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たった10分、子どもとの対話で一生使える「思考力」が鍛えられる!
AI時代の今こそ「本質を考える力」が必要とされています。
教育界を牽引する哲学者が自らの経験をもとに届ける「親子で哲学対話」。
きっかけは、娘の一言「わたし、学校やめる」。
親として哲学者として、そして教育学者として、人生に悩む娘と向き合った時間を振り返りながら
「本質を考える」哲学対話の真髄を伝えます。
今、家庭や学級でも実践する人が増えてきています。
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親子でこの問いに答えてみる
□仕返しは悪いこと?
□勉強するのはなんのため?
□よい社会とは?
□優しさって?
□神様の神様はだれ?
□友達ってなに?
□恥ずかしさとは?
子どもは親が思う以上に、
悩んでいます。考えています。
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哲学対話で何が得られる?
「哲学対話」とは対話によって「共通了解」を探すトレーニング。
ほかにもさまざまなメリットを実感できます。
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目次
はじめに
第1章 本質観取って何? 哲学対話で「本質」を問う「本質」なんてあるの?
第2章 本質観取のやり方
第3章 親子で哲学対話 本質をめぐる20の物語
コラム① 「親子で哲学対話」のはじめ方
コラム② 「不登校」について思うこと
コラム③ 本質観取を体験してみよう
あとがき
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著者略歴
苫野一徳 (とまの・いっとく)
哲学者・教育学者。熊本大学大学院教育学研究科准教授。2児の父。 早稲田大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。 経済産業省「産業構造審議会」委員、熊本市教育委員のほか、全国の多くの自治体・学校等のアドバイザーを歴任。 主な著書に、『子どもの頃から哲学者』(大和書房)『勉強するのは何のため?』(日本評論社)『どのような教育が「よい」教育か』(講談社選書メチエ)『教育の力』(講談社現代新書)『はじめての哲学的思考』(ちくまプリマー新書)『「自由」はいかに可能か』(NHKブックス)『「学校」をつくり直す』(河出新書)『ほんとうの道徳』(トランスビュー)『愛』(講談社現代新書)『NHK100分de名著 苫野一徳特別授業 ルソー「社会契約論」』(NHK出版)『未来のきみを変える読書術』(ちくまQブックス)『学問としての教育学』(日本評論社)『『エミール』を読む』(岩波書店)など。
苫野一徳Blog: http://ittokutomano.blogspot.jp/ Twitter: @ittokutomano
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書籍概要
書名 :親子で哲学対話 10分からはじめる「本質を考える」レッスン
著者 :苫野 一徳
発売日:2024年5月18日
判型 :四六判
頁数 :192ページ
定価 :1,650円(税込)
発行元:株式会社大和書房 https://www.daiwashobo.co.jp
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