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2024年8月2日（金）より、YOSHIKIが6日間10公演のディナーショー『EVENING / BREAKFAST with YOSHIKI 2024 in TOKYO JAPAN』をグランドハイアット東京で開催することが、5月17日（金）記者会見にて発表された。

ディナーショーのチケットは毎年発売と同時に即ソールドアウトしてしまうことで知られている。昨年も1次先行受付開始直後から応募が殺到し、激しい争奪戦が繰り広げられたことから、今回も“入手困難な幻のプラチナチケット”となることが予想される。さらに、今年は通常のチケットに加えて、プレミアチケットの要望が多くのファンから寄せられたため、ステージ前方テーブルの確保やプロカメラマンによるYOSHIKIとの写真撮影（※本人に直接会うことになるため、セキュリティ上の事前審査あり）などの特典が付くディナーショー史上最高額となる「VIP Premium パッケージ」も1席30万円にて座席数限定で用意されている。

チケット受付は、本日17日（金）15:00より楽天カードYOSHIKIカード1次先行を開始、5月27日より同カード2次先行に続き、順次YOSHIKI VISA/Mastercardや、YOSHIKI mobile、新サービス「YOSHIKI＋」、YOSHIKI CHANNEL、さらに海外居住者向けや、TEAM YOSHIKIなどの各種先行が開始される。

YOSHIKIのディナーショーは今年10周年を迎える。2014年に始まって以来、これまでに75公演を行っている。この場でしか味わえない演奏やトークに加えて、すべてYOSHIKIによってプロデュースされた料理が堪能でき、お土産にはYOSHIKIワインをはじめ豪華な品が用意される。他にも、YOSHIKIMONOのファッションショーや可憐なバレエダンサーとのコラボレーション、YOSHIKIの私物を落札できるチャリティーオークション、そしてyoshikittyとの共演など、さまざまなパフォーマンスでファンを魅了し続けている。そして、YOSHIKI本人による客席の練り歩きや直接プレゼントを渡せるカーテンコールなど、活躍の場を世界中に拡げているYOSHIKIと至近距離まで近づける貴重な機会も設けられ、まさに“世界一豪華なディナーショー”として今年も注目が集まることは間違いない。

今年YOSHIKIは楽曲制作および、医師の指導により自身の療養期間にあてるなどの理由から、昨年まで秋に行われてきたクラシカルコンサートは実施せず、本ディナーショーが今年における最後の単独公演となる予定。

なお、4月下旬に体調を崩し、都内の病院に入院していたYOSHIKIにとって、この会見は復帰後初の公の場となった。会見でYOSHIKIは、帰国後倒れてしまったことの他、自力では眠れない体になってしまったことも報告。そして「医師により、極度の疲労とストレスによる『全身倦怠感と睡眠障害』と診断されました。さらに入院中に『栄養失調』であることもわかりましたが、たくさんの医師のおかげで現在体調は回復に向かっています。本来は一度芸術活動から離れることが望ましいが、それもまたストレスを感じてしまうので、適度に休養を取りながらであればとの医師からの忠告のもと、少しずつ活動を再開することにしました。」など、自身の体調についても報告。入院中のエピソードとして、病室にサイレンサーピアノを置くことができないかと相談したが、入院している意味がないと言われたことを明かし、その場に参加していた記者を笑わせた。

昨年秋には、自身初の監督作品映画『YOSHIKI：UNDER THE SKY』の世界各国での公開や、日英米でのクラシカルワールドツアーを開催。11月には、THE LAST ROCKSTARSとして有明アリーナで3日間にわたるライブを開催し、年末には大型音楽特番やNHK紅白歌合戦などのメディア出演も行った。2024年に入ると、1月には米チャイニーズ・シアターにて自身の手形・足形刻印完成披露式典、2月にはミラノファッションウィーク2024/25 秋冬にて自身の手がけるハイファッションブランド「MAISON YOSHIKI PARIS」のデビュー。さらに先月は、大谷翔平選手と山本由伸選手の本拠地であるドジャー・スタジアムにて、米国国歌の生演奏を行うなど、世界中を飛び回りながら、過密スケジュールをこなしていた。

ドジャー・スタジアムでの演奏の話題になると「大谷選手と山本選手からは、サイン入りユニフォームをもらって、試合も最後まで観戦しました。テレビカメラが何度も僕を抜いてくるので、そのたびにユニフォームを見せていました。」というエピソードを話し、会場を沸かせた。

そして、ディナーショーについては「大きなアリーナやスタジアムとかではない、限りがあるステージだからこそできる、特別な体験をお届けできればと思っています。新曲やファッションの新作発表など、僕はいつもディナーショーの中でチャレンジを試みています。ワインやシャンパンをはじめとするディナーの部分に加えて、ファッションなど、クラシックな面からロックな面まで、総合的にいろいろな体験ができるショーを楽しんでほしい。今年も素敵なショーができるように、まずは当日までに倒れないよう、ペース配分を考えながらしっかり準備をして迎えたいと思います。」と意気込みを語った。

フォトセッションでは、実際にYOSHIKIがディナーを試食する場面も。生食レポの感想を求められると「急に血糖値が上がった感じ（笑）」と笑顔を見せた。

また、同会見内では、新しくスタートする革新的ファンコミュニティー「YOSHIKI+（PLUS）」に関する情報も発表となった。入手困難なコンサートチケットの優先予約などに加え、AIやYOSHIKI CHANNELを活用した体験コンテンツを提供するサービスとなる予定で、7月1日よりサービス開始となる。それに伴い、これまでの22年続いたサービスである「YOSHIKI mobile」は8月末をもってサービスが終了するが、会員は本日より「YOSHIKI+（PLUS）」のサービス開始に先行してステータスを引き継ぐ形での仮登録が可能となる。「YOSHIKI ｍobile」の会員ステータス（ultra/diamond/platinum/gold）毎に最大YOSHIKI＋PREMIUM会員費6ヶ月間無料など、「YOSHIKI mobile」からの移行で、YOSHIKI＋での特別特典を受ける事ができる。なお、「YOSHIKI+（PLUS）」の仮登録で、5月30日(木)12:00～6月9日(日) 23:59までの期間、ディナーショーの先行申し込みをすることができる。

さらに、YOSHIKI率いるスーパーバンド「THE LAST ROCKSTARS」の公演に関する発表も行われた。2024年8月29日にYouTubeシアターで予定されていたロサンゼルス公演はスケジュールの都合で中止が決定となったが、2025年春にはワールドツアーを計画しており、日本、アジア、北米、そして中南米やヨーロッパでの開催も検討されている。

会見の最後には、今年の7月（予定）より、X JAPANとYOSHIKIの各楽曲が海外の主要プラットフォームにて順次配信されることについても言及された。今後より多くの世界中のファンが、YOSHIKIの音楽を身近な形で楽しめるようになる。

そして、YOSHIKIをモデルとしたサンリオキャラクターであるyoshikittyが、JAPAN HOUSEロサンゼルスからの依頼を受け、米ハリウッドで開催される展示会にて海外公式初披露されたことも発表された。YOSHIKIは、2023年に日本の外務省によってJAPAN HOUSEロサンゼルスの唯一の公式アドバイザーに任命されており、2018年のグランドオープニングでのパフォーマンス以来、文化プロジェクトに携わっている。展示はyoshikittyのアメリカデビューを記念して、2024年5月16日から8月31日まで期間限定で行われる。