今年の4月に、詩集『心の中から希望が切り離されないように』(合同出版)が刊行されました。
本書は、長年障害分野に携わってきたNPO法人日本障害者協議会代表/きょうされん専務理事の藤井克徳さんが、ロシアのウクライナ侵攻やガザの悲劇、命や人権を軽んじる動きに直面して、編みはじめた50編余の祈りと鎮魂の詩集です。
平和の尊さ、今だからこそ希望を抱き続けることの大切さが真っ直ぐに表現されています。
本イベントでは、著者の藤井克徳さんと、ゲストに、斎藤なを子さん(きょうされん理事長)、熊田佳代子さん(NHK放送文化研究所メディア研究所研究プロデューサー)、ブックハウスカフェの店長も加わり、詩集の朗読を交えながら、混沌とした今を考え、さまざまな視点から希望の明日を語り合います。
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出演者情報
藤井克徳さん(ふじい・かつのり)さん
1949年福井市生まれ。日本障害者協議会代表、日本障害フォーラム副代表、きょうされん専務理事。著書に、『障害者とともに働く』(岩波書店)、『わたしで最後にして』(合同出版)など多数。
斎藤なを子さん(さいとう・なをこ)さん
1959年生まれ。埼玉県さいたま市出身、日本女子大学 文学部 社会福祉学科卒業。大学在学中、旧与野市での、作業所作りの運動に関わる。1982年4月、大学卒業と同時に、無認可作業所の専従職員となる。現在、社会福祉法人鴻沼(こうぬま)福祉会 理事長。2019年5月より、きょうされん 理事長。
熊田佳代子(くまだ・かよこ)さん
東京都出身。NHKやCNN、民放で記者、プロデューサーを経て2023年よりNHK放送文化研究所メディア研究部研究プロデューサー。
NHKEテレ「ハートネットTV」をはじめ福祉関連番組を多数制作。解説委員兼務(福祉やジェンダー課題などを担当)。
<朗読>
高山 久美子(たかやま・くみこ)さん
フリーアナウンサー。主な出演番組 NHK「視覚障害ナビ・ラジオ」「高校講座・言語文化」「同・古典探求」(ラジオ第2)、NHK-FM「ベストオブクラシック」などを担当。
<総合司会>
増田一世(ますだ・かずよ)さん
公益社団法人やどかりの里 理事長。NPO法人日本障害者協議会常務理事。
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概要
本の街で心の目線を合わせる 第9回 朗読とトークの中に希望の灯を
■お申し込み:https://bookhousecafe.jp/event/content/1436
■日時: 2024年5月16日(木)18時30分~20時30分(開場は18時00分)
■登壇: 藤井克徳さん、斎藤なを子さん、熊田佳代子さん
■詩の朗読: 高山 久美子さん
■総合司会: 増田一世さん
■参加費: 1,000円 ※小学生は無料
■対象: 小学生~大人 ※小学生は保護者とご一緒にご参加ください。
■定員: 先着50名 (オンライン100名)
■場所: ブックハウスカフェ2F ひふみ
https://bookhousecafe.jp/#top-access
■手話通訳: 手話サークル 千代田区一麦会
■共催:
公益財団法人 共用品推進機構
合同出版
ブックハウスカフェ
★見逃し配信あります。イベント終了後、準備ができ次第、店舗・オンラインどちらのご参加者へも、お申込みのメールアドレス宛にご案内いたします(数日かかります)。視聴期間は1か月です。
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「本の街でこころの目線を合わせるトークイベント」とは
「本の街でこころの目線を合わせるトークイベント」通称「こころめ」。
当事者以外にはなかなか伝わらない
障害やその状況を抱えての暮らし。
そんな日常を、本を通じて発信する人たちがいます。
ブックハウスカフェでは、当事者や関わる人たちの話に耳を傾け、
障害について共に考えるイベントを開催いたします。
様々なトークゲストをお迎えし、「社会に暮らすこととは」を考えるきっかけ作りの一つに。
ぜひ、ふるってご参加ください。
X:https://twitter.com/kokorome_event
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ブックハウスカフェ
東京・神田神保町唯一の新刊のこどもの本専門店。約60坪の店内に約1万冊の絵本・児童書が並ぶ。大小2つのギャラリーでは原画などの展示を、またイベントも多数開催し、いつ来ても何かと出会えるお店。軽食なども楽しめるカフェとバーを併設。特に「絵本バー」は世界的にも珍しい。年齢・性別・職業・属性・国籍・宗教など問わず、多様な人たちが立ち寄るお店を目指す。
2020年から「絵本をあらゆる人と楽しみたい」という思いから生まれた、「あらゆる人」とは、「楽しむ」とは、などを考え続ける「ココロノホンダナ」という活動を行っている。
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