MUFG PARK は、「自分らしいQuality of Lifeを追求できる拠点」をコンセプトに、2023年6月に開園しました。
MUFG PARK内には、地域の方々が集い、交流し、つながってもらいたいという思いで一般社団法人まちライブラリーが運営するコミュニティライブラリー(私設図書館)「まちライブラリー」を設置しています。このたび、このまちライブラリーにある「タイムカプセル本箱」が、イタリアで開催された世界最大級のデザインコンペティションA’ Design Award and Competitionにてパッケージデザイン部門のBronze A’ Design Awardを受賞しました。
近年、図書館はどのようにして地域に開かれた存在になるかが課題と言われる中、「タイムカプセル本箱」はデザインのすばらしさのみならず、交流を生み出すコミュニケーションデザインの面で評価されました。
「タイムカプセル本箱」とは写真や手紙、こどもの成長記録や仲間との思い出など「“生活(いとなみ)” の記憶」を本型のタイムカプセルに入れて保管、まちライブラリーの本棚に1年単位でお預かりし、所蔵するサービスです。まちライブラリーでは、デザイン賞を受賞したこの「タイムカプセル本箱」に大切な思い出を入れてみたい方を引き続き募集しています。まちライブラリー@MUFG PARKで始まった「タイムカプセル本箱」は、今後全国各地のまちライブラリーでの展開も予定されています。
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地域・社会が進むチカラになる。
都心における貴重な自然環境の保全・継承、コミュニティの形成支援、レジリエントな社会(しなやかな強さを備えた社会)の創造など、次の世代に向けて私たちが向き合うべき地域・社会の課題はまだまだ多く存在します。MUFG PARKでは、地域との対話や社員の参画を通じて、課題解決に取り組むとともに、そこで培われるさまざまな経験(ノウハウ)や価値を、社会に向けて発信することで「地域・社会が進むチカラ」になります。
◎まちライブラリー
まちライブラリーとは、「本」を通して「人」と出会う私設の図書館。誰でもどこでも気軽にはじめられる「本」を通した活動です。
本棚を置く、あるいは本を囲んで集まるだけでもはじめられる活動として、2011年にはじまり、まちのカフェ、お店、商店街、自宅、オフィス、お寺、病院などから農場や銭湯といった場所までひろがっていきました。今では図書館や公共施設、商業施設、サービス付き高齢者住宅などにも広がり、多様な人たちがそれぞれの想いをもって展開する活動になってきています。日本のみならず、海外にも広がり、現在は1,100か所を超えるまちライブラリーが、思いもよらない本と人との出会いや人とのつながりのきっかけの場となっています。
▶️まちライブラリー https://machi-library.org/
◎「タイムカプセル本箱」
写真や手紙、こどもの成長記録や仲間との思い出など「“生活(いとなみ)” の記憶」を本型のタイムカプセルに入れて保管、まちライブラリーの本棚に1年単位でお預かりし所蔵しています。ご自身が設定した開封時にはイベントを開いてみんなで思い出をシェアすることもできます。未来の自分や大切な誰かに、時を超えて想いを届けることもできますし、節目節目に開陳することで何か新しい発見につながるのではないかと考えています。記録を残し記憶をよびおこす。その両方を行き来することができる「タイムカプセル本箱」に参加してみませんか。
▶️タイムカプセル本箱 https://machi-library.org/time-capsule/
◎A’ Design Award and Competition
A’ Design Award & Competitionは、最高のデザイン、デザインコンセプト、製品、サービスを選ぶ世界最大級のデザインコンペティションです。約100か国のデザイナーが参加しており、50を超える言語で応募を呼びかけています。ビジョンは、優れたデザイン、デザイナー、デザイン関連企業を紹介、宣伝、支持することで、そのデザインに携わった方々の将来の展望を広げること。デザインのクオリティと完成度の高さを表すバロメーターとして、世界的に認められています。
▶️https://competition.adesignaward.com/gooddesign.php?ID=159397
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