多様化してきました。一方で新卒一括採用においては長期インターンや起業、留学、サークル、バイトなどは全て「ガクチカ」という括りで同等に扱われ、適切なマッチングの形を取れていません。そのため現代に合わせて企業の採用のあり方も変化させていく必要があり、企業の人材確保と学生の多様なキャリア形成のどちらをみても、新たな採用の形が求められています。
弊社はそんな現在の新卒採用に合わせた新しい採用の形を創造し、現代の「あたりまえ」をアップデートしていきます。
出典元:
※1)マイナビキャリアリサーチLab https://career-research.mynavi.jp/reserch/20221107_38894/
学生転職とは
『学生転職』は、実務経験のある学生とそうした人材を求める企業を繋ぐことを目的にしています。サービス名の由来は、学生の長期インターンや起業経験などを1社目と定義し、新卒を2社目と位置付けたことにあります。
本サービスでは、ビジネススキルや実務経験を培った学生を適正に評価し、一人一人を特別な人材としてより良い企業とマッチングする機会を促進します。企業側が求める多様な人材ニーズと、個々の学生の実力をミスマッチなく繋げることで、日本市場の成長加速につなげます。
特に長期インターンや起業経験を持つ学生に対し、入社時から幹部やマネジャー職で採用する形を作っていきます。これまでの新卒一括採用では、そうした実務経験が十分に評価されることがなく、入社後は同期と同様の立場からスタートしていました。学生転職ではスキルや経験のある学生が、その能力を最大限発揮できるよう環境や待遇を企業が準備することで、事業加速の最大化を実現します
『学生転職』ではそのような企業と学生双方の無駄なリードタイムをなくし、一人ひとりの人材価値を最大限引き出せる採用を実現します。
株式会社Make Cultureについて
日本には長い歴史の中で培われた素晴らしい伝統文化がある一方で、企業文化などの分野では、時代に合わせて再創造すべきものも多く存在します。
株式会社MakeCultureは、日本の”あたりまえ”の中にある本質的な課題を見つけ出し、新しい文化を再創造していくことを目指し設立されました。特徴として、大学生2名と社会人1名という異色の役員陣構成にあります。大学生はフレッシュな視点と最新のトレンドを持ち込み、一方の社会人は実務経験に裏打ちされた理論的思考を展開します。このように多角的な視点から”あたりまえ”に対して疑念を持ち、本質を見極めて参ります。
より良い文化を創造していくために、理想の”あたりまえ”の将来像を描きつつ、現状の本質的課題を常に考え続け、新しい”あたりまえ”を生み出して参ります。
関連URL :